【仕事が続かない8つの原因】今度こそ長続きさせる!正しい対処法について
仕事が続かない、転職してもすぐ仕事を辞めてしまう…。
こちらのページにたどり着いたあなたは、仕事が続かないことをお悩みかもしれませんね。
仕事が長続きせず、すぐ辞めてしまう人は実は少なくありません。が、一般的に仕事が続かないことはどうしてもマイナスなイメージになりがちです。
今回は、仕事が続かない原因を分析し、どうすれば長く勤められるか、その対処法をご紹介します。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
仕事が続かない人にありがちな8つの「原因」
仕事が続かない理由はいろいろとありますが、個々ではありがちな原因を8つと、ちょっとした対処法を紹介します。
人間関係のストレス コミュニケーション不足が原因かも
会社にはいろいろな人がいます。
誰とでも何も苦痛を感じずに、コミュニケーションがとれる人は少ないでしょう。職場に一人は苦手な人がいるものです。
仕事が続かない人は、苦手な人とコミュニケーションが上手くとれていないことが多いです。
苦手な人がいるだけで居心地が悪く感じ、最終的には仕事を辞めてしまうことも。
人間関係を良くするために、苦手な人とも積極的に話しましょうとは言いません。
仕事の相談や報告など最低限の会話をするように意識するだけでも、人間関係は良くなります。人間関係にストレスを感じる人は「笑顔で挨拶をする」などちょっとした会話や行動を心がけてみましょう。
ただ働きたくない!モチベーション「0」
仕事へのモチベーションが低い人はどうしても仕事が続かない傾向にあります。
仕事にやりがいを感じなかったり、仕事をする目的が明確でなかったりする場合は、仕事をすること自体に意味を感じません。
今の会社を選んだ理由など原点に戻ることで、仕事をする意味を見つけられる可能性があります。
また、欲しいものや行きたい場所などがあると、仕事をする目的にもなるので、そういったものを見つけることで、仕事のモチベーションを上げるということも一つの方法です。どうしてもモチベーションが上がらない場合は、仕事が合っていない可能性もあるので、転職を検討しても良いかもしれません。
高すぎる理想と現実のギャップ
「もっといろいろな仕事をしたいのに、仕事を任せてもらえない」
「就職前に説明されたことと任される仕事内容が違う」
など、自分が理想とする姿と現実のギャップが大きすぎて、受け入れられないことがあるかもしれません。
自分のやりたいことを会社が任せてくれない…と思い込み、なぜ任せてもらえないかを考えられないと、モチベーションが保てず仕事を続けることが難しくなります。
理想の自分になるためには、まず現実を受け入れ、どうすればステップアップできるのか常に考えるように心掛けていきましょう。
自信がない…落ち込みやすく、すぐ諦める
ミスをすると「こんなこともできないのか」と、落ち込んで自信をなくすことは、誰でも経験すると思います。
落ち込んだ時に、どう気持ちを切り替えるかが、その後の成長に大きく影響します。
「会社がフォローしないから」
「仕事があわないから」
と他責にせず、マイナスな出来事をポジティブに捉えることで、自分の成長を感じたり、仕事のやりがいを見つけたりすることができます。
物事をポジティブに捉える習慣をつけることで、落ち込んでも立ち直ることができるようになり、仕事が続けられるようになります。
飽きやすい性格
新しい仕事を始めても、半年もすればだいたいのことは慣れてきます。
仕事が続かない人は、飽きやすい性格であることが多いため、飽きると新しい刺激を求めて仕事を辞めてしまう傾向があります。
飽きやすい性格の人は、任された業務にプラスαをして完成させるなど、もう一歩踏み込んで仕事に取り組むことで、新しい刺激を感じ常に新鮮な気持ちで仕事ができます。
周りのスタッフからも好印象となりますので、プラスαを意識して仕事をしてみましょう。
努力や我慢が苦手
仕事をする上で、どうしても苦手な業務をしなければならないことがあるでしょう。
数字に弱くても出張費の清算は必要ですし、人見知りがあっても最低限のコミュニケーションは取らないと仕事に差し支えてしまいます。
できないことをできるように努力することや我慢することは、苦手でもやってみましょう。
それでも辛く精神的にストレスを感じるようであれば、苦手なことをしない仕事への転職を検討しても良いかもしれません。
職種・仕事があっていない
努力や我慢をしてもどうしても出来ず、苦手意識がなくならない場合、職種や仕事が合っていないかもしれません。
「人見知りがあるのに営業部に配属された」
「どれだけ頑張っても結果が出ず、後輩に抜かされている」
などがあると、仕事を続けることも億劫になってしまいます。
上司や同僚に相談しアドバイスをもらったり、部署異動を希望したりすることで、このような状況が解消される可能性もありますが、どうしても難しい場合は転職も視野に入れてみましょう。
仕事に対しての給与が低すぎる!
「毎日終電で帰宅するほど働いているのに、給料はこれだけ!?」
と給料に納得いかないことがあるかもしれません。
仕事の拘束時間が長く、平日に睡眠時間やリフレッシュタイムを確保できないため、「休日は疲れを取るために一日中寝ている」となっていませんか?
労働環境が悪く休息が充分に取れないと、仕事の効率だけでなく体調も悪くなりがちです。労働時間や仕事内容に対しての給与に納得いかない時は、転職を考えることをオススメします。
仕事が続かないのはゆとり世代だから?30代、40代の転職傾向
マイナスイメージが強い「ゆとり世代」。ゆとり世代とは国が進めたゆとり教育を受けた世代で、1987年-2003年に生まれた人を指します。
勝手に国が始めた政策なのに「これだからゆとりは、仕事が続かない」と言われて、イラっとする人もいるでしょう。ゆとり世代は本当に仕事が続かないのでしょうか。ここでは、ゆとり世代と30代・40代の転職傾向について紹介します。
ゆとり世代=仕事が続かないというわけではない!
ゆとり世代は仕事が続かないというわけではありません。
「若者雇用戦略」により厚生労働省が正式に発表しているデータでも、大学卒業後の3年以内離職率はゆとり世代(平成17年以降)の方がそうでない世代よりも低いことが示されています。
ゆとり世代は仕事が続かないという印象は「ただの思い込み」であることが、厚生労働省のデータからも明らかになりました。参考データ:学歴別就職後3年以内離職率の推移(厚生労働省)
30代・40代でも転職ばかりしている人も多い
30代や40代は仕事にも慣れ、今後のキャリアアップを目指して転職する場合もあれば、結婚や出産、介護などによるライフステージの変化により働き方を変えざるを得ない状況になることもあります。
自分が求める条件を明確にしていない場合、転職に失敗することが多いです。
この世代は特に、友達や前職の仕事環境などいろいろな情報を持っているために、「この会社のココが嫌だ」という点が目につきやすく、より好条件の会社を探して転職を繰り返すこともあるでしょう。
今度こそ!仕事を長続きさせるための正しい対処法
仕事を長続きさせるための正しい対処法は、原因を特定したり、考え方や捉え方を変えたりすることです。
まずは仕事を辞める理由を考える前に、続ける方法を考えましょう。
まずは仕事が続かない原因を特定しよう
転職活動は、心身を消耗する作業のため、転職せずに済むならそうしたいところです。なるべく現職を続けるためにも、まず仕事が続かない原因を特定し、
「上司や同僚に相談することで解決できないか」
「自分の意識を変えるだけで解決できないか」
などで対処できないかを充分に検討してみてください。仕事を辞める理由ではなく、続けるためにできることをまずは探しましょう。
3年間は続けてみよう!新しい環境より続ける方がラクなことも
「仕事は3年続けないと本質がわからない」ということ聞いたことはありませんか?
就職して3年目頃には、仕事の全体像が把握でき、業務にも慣れてくるため、心に余裕ができてきます。
この頃には任される仕事が増えてくるため、自分に合っている仕事かどうか判断も可能に。転職して新しい環境に入ると、また1からやり直しになります。多少の不満があっても、続ける方が気持ちの面で楽なこともありますので、まずは3年続けてみましょう。
実は周りも同じ… ただ毎日出社するだけでOK!
仕事が続かないのは自分だけで、周りは楽しそうに仕事をしていると思うかもしれませんが、意外とそうではありません。
一部例外はあるものの、多くの社会人が「この会社にずっといて良いのか」と多少の不満や不安を持ちながら働いています。
自分だけが仕事を続けられないと悩まず、とりあえずは毎日出社するだけでOKとしましょう。会社を辞めることはいつでもできます。
働きながら今後のことをじっくり考え、自分に合った仕事について自己分析をしていきましょう。
仕事以外の楽しい時間を充実させましょう
仕事が続かないといつも考えていると、一日中仕事のことばかりになってしまいます。
プライベートを充実させて楽しい時間を作ることで、心身ともにリフレッシュでき、仕事への意欲が変わるかもしれません。
「旅行に行きたいから仕事を頑張ろう」など仕事を続ける目的を見つけることもあります。
仕事について悩みすぎるようであれば、プライベートを充実させることに意識を向けてみてはいかかがでしょうか。
それでも、どうしても仕事を辞めたいときは
ポジティブに現職の環境を捉えられず、どうしても仕事を辞めたい時も出てくるでしょう。
働きたい環境や働く意味を深く考え、転職を選ぶことは悪いことではありません。ここでは、前向きに転職を行うための考え方を紹介します。
仕事を辞めるのは悪いこと?
仕事を辞めることは悪いことではありません。
生活の安定やプライベートの充実のために仕事をしている人が大多数だと思います。
仕事を優先させることで、精神的なストレスを感じプライベートがおろそかになるのは本末転倒です。
仕事を続けるかどうかを考えることで、ストレスを感じるくらいなら仕事を辞めた方が良いでしょう。
何のために働くの? 自分のために働こう
仕事は会社のためでなく、自分のためにするものです。人生をより豊かにするために働くことを忘れてはいけません。
「人間関係がうまくいかない」
「拘束時間が長すぎてプライベートを確保できない」
「仕事に対しての給与に納得いかない」
など何らかの不満を持ちながら、働き続けることはとても苦痛です。
続ける価値のある仕事かどうかを充分に検討し、マイナスになる要素が多いのであれば、転職を視野に入れてもいいのではないでしょうか。
ストレスをためるくらいなら思い切って転職すればいい!
自分に合わない仕事だったり、人間関係にストレスを感じたりするようなら、思い切って転職することも一つの手段です。
「同僚に無視されるため、仕事の話もできない」
「みんなの前でミスを指摘され怒鳴られる」
などが日常的にあると、ストレスで心の病気になるかもしれません。
病気になりそうな環境であれば、思い切って転職することをオススメします。
企業で働かなくてもいい!起業やフリーランスの道も
「自分のやりたい仕事が転職ではできない」
「職場スタッフとチームを組んで業務をこなすことが苦手」
の場合、起業やフリーランスという選択肢もあります。
起業やフリーランスは誰に支持されることなく自分が選んだクライアントと仕事を進めるため、企業で働くよりも自由に働けます。
その代わり、全て自分一人で責任をとらなければなりません。
自由と引き換えに発生する責任は、覚悟しておきましょう。
起業やフリーランスで働くことは自分と向き合うことにつながるため、いろいろなことが見えてきます。
やっぱり企業で働きたいと思えば、就職活動を始めればいいので、転職先が見つからない場合は検討してみてはいかがでしょうか。
譲れない条件を明確にして転職活動をしよう
転職活動を始めるにあたって、譲れない条件を明確にすることが、転職を成功させるカギです。
給料や休日、福利厚生、通勤時間など、希望する条件はたくさん上げることができますが、全ての条件を満たす企業を見つけることはとても難しいです。
絶対に譲れない条件に絞り、他はできれば満たすというように柔軟に考えることで、自分に合った転職先を見つけることができるでしょう。
仕事が続かないに関するよくある質問
仕事が続かないに関するよくある質問をまとめています。仕事が続かないについて疑問や質問があるかたはぜひご覧になってください。
仕事が続かない原因と対策 まとめ
仕事への不満や不安は誰にでも1つや2つあります。
まずは今の会社で不満や不安を解消できるか考え、自分の行動や努力次第で可能であれば、やってみましょう。
自分ではどうすることもできない場合は、転職を視野にいれても良いと思います。転職活動での退職理由は、正直に伝えるのではなく、ポジティブに伝えましょう。
仕事が合わないのであれば「新しいスキルを身につけたい、チャレンジしたい」、社内の人間関係が悪いのであれば「チームで協力して働きたい」などポジティブに変換してください。
前向きな理由は好感度が高くなりますので、転職の成功率もあがるでしょう。