やりたい仕事がない人へすぐできる仕事の見つけ方7選
「今なんとなく働いてはいるもののとくにやりたい仕事というわけではない」
「かといって他にやりたい仕事がない。」
実は大半の人がそんなことを思いつつ仕事をしています。
『とくに好きな仕事をしているわけではない』人は6割というデータもあります。
マイナビニュース調べ「マイナビニュース会員のうち男女495名に、今就いている仕事は好きなことかどうか聞いてみた。」
Q.今、好きなことを仕事にしていますか?
はい 39.8%
参考記事:好きなことを仕事にしている人は4割 – 「国際関係」「あら探しが好き」
いいえ 60.2%
とはいえ起きている時間の8割近くを費やしている仕事ですので、やりたくない仕事よりできれば「やりたい仕事」「好きな仕事」に就きたいですよね。
この記事でやりたい仕事がない、見つからないという人へ、やりたい仕事を見つける方法7選をご紹介します。
一度きりの人生、やりたい仕事をしたいよな。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
実は「やりたい仕事がない!」のが普通
「働かざるもの食うべからず」のことわざどおり、大半の人は生活のために働いています。
生活するための仕事は楽しむものではないので、やりたくないと感じるのも自然なことです。
そもそも「やりたい仕事」とは?
子どもの頃から憧れていた仕事だとか、天職と思えるほど好きな仕事だからと、仕事が楽しくて仕方がないといった人もいますが、それは残念ながら少数派です。
憧れていた仕事がない人や、天職と出会えていないと感じる人が、「やりたい仕事」を見つけるためにはどうしたらよいのでしょうか。
やりたい仕事というのは、言い換えれば「好きな仕事」「やりがいのある仕事」ということです。
- 好きなことを仕事にする
- やりがいのある仕事を見つける
この2つがやりたい仕事を見つけることにつながります。
やりたい仕事が見つからない6つの原因
あなたにも好きなことや得意なことはあるはずです。
それが「仕事」となると、何をやったらいいのか、自分にはどんな仕事が合っているのか、わからなくなってしまうんですよね。
どうして「やりたい仕事がない」「やりたい仕事が見つけられない」のか、その原因について解説します。
自己分析ができていない
「やりたい仕事がない」という人は、自己分析ができていないことがほとんどです。
仕事における自分の強みが何かわからないので、やりたい仕事もわからないのです。
自分の強みやアピールポイントがわからないまま漠然とやりたくない仕事を続けていると、自己評価の低下・自信喪失につながるので要注意です。
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将来へのライフプランがない
将来こうなりたい、こういう人生を送りたい、といったライフプランは言いかえれば「人生の目標」になります。
明確な人生目標をもっている人は前向きで向上心があり、粘り強く成し遂げる力があります。
人生の目標がなければ自分の「やりたい仕事」見つからないぞ
- 将来どんなビジネスパーソンになりたいのか
- どんな家族を持ちたいのか
- マイホームはどうするのか
- 老後はどんな生活をしたいのか
たとえ今はやりたくない仕事で働いていたとしても、「人生の目標」やりたい仕事で働くためのステップだと思えば、努力し続けることもできるものです。
反対に人生目標がない人は、日々生活するために働くだけです。やりたい仕事をして生き生き働くという姿からは程遠いでしょう。
どんな仕事があるのか他を知らない
やりたいことはあるけれど、それを仕事にする方法がわからないという人もいます。
どんな仕事があるか徹底的に調べたことがないから「やりたい仕事がない」そんな人もいます。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(厚生労働省)が出している「職業名索引」によると、職業名の数は17,209もあります。
参考サイト 第4回改訂厚生労働省編職業分類職業名索引
すべての職業名・仕事の内容を理解するのは無理ですが、これだけ職業があるわけですから、あなたが興味のある仕事も見つけられそうだと思いませんか?
まわりの目や世間体を気にし過ぎている
本当はやりたいことがあるのに、まわりの目や世間体を気にしてそれを仕事にできない人もいます。
家族に反対されている人もいるでしょう。
親に敷かれたレールから外れることを恐れている人もいるでしょう。
身近な人を心配させたくないという気持ちも理解できますが、働くのはあなた自身です。
あなたがやりたい仕事で、楽しく働けることの方が大切ではないでしょうか。
これは子供に人気の職業ランキングです。
順位 | 職業 |
---|---|
1位 | Youtuber |
2位 | プロスポーツ選手 |
3位 | 警察官 |
4位 | 外交官 |
5位 | イラストレーター |
6位 | 声優 |
7位 | 司書 |
8位 | 医師 |
9位 | 美容師 |
10位 | パティシエ |
参考記事 13歳のハローワーク人気職業ランキング
大人のみなさんも本当はやってみたい仕事があるけど世間体から諦めていませんか?
転職の失敗を恐れている
「やりたい仕事だと思って転職したのに実はキツイ・イメージと違った」と転職失敗を心配して「やりたい仕事探し」をしない人もいます。
転職活動自体を面倒と考える人もいるでしょう。仕事はつまらないものと諦め、現状維持で我慢しているのです。
確かに安易な転職は自分の首をしめることになりかねません。
満足度の高い転職をするために、今は様々な転職方法があることをまず知ることから始めましょう。
「やりたい仕事」を探すために動かないといけません。
やりたいことが多すぎて決められない
あれも好き、これも得意と、やりたいことが多すぎて1つに決められず結局「やりたい仕事がない」人もいます。
なんでも上手にこなすことができる、器用貧乏タイプにこういう人が多いです。
「なんでもできる」=「なんでもいい」わけではありません。
やはりしっかり自己分析をして、何が一番得意か、一番の強みを見つけるべきです。
やりたい仕事を見つける方法7選!
「やりたい仕事がわからない」、「やりたい仕事がない」人も、安心してください。
やりたい仕事を見つけられる方法を7つご紹介します!
まだやったことがない方法があれば、ぜひ実践してみてください。きっと新しい「気づき」があるはずですよ。
自己分析ツールを利用しよう
自分にどういった適正があるのか、なにが好きでなにが得意なのか、まずは自己分析をしてみましょう。
新卒の就職活動でもやったことがあると思いますが、実際に働いたからこそ生まれた価値観・考え方に基づいた自己分析を再度行うことによって、社会人としてのあなた自身が見えてくるでしょう。
大手人材会社の「doda」や「リクルート」が運営している診断ツールでは無料で自己分析診断ができます。
診断結果から適職を紹介してくれたり、期待できる年収を教えてくれるものもありますよ。
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自分はどうなりたいのか?「人生目標」を書き出そう
将来こうなっていたいというライフプランとなる人生目標を書きだしてみましょう。
何も考えず、こうなりたいという夢や希望を箇条書きにするのです。
今からでは無理なこともあるかもしれません。
しかし今からでも十分叶えることができる夢もあるはずです。
その人生目標を叶えるためにはどうしたらいいのか考え、必要な条件に適った仕事を探してみましょう。
「自分ができること」「楽しかったこと」「好きなこと」を考えてみよう
自分が好きなこと、得意なこと、夢中になれることを書きだしてみましょう。
趣味でもいいですが、これまでやってきた仕事の中でも、これは楽しかった、好きだったと思える仕事もあったはずです。
例えば「データ分析が楽しかった」「人前で資料説明するのが楽しかった」といった具合にです。
それはあなたのアピールポイントです。
実際の転職活動でも積極的にアピールしていくべきことなので、自信をもって書きだしてみましょう。
「やりたくない仕事」を書きだしてみよう
「やりたい仕事」はわからなくても、「やりたくない仕事」ならいくらでも出てくるのではないでしょうか。
やりたくない仕事を書きだして、消去法でやりたい仕事を探してみるのも一つの方法です。
絶対にやりたくない仕事、条件がよければまぁやってみてもいい仕事など、「やりたくない度」に順位をつけると、自分の仕事に対するこだわりがより明確になるので、満足度の高い仕事を見つけやすくなります。
どんな職業があるのか調べてみよう
転職サイトをざっと眺めてみるだけでも、いろんな職業があることがわかります。
しかし転職サイトに掲載されているのは求人がある職業だけです。
それ以外の、日本に存在するあらゆる職業について調べることができるサイトがあります。
職業情報サイト「キャリアガーデン」
キャリアガーデンは医療系、金融・コンサル系といったジャンルからだけでなく、「夢の実現をサポートする仕事」「自分の声を活かす仕事」といった独特な切り口でも仕事を探すことができます。
各ジャンルの年収データもあるので、稼げる業界・業種を探すこともできます。
「13歳のハローワーク」
中高生のための、と謳っていますが、これから就職する新卒や転職希望者にとっても有意義なサイトです。
「音楽が好き」「アウトドアライフが好き」「テレビゲームが好き」といった、好きなことから仕事を探すことができます。
ゲーム一つとっても、ゲームクリエイター、ゲームサウンドクリエイター、ゲームシナリオライター等と、複数の職業があることがわかります。
もし、日本でやりたい仕事が見つからなければ、海外に目を向けるという手もあります。
同じ仕事であっても、海外でならやってみたいと興味がわくこともあるでしょう。
やりたいことに優先順位をつけよう
やりたいことが多すぎて1つに絞れない場合は、やりたいことに優先順位をつけましょう。
そのうちやりたいこと、いつかやりたいことは横に置いておいて、今やりたいこと、今でなければやれないことを最優先にして考えましょう。
どれもあなたにとってやりたいことですから、どれを選んでもやりがいのある「やりたい仕事」になることでしょう。
「やりたい仕事」探すために積極的に活動
「せっかく転職したのに、新しい職場もやりたい仕事ではなかったら?」と不安になる気持ちもわかります。
しかし人生の大半を費やして「やりたくない仕事」で働き続けることと、1度や2度の転職失敗と、どちらがやり直せるかといえば転職失敗の方ですよね。失敗しても、失敗した原因を把握し次にいかせばいいだけのことです。
もちろん転職だけではなく、部署異動でも、社内の新規プロジェクトへの立候補でもかまいません。
まずは「やりたい仕事」探すために積極的に活動しましょう。
「やりたい仕事」より「できる仕事」を選んだ方が良いこともあります
「やりたい仕事」の見つけ方についてご紹介してきましたが、「やりたいこと」より「できること」から仕事探しをした方が良い場合もあります。
「やりたい仕事」はあなたにとって「できる仕事」でもあることがほとんどだからです。
自分の人生経験から考えてみる
漫画を読むのは好きだけど、漫画家になれるかといえば難しいですよね。
たくさん漫画を読んで、よりよい作品にするために漫画家にアドバイスができそうなら、漫画編集者を目指すことが向いているかもしれません。
あなたにできることは何でしょうか。
好きなことにこだわらず、自分がこれまで経験してきたことは何か、という視点から仕事を探すと、やりたい仕事がない人も「やりがいのあるやりたい仕事」にたどり着けることもあるのです。
資格取得をしてみる
今、できることがなくても、将来役に立つスキルや資格を身につけることから始めるのも手です。
趣味をつきつめて専門家になるのも良いでしょう。
自分が将来どうなりたいか、から逆算して、取得しておくべき資格を選ぶこともできます。
その資格を取得するための経験・知識を得ることができる仕事にチャレンジしてみるのもありですよ。
それでも「やりたい仕事がない!」そんな場合は
これまで紹介してきた「やりたい仕事の見つけ方」を実践したけど、「やっぱりやりたい仕事が見つからない」「やりたい仕事がない」という人もいると思います。
そういう場合の解決方法についてご紹介します。
今の仕事にやりがいを見つけるのもアリ
無理に他の仕事を探さず、今の仕事にやりがいを見つけるのも「やりたい仕事」にするのも方法です。
「今の仕事はつまらない」という先入観を捨て、今の仕事の中で挑戦できることを探してみましょう。
改善点や、自動化できる点はありませんか?
自分で見つけられなければ、上司に相談してみるのも良いでしょう。
チャレンジできることが見つかると、やりがいも出てきます。
自分より少し優れたライバルを見つけるのも、今の仕事にハリをもたせるのに有効です。
その人に追いつけ、追い越せと努力することにより、自分の成長を感じることができれば、仕事にやりがいも生まれるでしょう。
転職のプロに相談してみよう
自己分析も仕事探しも、一人の力では限界があります。
自分一人で探しても「やりたい仕事がない!」と満足のいく成果が出なかった場合は、プロの手を借りましょう。
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自分で仕事を探す必要はなく、転職のプロの目からあなたの適性を見極め、あなたに合った仕事を紹介してもらえます。
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