「VTuberとVライバー、結局なにが違うの?」配信に興味はあるけれど、違いが分からず一歩踏み出せない人も多いはずです。
本記事では、VTuberとVライバーの違いについて活動場所・稼ぎ方・始めやすさなどの違いを軸に、あなたに合った配信スタイルを分かりやすく解説します。
VTuberとVライバーとは?基本的な定義と意味
「VTuber」と「Vライバー」は、どちらもバーチャルキャラクター(アバター)を活用して配信活動を行う存在です。しかし、それぞれ活動の場や収益化方法などに明確な違いがあります。
「VTuber(バーチャルユーチューバー)」は、主にYouTube上で動画投稿やライブ配信を行う配信者を指します。
一方、「Vライバー(バーチャルライバー)」はライブ配信アプリ(例:IRIAM、REALITY、17LIVEなど)でリアルタイム配信を中心に活動する配信者です。
どちらも顔出しをせず、2Dまたは3Dのアバターを使って活動できる点が共通していますが、配信のスタイルや収益構造などに差異が存在します。
VTuberとVライバーの主な違い
活動場所(プラットフォーム)の違い
VTuberとVライバーの最大の違いは活動するプラットフォームです。
| 主な活動場所 | |
| VTuber | YouTubeなど動画投稿サイト |
| Vライバー | IRIAM、REALITY、17LIVEなどライブ配信アプリ |
VTuberはYouTubeで動画投稿やライブ配信を中心に活動し、編集された動画コンテンツや録画配信も多いのが特徴です。
VライバーはIRIAMやREALITYなどのライブ配信アプリで、リアルタイムでファンとコミュニケーションをとることに特化しています。
配信スタイル・コンテンツ形式の違い
両者はコンテンツの形態にも明確な違いがあります。
- VTuber:ライブ配信に加え編集済みの動画(ゲーム実況、歌ってみた、トーク動画、ショー土動画など)投稿。動画編集スキルや企画力が重視されます。
- Vライバー:リアルタイムのライブ配信が中心で、雑談・企画・歌・ゲームなどの即興的なライブトークが主流。基本的に動画編集は不要です。
VTuberは「動画作品」としての完成度を重視し、Vライバーは「その場の対話・臨場感」を重視した配信スタイルとなります。
初期費用・準備コストの違い
活動を始めるために必要な費用や準備にも大きな違いがあります。
| 項目 | VTuber | Vライバー |
|---|---|---|
| 初期費用 | 数十万円〜数百万円(イラスト・モデリング・機材・PC・ソフトなど) | スマホ1台で無料〜数万円 (アプリ内アバターや簡単な機材でOK) |
| 必要スキル | 配信スキルに加え、動画編集、配信設定、アバター管理など | 会話力が重視される |
VTuberは高性能なPCや動画編集ソフト、2D/3Dアバターの制作、マイクやカメラなどの準備が必要になる場合が多く、「始めるハードル」が高めです。
Vライバーはスマホと配信アプリがあれば誰でも手軽にスタートできるため、参入障壁が非常に低いのが特徴です。
収益モデル・収入源の違い
収入を得る仕組みにも大きな違いがあります。
| 項目 | VTuber | Vライバー |
|---|---|---|
| 主な収入源 | 広告収入、スーパーチャット、グッズ・メンバーシップ・ファンクラブ・グッズ販売 | ギフト(投げ銭)、時給制度(アプリによる)、イベント報酬 |
| 収益化の難易度 | 高い(YouTubeで収益化条件あり:登録者1000人~等) | 低い(配信アプリ内で早く収益化しやすい) |
VTuberはYouTube収益化基準のクリアが必要で、安定的な収入を得るまでに時間がかかりやすいです。
Vライバーはアプリ内のギフト機能や配信時間に応じた時給など、始めやすく収益化のハードルが低い仕組みが整っています。
コミュニケーション方法・ファンとの距離感の違い
ファンとの交流の仕方、距離感にも違いが見られます。
- VTuber:YouTubeコメント欄やSNS(X/Twitter等)・メンバーシップ機能を通じた間接的なコミュニケーションが主。ライブ配信中はスーパーチャットで双方向性もあるが、基本的には「推し」としてやや距離感がある。
- Vライバー:配信中リアルタイムでチャットのやり取りが中心。雑談やリクエストなどにすぐ反応可能で、ファンとの距離が非常に近いことが特徴。
Vライバーは「視聴者との距離感が近い」ため、ファンコミュニティを形成しやすく、対話を楽しみたい方に最適です。
VTuber・Vライバーの始め方と活動準備
VTuberとして始めるためのステップ
VTuberとして活動を始めるには、以下のステップが一般的です。
- キャラクターの設定・アバター制作(イラスト発注・Live2D/3Dモデリング)
- 高性能なPCやマイク、動画編集ソフトなどの機材を準備
- YouTubeチャンネルを開設
- 動画やライブ配信の企画・録画・編集作業
- 定期的な動画投稿・ライブ配信を実施
機材やスキルに応じて、さらにBGM作成・サムネイル作成・編集なども自分で行うことが多く、事前の準備期間や投資が必要です。
Vライバーとして始めるためのステップ
Vライバーは圧倒的に手軽で、以下の流れで簡単にスタートできます。
- 配信アプリの選択(IRIAM、REALITY、17LIVEなど)
- アバター作成(アプリ内の無料機能・テンプレート or 立ち絵イラスト・オリジナル制作も可)
- スマートフォンを準備し、アプリにアカウント登録
- 自己紹介や配信タグ設定など配信前の設定
- 初回配信を行い、徐々にファンを獲得
スマホ1台で完結するため未経験者でもすぐに始めやすく、配信回数やファン数に応じてアプリ内イベントやランキングにもすぐ参加できます。
準備に必要な機材・アバター制作方法
準備に関して、VTuberとVライバーでは必要な機材やアバター制作に違いがあります。下記は代表的な機材と方法の比較です。
| 項目 | VTuber | Vライバー |
|---|---|---|
| 必須機材 | 高性能PC、マイク、カメラ、(場合により)グリーンバック、照明 | スマートフォン、必要に応じてマイクやスマホスタンド |
| アバター制作 | イラスト制作→Live2D/3Dモデリング(自作または依頼) | アプリ内テンプレート or 立ち絵イラスト1枚でOK(IRIAM、17ライブ) |
VTuberは事前の知識と投資が求められますが、Vライバーは「スマホとアプリだけ」で配信可能なため、初心者にも続けやすいスタート環境です。
どちらが自分に向いている?VTuber・Vライバーの向き不向き
「VTuberとVライバーの違い」を理解したうえで、どちらが自分に向いているか悩む人も多いはずです。
ここでは、それぞれに向いている人の特徴を分かりやすくご紹介します。
VTuberに向いている人の特徴
- 企画・編集・クリエイティブなコンテンツ制作が好き
- YouTubeなどの動画投稿を軸に有名になりたい
- 動画の完成度やクオリティ、長期的な活動を重視したい
- アバター制作や機材投資に積極的に取り組める
- じっくりファンを増やし大きな収益を狙いたい
VTuberは、YouTubeなどで編集された動画やライブ配信を通して、自分の世界観やキャラクター性を表現したい方におすすめです。
動画編集やアバター制作のハードルはありますが、クオリティの高さや長期的な収益化を目指すなら適しています。
Vライバーに向いている人の特徴
- 準備に時間やお金をかけず、すぐに配信を始めたい
- リアルタイムでファンと双方向コミュニケーションを楽しみたい
- トークや雑談、即興的なやり取りが得意・好き
- スマホ1台で配信したい・手軽に活動したい
- 継続してコツコツと配信できる
Vライバーは、スマホアプリを活用してリアルタイム配信を行い、チャットやギフト(投げ銭)などでファンと密接に交流したい方にぴったりです。
特に、配信を始めやすく、継続力やコミュニケーション力を活かしたい人におすすめです。
VTuberとVライバーそれぞれのメリット・デメリット比較
VTuberのメリット・デメリット
- メリット
- 高品質な編集動画でブランディングしやすい
- YouTubeの広告収入やスーパーチャット、グッズ販売など多様な収益源
- 過去動画が「資産」となり継続的な収入が期待できる
- 世界中から視聴者を集めやすい
- デメリット
- 初期投資(機材・アバター制作費)が高い
- 動画編集・運用・技術的な知識が求められる
- YouTubeの収益化条件(登録者・再生時間)が厳しい
- 競争が激しく差別化が重要
- 収益化までに時間がかかる傾向
Vライバーのメリット・デメリット
- メリット
- スマホ1台で気軽にライブ配信デビューできる
- アプリ内でアバターが無料で作成できる場合が多い
- 収益化のハードルが低く、早い段階でギフト収入を得やすい
- リアルタイムでファンと密に交流できる
- デメリット
- 投げ銭やギフト収入が主で収入に波が出やすい
- 継続的な配信やスケジュール管理が求められる
- 競争が激しく差別化が重要
- 即興力やトークスキルが必要になりやすい
VTuberとVライバーの収益化・稼ぎ方の違い
VTuberの主な収益化方法
- YouTubeの広告収入
- スーパーチャット(YouTubeライブの投げ銭)
- メンバーシップ(月額ファン会員制)
- グッズ販売、ファンクラブ運営
- 企業案件やタイアップ広告
VTuberはYouTubeの広告や投げ銭など複数の収益源を組み合わせるスタイルです。
ただ、YouTubeでの収益化には登録者500人以上・総再生時間3,000時間以上といった条件を満たす必要があるため、収益化のハードルはやや高めです。
Vライバーの主な収益化方法
- ギフト・投げ銭(アプリ内通貨のプレゼント)
- アプリによっては「時給」報酬
- イベント入賞報酬
- ファンクラブ・月額コミュニティ
- スポンサー・企業案件
Vライバーはギフト・投げ銭が主な収益源で、配信したその日から収益が発生しやすい仕組みです。
アプリ利用者数の多さやイベント参加で新規ファンを獲得できる反面、配信を休むと収益が下がる、収入が安定しづらい傾向もあります。
事務所への所属とそのメリット・デメリット
VTuber・Vライバーともに、近年は事務所に所属して活動する人も増えています。
事務所に所属する選択とフリー(個人)で活動する場合の違いを押さえておきましょう。
事務所に所属する場合のサポート内容
- 配信や動画制作のノウハウ提供・育成サポート
- アバター制作や機材サポート(事務所負担のケース有)
- 企業案件やイベントへの斡旋
- ファンコミュニティ形成や告知・PR支援
- 収益に関する事務処理やトラブル対応
事務所所属の場合は、配信ノウハウや機材サポート、案件斡旋などの充実したサポート体制を受けながら活動しやすくなります。
ただし、事務所によって還元率や活動の自由度が異なるため、事前によく確認しましょう。
フリー(個人)で活動する場合の注意点
- 収益は全て自分で管理できるが、トラブルや税務も自己責任
- 配信企画・制作・広報も全て1人で対応が必要
- 有名になれば事務所からスカウトが来ることも
- 自身のペース・ルール・クリエイティビティ重視で活動可
フリーで活動するVライバーやVTuberは、収益をすべて自分で受け取れるメリットがあります。
一方、機材投資や配信トラブルの対処、税務処理なども自己負担である点に注意が必要です。
まとめ:VTuberとVライバーの違いについて自分に合った配信スタイルを選ぼう
VTuberとVライバーの違いは「活動場所」「配信スタイル」「初期投資」「収益化モデル」「ファンとの距離感」など多岐にわたります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、向いている人や始めやすさも異なります。
まずは自分のやりたい配信スタイルや目標を見きわめ、必要な準備や環境を整えて一歩踏み出してみましょう。
自身の経験やファン層、配信スタイルに合った活動方法で、満足できる配信ライフを築いてください。