【自分に合った仕事の見つけ方】今の仕事が合ってないと感じている人へ

自分に合った仕事

「自分に合った仕事がわからない」

「自分はこの仕事に向いていない」

と言う人には今までたくさん出会ったことがありますが、「今の仕事が自分に合っている」と言う人は少数派です。

ではどうやったら自分に合った仕事を見つけることができるのでしょうか?

ぜひ「自分に合った仕事」を見つけるときの参考にしてください。

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この記事の監修者
転職コンサル山田
コンサル山田

「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。

自分に合った仕事ってどんな仕事?

自分に合った仕事とは?

そもそも「自分に合った仕事」とはどんな仕事なのでしょうか?

ここでは、

  • 好きなことが自分に合った仕事とは限らない
  • 自分に合った仕事が一つとは限らない
  • 100%自分に合った仕事はおそらく無い

というポイントから「自分に合った仕事」について解説します。

好きなことが自分に合った仕事とは限らない

好きなことを仕事にしても、それが充実感あふれる「自分に合った仕事」になるとは限りません。

  • 旅行が好きだから旅行会社で働きたい
  • 投資が好きだから証券会社で働きたい

どんなに好きなことでも、それを企業が事業として行うとなると、利益をあげることや顧客の満足度が優先となるので、好きという気持ちと現実の間にギャップが生まれることがあります。

ギャップが大きくなると、自分の好きなことであるだけにより強くストレスを感じてしまいます。

また好きだからと言って、そのことが得意であるとは限りません。

極端な例ですが、テニスが好きでも、人並外れた才能と努力なしにプロのテニス選手になることはできません。

多くの人にとって、好きなことイコール自分に合った仕事ではないのです。

むしろスキルや得意なことを活かせる仕事の方が充実感を得易いので「自分に合っている」と言えます。

好きなことにこだわらず、自分が得意なことや周りから「すごいね」と褒めらることを考慮して見つけた仕事の方が「自分に合った仕事」になる可能性大です。

自分に合った仕事が一つとは限らない

自分に合った仕事を「天職」と呼ぶこともあります。

天職というと、この世にある仕事の中で「たった一つの自分に合った仕事」というイメージを持ちがちです。

でも、「自分に合った仕事」というのは一つとは限りません。

例えば、人にわかりやすく教えるのが得意な人なら学校の教師や塾の講師だけでなく

  • 企業の人事部で社員教育に携わる仕事
  • 営業職
  • コンサルタント職

など他の仕事も向いている可能性があります。

自分に合った仕事は複数あると思うことで、自分に合った仕事が見つかりやすくなるかもしれません。

100%自分に合った仕事はおそらく無い

何から何まで100%自分にピッタリ合った仕事というのは恐らく無いでしょう。

「満足できない部分もあるけれど、仕事にやりがいを感じて充実している」というレベルなら、十分に「自分に合った仕事」と言えます。

誰にでも仕事に求めることがあり、それは人によって異なります。

仕事に求めることの中で、これだけは妥協できないという部分が満たされていればOKと考えれば、「自分に合った仕事」の種類に関して幅が広がります。

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今の仕事は自分に合っているのか?

今の仕事は自分に合っているの?

「自分に合った仕事」を探し始める前に、まずは、今の仕事が自分に合っているかどうか確認することをおすすめします。

チェックポイントは以下の4つです。

  1. 自分が仕事に求めることを満たしているか?
  2. やりがいを感じているか?
  3. 辛いことがあっても嫌にならないか?
  4. 仕事は評価されているか?

チェックした結果、今の仕事が「どうも自分には合っていないようだ」ということであれば、転職を考えるのもアリかもしれません。

自分が仕事に求めることを満たしているか?

仕事に求めていることが満たされていると、「この仕事は自分に合っている」と感じる傾向にあります。

まずは、自分が仕事で一番重視していることは何なのか整理してみましょう。

  • 仕事のやりがい
  • 給与
  • ワークライフバランス
  • 営業などの成績で一番をとる
  • 早く昇進する

など色々あるでしょう、

一つを選ぶのは難しいかもしれませんが、自分が5年後、10年後にどんな人間になっていたいかを思い描いてみると、具体的に見えてくるはずです。

やりがいを感じているか?

仕事にやりがいを感じることができていれば、その仕事は「自分に合った仕事」である可能性大です。

アメリカで行われた研究結果によると、多くの人は

  1. 様々なスキルや能力を求められる仕事
  2. 全工程に関われる仕事
  3. 周囲や社会に貢献できる仕事

の中から最低一つと

  • 裁量が与えられている仕事
  • フィードバックがある仕事

という要素が揃うと、仕事にやりがいを感じることができます。

ただしこれらの要素は一つの仕事を長く経験していくうちに見つかるものなので、仕事を始めてから数ヶ月ではやりがいを感じることは難しいことも。

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参考文献

辛いことがあっても嫌にならないか?

「自分に合った仕事」なら、辛いことがあっても嫌にならないことが多いのでは。

失敗をしたり、実績をあげられない状態が続いても、なんとかして改善しようと仕事にポジティブに取り組めているのなら、その仕事は自分にあっている可能性が高いです。

ただし、これは仕事で失敗や低迷を経験していないと、なかなか実感できません。

なので、やりがいのある仕事と同様に、仕事を始めて数ヶ月ではわからないかもしれません。

そういう場合は、失敗を恐れずに仕事に積極的に取り組むところからスタートしましょう。

仕事は評価されているか?

努力が苦にならないだけでなく、その結果として成果をあげることができると、さらに充実感が増して「この仕事は自分にあっている」と思えるようになります。

どんなに仕事にポジティブに取り組めていても、結果が評価されないでいると、だんだんモチベーションが下がり、やがて「この仕事は自分にあっていないのでは」と感じてしまうことも。

ただし、この点についても、仕事を始めてすぐに結果を出すことは難しいので、しばらくの間はわからないかもしれません。

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自分に合った仕事を探す前に知っておきたい大切なこと

自分に合った仕事を探す前に

誰でも、転職するなら「自分に合った仕事」にしたいと考えます。

ここでは「自分にあった仕事」を探す前に、これだけは知っておいてほしい4つのポイントを紹介します。

  • 自分の強みを知った上で仕事を探す
  • 過去の経験を活かせる仕事にこだわらない
  • 仕事に求めることを整理して優先順位をつける
  • 職種が自分に合っていても会社の社風が合わないことがある

自分の強みを知った上で仕事を探す

自分の強みを知ると、自分に合った仕事を見つけやすくなります。

マーケターで株式会社刀代表取締役CEOの森岡毅さんは「自分の強み」について以下のように述べています。

自分が好きなこと、得意なこと、やってうまくいったことの中に必ずあります。好きなことの中に成功体験があり、成功体験をたどっていくと自分の強みが見えてくる。成功しているということは強みが生きているということだからです。

引用 森岡毅氏が全就活生に送る、「働くこととは、キャリアとは何か?」ダイアモンドオンライン)

そして、森岡さんは、自分の強みを「動詞」の形で50〜100個書き出して見ることを勧めています。

書き出した強みは

  • Thinking思考タイプ → 研究職やコンサルタント向き
  • Communicationコミュニケーションタイプ → 営業職やPR職向き
  • Leadershipリーダータイプ → 経営者や管理職向き

に分類して、自分に合っている仕事を見つけるのに役立てる、ということです。

【参考サイト】

著:森岡 毅
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過去の経験を活かせる仕事にこだわらない

  • 大学で経済学を学んだからそれを活かせる仕事
  • 事務職としての経験を活かせる仕事

など仕事を探す時には過去の経験を活かすことに拘りがちです。

自分の強みを見つけてそれを活かせる仕事を見つけると良い、と言いましたが、過去の経験イコール自分の強みとは限りません。

前職が自分に合っていないという理由で転職活動をしているのなら、尚更です。

これまで積み重ねてきた経験は、仕事探しに活かすのではなく、実際に仕事に就いたときに様々な場面で活かせる可能性があるものと割り切ることをおすすめします。

仕事に求めることを整理して優先順位をつける

自分に合った仕事を見つけるときは、仕事に求めることを整理して優先順位をつけましょう。

例えば、残業が少ないことはそれほど重要視していないのに、残業が少ない仕事に就いても「この仕事は自分に合っている」という実感を得にくくなります。

仕事に求めるのは、ワークライフバランスなのか、高い給料なのか、やりがいなのか、リストアップして、大切な順に順番を決めましょう。

そして、順番が上(できれば1番)の仕事に求めることを満たす仕事を見つけてください。

職種が自分に合っていても会社の社風が合わないことがある

自分に合った仕事を探すのと同様に、自分に合った社風の会社を見つけることも大切です。

例えば、営業職の仕事が合っているけれど、バリバリと営業活動するタイプなので、おっとりした社風の会社だと浮いてしまう、というようなケースがあるからです。

転職を決める前に、転職を希望している会社で実際に働いている人の話を聞いたり、口コミサイトで情報を収集して、社風を確認しておくことをおすすめします。

転職エージェントを利用して転職活動している人なら、専任アドバイザーから応募企業の社風について情報を教えてもらうことができます。

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自分に合った仕事の見つけ方

自分に合った仕事を見つけるときは、第3者の目で客観的に見てもらうことが重要です。

一人で考えると、どうしても思い込みがあったり、気がつかないところが出てきます。

絶対に正しいという訳ではありませんが、第3者の客観的な意見は、自分で見落としていた点、まだ足りない点を気づかせてくれるので、大変に参考になります。

ここでは、自分にあった仕事の見つけ方として、

  • 適職診断ツール
  • 転職エージェント

を利用する方法を紹介します。

適職診断ツールを参考にして見つける

大手人材サービス会社のサイトでは適職診断ツールを提供しているので、ぜひオンラインで診断を受けてみましょう。

会員登録しなくても受けられるものもありますし、自分に合っている仕事だけでなく、適正年収や自分の強みまで診断してくれるものもあります。

無料なので気軽に受けることができます。「自分に合った仕事がわからない」時に、これらの適職診断による結果が悩みを解決するヒントになるはずです。

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転職エージェントを利用して見つける

もう一つの「自分に合った仕事」を見つける方法は転職エージェントを利用する見つけ方です。

転職エージェントに登録すると、専任のアドバイザーから転職活動をサポートしてもらえます。

転職エージェントの役割
転職エージェントの役割について

アドバイザーは、利用者とのカウンセリングを通して、プロの目で適性や合っている仕事を見極めるのをお手伝いしてくれます。

転職エージェントも無料で利用できるので、気軽に利用してください。

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自分に合った仕事に関してのよくある質問

自分に合った仕事に関するよくある質問をまとめました。自分に合った仕事についての疑問、質問のある方はぜひご覧になってください。

自分に合っている仕事ってどういう仕事のことですか?

仕事にやりがいを感じられるならば、満足できない部分が多少あっても「自分に合った仕事」と考えて良いです。そういう仕事は一つではない可能性もあります。
望むことが全て叶えられている仕事は滅多にありません。また、好きなことを仕事にしても、やりがいを感じられなければ自分に合った仕事とは言えません。

今の仕事が自分に合っているのかわかる方法はありますか?

今の仕事が自分に合っているかどうかは4つのチェックポイントで判断可能です。①仕事で1番重視していることが満たされている②「やりがい」がある③辛くてもポジティブに取り組める④仕事が評価されている
全てのポイントがOKならば、今の仕事はあなたに合っている可能性が高いです。

自分に合った仕事を探すオススメの方法はありますか?

自分であれこれと考えるよりも、第3者に客観的に判断してもらう方が参考になります。信頼できる人に相談するのも良いですが、大手人材サービス会社のサイトで適職診断をしてみたり、転職エージェントに相談するものオススメです。

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自分に合った仕事について まとめ

「自分に合っている仕事がわからない」という人は、まず、自分にはどんな強みがあるのか見極めましょう。

好きなことよりも、自分の強みを活かせる仕事の方が「自分に合っている仕事」の可能性が高いです。

自分にはどんな強みがあるのかわからない、という人は、転職診断ツールを参考にしたり、転職エージェントを利用して見つけてください。

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この記事の監修者

「エーマッチ」編集長。
コンサル・マーケティング会社経営者で自らも7回もの転職経験者。
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