仕事が辛い時の解決法7選!辞めたい気持ちは甘えではない
仕事が辛くて、朝起きると憂鬱だ・・・そんな思いを抱いている人は少なくありません。
なぜ仕事が辛く感じるのか、仕事が辛くなくなる方法が知りたいですよね。
この記事では仕事が辛い原因を取り除き、仕事が辛くなくなる方法について紹介します。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
仕事が辛いと感じるのは甘えではない
「仕事は辛いものだ」「楽しく仕事をしている人なんていない」
こんな先入観からか、本当に仕事が辛くなっても「辛くて当たり前なんだ」「辛いのは自分がまだ未熟だからだ」と考えてしまう人がいますが、そんなことはありません。
辛いまま耐えていても何も良いことはありません。
耐え難きを耐え、なんて考え方はもう古いのです。
働きたくないと思ったことがある人は全体の80%を超える
人材派遣業を行っている株式会社ビズヒッツのアンケート調査によると、8割以上の社会人が「働きたくない」と思ったことがあると回答しています。
- 仕事をしている人の84%は「働きたくない」と思う瞬間がある
- 働きたくないと思う1番の理由は「職場の人間関係がつらい」
- 働く理由は1000人中740人が「生活のため」
- 男性が働く理由は大黒柱として家族を守るため
- 女性が働く理由はより良い生活と将来のため
- 給料が多く、人間関係の良い職場なら積極的に働きたい
働きたくない理由は「人間関係」「体がつらい」「休みが少なく残業多い」などが挙げられており、労働環境が合っていないために仕事が辛くなり、働きたくないと思う人がほとんどです。
働きたくないという気持ちが甘えからくるものではないことがわかります。
生活するために働く人が全体の70%を超える
ではなぜ働きたくないのに働くのでしょうか。
同じく株式会社ビズヒッツ社のアンケート調査によると、働く理由に「生活するため」を挙げた人は7割を超えます。
ほとんどの人は生きるために働いているということです。
やむをえず、仕方なくといった気持ちで働いていたら、ますます仕事が辛くなることでしょう。
多くの人が仕事を辛いと感じており、生活するために仕方なく働いています。
あなたが仕事を辛く感じるのも、あなたが甘えているからではないのです。
「仕事が辛い理由」あてはまるのはどれ?
仕事の辛さを解消するためには、まずあなたが辛いと感じる原因を探さなければなりません。
その原因は1つではなく、複数の原因が絡んでいるかもしれません。
簡単に解決できるものではないかもしれませんが、まずは原因を知り、解決する糸口を見つけましょう。
ミスをしてしまう
誰にでもミスはあります。
しかしミスをすることを極端に恐れる人がいます。
こういう人はミスをして怒られることを何より嫌い、プライドも高いのが特徴です。
これまで特に問題なく学生時代を過ごしてきた優秀な人ほど、人から注意を受けたことがほとんどなかったために、ミスを指摘して注意されたとたん自信を喪失したり、酷いショックを受けてやる気をなくしてしまうのです。
ミスを完全になくすのは難しいですが、ミスしないように注意することはできます。
それでも何度もミスしてしまう、もうイヤだと感じるようなら、その仕事は向いていないと考えた方がいいかもしれません。
ただし、他の新しい仕事に就いたとしても、やはり最初はミスをしてしまうことがあるでしょう。
仕事をする上でミスはつきものです。
プライドはいったん横に置いて、「ミスをしても、次はミスしなければいい、次で挽回しよう」と前向きに受け止め、仕事に打ち込んでいれば、いつの間にかミスが減り、むしろ得意な仕事になっているかもしれませんよ。
仕事の量が多すぎる
自分のキャパシティ以上の仕事量を振られ、連日遅くまで残業続き、なんてことでは仕事が辛くなりますよね。
他にやる人がいない、人手が足りないというのは会社の事情です。
あなたがプライベートと体力を削って補てんしなければならない理由はありません。
「もっとできるだろう」「もっと残業しろ」と現実を無視した根性論を真に受けて、「自分は仕事ができないからこんなに辛いんだ」などと感じる必要はありません。
そんな働かせ方をする上司や会社に問題があるのです。
仕事の量が少なすぎる
逆に、仕事の量が少なすぎるのも実は仕事を辛く感じる原因になります。
職場にいても、与えられた仕事はあっという間に終わってしまって他にやることがない、時間だけが無為に過ぎていく毎日を送っていたら、やる気をなくすだけでなく、将来への不安も感じることでしょう。
仕事の内容が自分に合っていない
仕事内容が自分の能力に見合っていない場合も仕事が辛くなる原因になります。
仕事が簡単すぎて達成感が感じられなかったり、難し過ぎてなかなか成果をあげることができなかったりすれば、やりがいを失っていきます。
仕事内容の向き不向きが原因となることもあります。
自分が納得いく仕事ならやる気も起きますが、「どうしてこんな仕事をしなければならないのか」と疑問を抱きながら働くのは苦痛でしかありません。
仕事の好き嫌いは贅沢と思われるかもしれませんが、どうしても好きになれない、やりたくない仕事は誰にでもあるものです。
パワハラ・セクハラがある
理不尽に怒られたり、怒鳴られたり、セクハラにあたる言動にさらされていたら仕事が辛くなって当たり前です。
「これはハラスメントではないか?」と感じたら、人事に相談してみましょう。
それで解決されないようでしたら、労働組合もしくは労働基準監督署に相談しましょう。
我慢する必要はまったくありません。
速やかに行動しましょう。
厚生労働省運営の相談窓口はこちらです。
参考リンク ハラスメント対策の総合情報サイト(厚生労働省)
上司が無能
パワハラ・セクハラはもってのほかですが、頼るはずの上司が無能というのも仕事が辛くなる原因です。
判断力がなく、こうしたらいいのにと思うことをやらない、部下のあなたに相談してきてこちらがアドバイスをしても実行しない、そんな「暖簾に腕押し」な上司はいるだけ無駄、いない方がましと感じてストレスになります。
逆に、自分のやり方に固執して、他のやり方を認めない柔軟性のない上司も無能な上司です。
この令和の時代にいまだにパソコンが苦手、メールがわからないといった上司も存在します。
変化が激しい時代に順応していくことができない上司についていきたいとは思えませんよね。
他にも「口だけ調子がいい上司」「責任を部下になすりつける上司」も無能な上司です。あなたが仕事が辛いと感じる理由はその上司のせいかもしれません。
上司と合わない・うまくいかない人向けにまとめた記事だ。こちらも参考にしてほしい。
職場の人間関係がうまくいっていない
8割以上の社会人が「働きたくない」と思ったことがあり、その原因の一つが「人間関係にある」と回答しています。
職場の人間関係がうまくいっていないと、仕事が辛く感じるものです。
しかし、会社は人と仲良くしにいく場所ではありません。
あなたの仕事に支障がないなら、「我関せず」で自分の仕事に集中するのも手です。
もし意地悪をされて困っているのであれば、上司や人事に相談しましょう。
仕事が辛い時の解決法7選!
さぁ、実際に仕事が辛い理由がわかったところで、どう対処していくかが問題です。
ここを読み進めば、必ず解決できる方法が見つかりますよ!
「仕事は辛いもの」と一旦割り切る
8割以上の人が「仕事が辛い」と感じながら働き続けています。
ほとんどの人が「仕事は辛くても仕方ない」と割り切って働いているのです。
むしろ「見返してやる!」くらいの気持ちで挑むのも一つの手です。
仕事辛いと思っている人は深刻に悩みすぎなところもある。もう少し気楽に考えてみるのもいいぞ。
考えすぎなこともあるので、深く考えず楽しいことにチャレンジしましょう。
他人の評価を気にしない
辛いのに辛いと言えないのは、あなたが弱音を吐いたり、これ以上は無理と声をあげた時の周囲の反応を気にしているからです。
上司から悪く思われるのではないか、先輩から甘ったれていると思われるのではないかといった他人の評価を気にしないようにしましょう。
無理なことは無理とハッキリ言っていいんです。
もし、別の人を比較にあげて「あいつはできたのに」というようなことを言われたとしても関係ありません。
あなたにどれくらいのキャパシティがあるのか、正確なところはあなたにしかわかりません。
「これ以上は無理です」と声をあげることによって「そんなに辛かったのか」と相手に気が付かせることもできます。
100%無理と断るのが難しいようであれば「ここまではできますから、これ以上はできません」と線引きするのも手です。
「なんでもやれる屋さん」は、一見仕事ができる人のように見えますが、便利に使われているだけです。
体と心のメンテナンスをする
仕事が辛いと感じた時はすでに体も心も悲鳴をあげている状態です。
早急にメンテナンスを行いましょう。
休みの日にはマッサージや整体に行ってみたり、温泉や自然豊かな場所でゆったり過ごすといったことをして、体と心を休ませてあげましょう。
特別な用事がなくても、ただ有給休暇を取得して休んでもいいですね。
毎日の習慣に深呼吸やストレッチを取り入れたり、部屋を好きな香りのアロマを焚くのも効果的です。
会社を出たら気持ちを切り替えて、疲れた自分を癒すために時間をつかいましょう。
趣味を充実させる
夢中になれる好きなことがあれば、そちらを充実させることによって仕事の辛さが軽減することもあります。
「これが終われば、あとは好きなことができる!」と自分で自分を励ますことができますよね。
働く理由を「趣味を充実させるため」と位置付けるのも良いでしょう。
趣味をもつことはストレス発散にもなりますし、趣味を通じて仲間ができたりと人生が豊かになりますよ。
誰かに相談する
悩みは誰かにきいてもらうだけで気持ちが軽くなったりするものです。
気心の知れた友人に相談するもよし、同じ職場の同僚や先輩でも良いでしょう。
もし上司に相談することができるなら、直接解決できるかもしれません。
仕事が辛いと感じたら一人で抱え込まず、素直に周りに相談してみましょう。
将来どうなりたいのか自己分析する
とくに希望もなく、採用されたから就職しただけ、という人は、与えられた仕事をこなすだけの日々に陥りがちです。
自分がどうなりたいかといった将来の展望が無いので、無為な日々を送ることとなり、結果的に仕事が辛くなっていくのです。
人は目標をもつと希望が生まれ、やる気がわいてくるものです。
仕事が辛いと感じたら、一度立ち止まって将来について考えてみましょう。
自分が将来どうなりたいのか、自己分析するのです。
その上で、今の仕事に対してどう取り組むべきか、それともいっそ転職すべきか、先が見えてきますよ。
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転職する
仕事が辛くて辞めたい!なら、辞めてしまいましょう!という最終手段が転職です。
将来どうなりたいのか自己分析を行い、自分の夢を叶えるためのステップアップとして転職するようにしましょう。
仕事が辛すぎて体調にも異変が起きているようであれば、すぐに辞めましょう。
辞めて体調が戻ってから、今度こそ自分に合った職場を見つければ良いのです。
体調を崩すほどではないけれど、仕事がイヤだから辞める、といったことを繰り返すと、職を転々とすることになりかねません。
先を考えずに安易に辞めてしまうと、次の転職先探しも適当になり、ますます辛い職場にしか就職できなくなるので注意が必要です。
どうしても仕事が辛い時に注意すること
仕事が辛くてどうしようもないほどであれば、仕事を辞めるという選択肢もあります。
しかし、転職するには入念な準備が必要です。
すぐに仕事を辞めない
仕事が辛いからといってすぐに仕事を辞めてはいけません。
8割の社会人が「仕事が辛い」と感じながら働いているのです。
今の職場を離れても、次が辛くない仕事である保障はありません。
辞める前に、辛さを解決する方法を試してみて、やるだけのことをやってそれでもダメなら辞める準備を始めましょう。
辞める準備とは、転職活動をすることです。
転職先が見つかる前に辞めてしまうと、無収入状態で転職活動をすることになります。
早く就職したくて焦った転職活動は、自分で決めた就業条件を譲ってしまいがちです。
ブラック企業にも引っかかりやすくなるので、必ず在職中に転職先を見つけるようにしましょう。
体調に異変がある場合はすぐに職場を離れる
夜眠れない、朝起きれない、毎日会社に行きたくない、食事がのどを通らない・・・そんな体調に異変がある場合は限界です。今すぐ職場を離れましょう。
そして思い切って病院で医者に相談しましょう。
「うつ病」を発症している可能性があるからです。
うつ病の一歩手前ということもありえます。
とにかく自分の健康を守ることを第一優先に考え行動しましょう。
次こそ自分に合った仕事に就くためにすること
転職をするからには、次こそ自分に合った仕事を見つけたいですよね。
自分に合った仕事を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。
その方法についてご紹介します。
将来どうなっていたいか自己分析をする
働く上で大切なのがこの自己分析です。
将来どうなりたいかによって、働き方が変わってくるからです。
これまでの経歴・経験を棚卸し、今の自分に何ができるかを知り、今後どうなっていきたいかを自己分析してみましょう。
将来どう働きたいかだけではなく、どんな人生を送りたいかの見直しも同時に行うと良いです。
ライフプランあってのキャリアプランだからです。
例えば将来年収1000万円になりたいなら、年収1000万円を目指せる業界・業種を選ばなければなりませんし、そうした業界へ転職するために必要な資格・知識を身に着けなければなりません。
将来海外で働きたいのなら、語学力はもちろんですが、どういった業界・業種に海外で働くチャンスがより多くあるのかを調べることが、夢を叶える近道となります。
自己分析は次のステップへ進むために必要なことなのです。
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