ニート向け就職支援を一挙全解説!今ニートだけどそろそろ就職したいと考えている方へ

20代ニート 就職

「今ニートだけどそろそろ就職したいと考えている」「どうすればニートから就職できるの?」とお悩みの人はいませんか?

ニートの就職は通常よりも時間がかかると思いがちですが、就職支援やニート専門の就職エージェントを利用することでスピーディーに就職をすることもできるのです。

そこで今回は就職支援とは何なのかはもちろん、「就職支援の賢い使い方」や「おすすめの就職支援・就職エージェント」を詳しく解説していきます。

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この記事の監修者
転職コンサル山田
コンサル山田

「日刊お仕事マガジン」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に「日刊お仕事マガジン」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。

ニート向けの就職支援たくさんあります

ニート向けの就職支援がたくさんある

ここでは就職支援とは一体何なのか、そもそもどこにあるのかについて解説していきます。

そもそも就職支援って何?どこにあるの?

就職支援とは就職したいと考えてはいるが、就職に至っていない人を対象に様々なサポートを施して就職のお手伝いをしてくれるサービスのことです。

基本的に年齢ごとに就職支援サービスや施設があるため、年齢別ニートごとのおすすめ就職支援に関しては後程詳しくご紹介します。

また就職支援には厚生労働省が設置しているものや、都道府県の就職実績のある企業などに厚生労働省が依頼して運営している施設と、民間のNPO団体などが運営しているものもあります。

他にも就職エージェントと呼ばれる就職を徹底的に支援してくれるサポートもありますよ。

就職支援って何ができるの?

次は就職支援では何が行えるのかについてです。まず、就職支援では以下のようなサポートを受けることができます。

  • 求人紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • キャリアカウンセリング
  • 仕事以外のカウンセリング
  • 職業体験
  • 就職に関するセミナー等

このように就職支援では、仕事探しから就職後まで活かせる知識や技術を学ぶことができるのです。

ハローワークやジョブカフェなど、施設によっては費用がかかるものもありますが、基本は無料でサービスを提供しています。

また就職エージェントはすべて無料でサポートを受けることができるため、就職してみようかな?と思ったら、まずは就職エージェントへ登録がおすすめです。

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ニートが就職支援を受けるメリット

就職支援を受けるメリット

次はニートが就職支援を受けるメリットについて6つご紹介します。

ニートでも応募可能な求人情報がたくさん

メリットの1つ目として、就職支援を受けると一人で求人を探している時よりも豊富な求人を閲覧することができるというメリットがあるでしょう。

例えば一度も仕事をしたことがない人や大学を中退・卒業した後にニートになった人など様々な条件を持つ人々に対して、ピッタリな求人情報を紹介してくれます。

さまざまな就職セミナー・就職相談会を開催

メリットの2つ目として就職支援ではさまざまな就職セミナーや就職相談会を開催しています。

このセミナーや相談会を利用することにより、企業研究のやり方や履歴書・面接対策を学ぶことができるだけではなく、仕事に関する不安を気軽に相談できる点もメリットと言えるでしょう。

適職診断やカウンセリングを受けることもできる

メリット3つ目として就職支援ではあなたに合った仕事を診断してくれる「適職診断」や「カウンセリング」を受けることもできます。

この適職診断やカウンセリングは仕事のプロであるキャリアコンサルタントなどが行うため、どんな仕事が自分にはできるのかを悩んでいるニートにおすすめです。

職業体験ができるところもある

メリット4つ目として就職支援では職業体験ができるところもあります。

厚生労働省管轄の就職支援サービスが行っているような「トライアル雇用事業」も同様です。

いきなり就職は不安という人も、まずお試しで働いてみることができる点も就職支援の大きなメリットです。

履歴書添削や面接対策ができる

メリット2つ目でも開設したように就職支援では履歴書添削や面接対策もできます。

サービスを運営している施設によっては基礎的な履歴書の書き方や、企業ごとに特化した面接対策を行っているところもあります。

コミュニケーション講座やビジネスマナー講座を受けること

最後に、メリット6つ目として就職支援ではコミュニケーション講座やビジネスマナー講座を受けることもできます。

仕事を探すことや履歴書添削・面接対策はもちろん、ニートが抱えるコミュニケーション不足問題や、仕事をしたことがない人に不足している知識「ビジネスマナー」を学ぶことができる点も大きなメリットです。

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ニート向け就職支援の賢い使い方6選

キャリアカウンセラー

「ニートでも就職支援を利用できるのならば使わない手はない……でも使うのならば賢く使うべき!」ということで次は就職支援の賢い使い方を6選ご紹介します。

自分が気になる求人を探す

就職するためにはまず求人を探すことが大前提ですね。

就職支援を利用して自身が気になる求人を片っ端からピックアップしてみましょう。

よくある求人サイトやアプリでは公開されていない求人も豊富に取り扱っている可能性があるため、改めて就職支援で探してみると新たな出会いがあるかもしれませんよ。

コミュニケーション能力を回復させる

またニートを長く続けていると、なかなか人とコミュニケーションを取る機会が減少しているため「就職の前にコミュニケーション能力を回復させたい」という人もいるでしょう。

そんな時にも就職支援はおすすめ!

なぜなら就職支援を行っている施設に従事している人々はニートやフリーターなど、仕事に不安を持っている人を何人も見てきています。

そのためどんな相談でも親身になって聞いてくれます。

少しずつ相談を行ったり会話をしたりしているうちにコミュニケーション能力を回復させることもできるでしょう。

履歴書や面接添削をしてもらう

次にいままで何度か仕事をしたいと考えて履歴書を書いたり面接に挑んだりしたけれど、うまくいかなかった…という人も就職支援を利用すれば履歴書添削や面接対策も行ってくれます。

自分自身で考えて書く履歴書や挑む面接はなかなか十分な対策ができずに不安ですよね。

また客観的に見ると「ここはこうするべきだよ」と修正面が見つかることもあります。

カウンセリングで自分の強みを知って今後に活かす

就職支援にはまだメリットがあります!

それはキャリアカウンセリング等で自身では気づかない「あなたの活かすべき強み」を発見することもできるのです。

例えば親や友達と話して「あなたのその部分って良いよね」と言われる部分以外にも、あなただからこそ活かせる強みがあるかもしれません。

それを知るために就職支援を利用してみても良いでしょう。

同じ境遇の人と情報交換をしてみる

その他にも、自分と同じ境遇の人と出会って情報交換してみるのもおすすめです。

こちらは新たな情報を得られるだけではなくてコミュニケーション能力の回復にも役立ちます。

同じ境遇だからこその共感や励まし合いもできるため「頑張ってみようかな」とプラスな気持ちになることもできますよ。

職業体験や職業訓練で自分のスキルを増やす

最後に、就職支援では職業体験や職業訓練をすることもできるため、いきなり就職は不安!という人にも安心です。

まずは気になる職種の仕事を体験して流れを掴みながら自身のスキルを増やすのも就職支援の賢い使い方と言えます。

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ニートの就職におすすめの就職支援6選

次は数ある就職支援の中からニートにおすすめの就職支援を6つご紹介します。

ハローワークの職業訓練

ハローワークTOP

まず1つ目は「ハローワークの職業訓練」です。ハローワークの職業訓練では仕事に関する知識や技能・技術をスキルアップさせるための訓練です。

ニートでも受けることができる職業訓練は「求職者支援訓練」で月10万円の生活支援給付金を受給しながら無料で職業訓練を行うことができます。

ただし受講料は無料ですが、テキスト代は自己負担となる場合もあるため、一度お近くのハローワークで相談してみることをおすすめします。

ジョブカフェ

2つ目は「ジョブカフェ」です。

ジョブカフェとは厚生労働省や経済産業省などによって支援も行われている就職支援で、各都道府県によって設置されています。

このジョブカフェは若い世代の能力向上や就職を目標に、職場体験はもちろん、求人紹介、履歴書添削や面接対策など、就職に関するサービスを提供している施設です。

ちなみにジョブカフェは20代、ジョブサロンは35歳以上を対象とした就職支援となっています。

厚生労働省「ジョブカフェによる支援」

若者サポートステーション「サポステ」

3つ目は若者サポートステーション「サポステ」です。

若者サポートステーションは厚生労働省が委託しているNPO法人等が運営している就職支援です。

働きたいとは思いつつ、なかなか前に一歩踏み出せない15歳~49歳までを対象としています。

他の就職支援と同じく就職に関する全般のサービスを提供しており、幅広い年齢層の人と出会える場でもあります。

地域若者サポートステーション「サポステ」

社会人インターシップ

4つ目は「社会人インターンシップ」です。

簡単に説明すると「お試しで企業で働いてみる」ということで、最近では社会人インターンシップを利用して若く優秀な人材を募集している企業が増えています。

この社会人インターンシップは基本的に期間が決まっており、1dayインターンなどの短期から長期まで幅広い期間から選ぶことができるため、とりあえず働いてみたいと考えている方におすすめです。

また企業によっては、未経験OKや30歳以上でもOK!というところもありますので、気になった方は一度検索してみましょう。

ニート向け就職支援団体

5つ目は「ニート向け就職支援団体」です。

こちらは都道府県の自治体によって設置されているものが多く、代表的な団体は「育て上げネット」「パーソナルサポートセンター」等が挙げられます。

育て上げネットはニート本人だけではなく家族も含めてサポートしてくれるNPO法人が運営している団体で、パーソナルサポートセンターは地方自治体やNPO、弁護士会等が運営しています。

どちらも就職以外の悩みでも相談できるため、仕事と絡めて家庭の悩みや自身の心の悩みを相談してみても良いでしょう。

ひきこもり地域支援センター

6つ目は「ひきこもり地域支援センター」です。

この引きこもり地域支援センターはひきこもりに特化した専門的な相談窓口で都道府県や指定都市に設置されています。

先ほど紹介した「育て上げネット」と同様、家族ぐるみで支援しているため、みんなで解決策を考えていこうね!というイメージです。

引きこもりの場合なんらかの事情があって部屋から出られず就職もできないというケースが多いため、まずは引きこもり脱出からゆっくりと地道に進んでいきたいと考える方にピッタリの就職支援です。

厚生労働省「ひきこもり支援推進事業」

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ニートの就職におすすめの就職エージェント4選

就職エージェント

次は就職支援という観点からニートにおすすめの就職エージェントを4つご紹介します。

就職エージェントとは「あなたの就職をサポートしてくれる相談役」です。

ニート以外にも働きたいけれど働き口が見つからない人等、沢山のケースを見てきた就職エージェントは「仕事探しのプロ」とも言えます。

ハタラクティブ

ハタラクティブの総合評価
求人件数
求人の質
サポート力
総合評価
ハタラクティブおすすめポイント
  • 専任の就活アドバイザーが就職・転職できるようサポート
  • カウンセリングから平均2~3週間以内で内定獲得
  • 内定率80%以上

ハタラクティブは20代中心の既卒、フリーター、新卒、第二新卒、が対象の転職エージェントです。専任の就活アドバイザーが一人一人に合った就職・転職活動をサポートしてくれます。

ハタラクティブを利用して内定をとった人の86.5%が大企業に内定しています。

ハタラクティブは20代の就職をサポートしてくれる就職エージェントです。

特徴として、ハタラクティブは未経験OKで就職経験がない人でも無料で利用できます。

エージェントとの面談から最短約2週間で内定も!とのことで、働くと決めたらすぐに就職先を決めたい!とお考えの方におすすめの就職エージェントです。

履歴書添削や面接対策はもちろん、あなたの経歴や状況に合わせて最適なアドバイスをしてくれる点や企業ごとに特化した選考対策などの充実しています。

・ハタラクティブ詳細解説記事

JAIC

JAIC(ジェイック)
求人件数
求人の質
サポート力
総合評価
ハタラクティブおすすめポイント
  • フリーター・職務なし・未経験特化の転職エージェント
  • 正社員未経験でも安心できるようビジネス研修制度あり
  • 書類選考無しの面接からスタート

JAICはハタラクティブと同様、20代の就職サポートに特化した就職エージェントです。

特徴として就職成功率は81%、また入社後の定着率は91.5%と圧倒的な実績を誇っています。

これだけ入社後の定着率が高いということは、その人それぞれにピッタリの企業へ就職できているということです。

またJAICでは自身に適した研修が7日間用意され、無料で受けることができるため、基本的なビジネスマナーはもちろん、研修を乗り越えれば自身の強みを活かした就職をすることができます。

加えてJAICでは未経験からの正社員雇用に特化しているため、スキルや実績がないニートやフリーターでも正社員を目指すことができる点も魅力です。

就職Shop

就職Shop

リクルートグループが社会人未経験・既卒・職歴なし向けに運営している転職エージェントが「就職Shop」です。

まだ対応エリアが限定的ですがリクルートグループの強みを活かせる点がおすすめの転職エージェントです。

求人件数
求人の質
サポート力
総合評価
就職Shopおすすめポイント
  • 専任のキャリアコーディネーターが正社員で就職・転職できるようサポート
  • 書類選考なしで採用面接を受けられる
  • 未経験者や若手育成に実績がある企業の求人が多数ある

・就職Shopの評判を徹底調査

DYM就職

DYM就職

DYM就職はニートはもちろん、第二新卒や既卒・フリーターなど職歴に不安がある人に特化した就職エージェントです。

サポート対象は18歳~35歳までと幅広い年齢層に利用されています。

またDYM就職では書類選考なしで面接に進めるのも魅力です。

面談の満足度は90%で、仕事探しから内定後までエージェントがマンツーマンでサポートしてくれます。

またDYM就職で取り扱っている求人は研修制度が充実している企業が多いため、就職経験が無い人でも安心して入社することができます。

リクらく

リクらく

リクらくは20代の就職に特化した就職エージェントです。

20代の内定率は驚異の94%を誇る就職エージェントで、職歴や学歴不問・すぐに入社できる求人が多いという特徴があります。

また仕事探しと言えば自身で探すというイメージですが、リクらくではあなたとの面談を経て「あなたに合った企業をエージェントが選んでくれる」というサービスも。

加えて入社後のアフターフォローもしっかりと充実しているため、仕事探しから入社後まで一貫して頼れる就職エージェントと言えます。

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ニートが就職支援を受ける際のポイント

就職支援を利用する際のポイント

次は実際にニートが就職支援を受ける際のポイントを3つご紹介します。

遠慮なく積極的に利用しよう

まず遠慮は不要です。

「申し訳ないな」とか「自分でもう少し探してからにしよう」等、遠慮をせずに積極的に利用できるものは利用してくださいね。

就職支援を行っている団体や施設はただ働けば良いと考えているわけではなく、あなたがやりがいのある素晴らしい仕事に巡り合えるようにと考えています。

だからこそ自分達が持てる力や能力をフルに発揮してあなたの就職を応援しているのです。

まずは自分ができる仕事から

次に仕事は何でも良いというわけではなくて「自分ができる仕事」から始めるようにしましょう。

最初から無理をしてしまうと長く続きません。

まずは仕事をしているという実績を作るだけだ!というイメージで、どんな仕事でも「とりあえず働いてみる」ことが大切です。

応募書類添削・面接対策は必須

最後に就職支援を受ける際は応募書類の添削や面接対策は必須で受けるようにしましょう。

就職エージェントでも同様ですが、JAICの就職成功率81%のように、就職支援を利用して添削や対策等を講じた方が就職成功率は格段に上がるのです。

最初は自身が書いた履歴書や面接風景を見られるのは恥ずかしいかもしれませんが、何回か繰り返すうちに慣れてくるはずです。

これも就職を成功させるためだと思って頑張りましょう。

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ニート向け就職支援 まとめ

スタートライン

今回はニートにおすすめの就職支援をご紹介しました。

就職支援と聞くとハローワークというイメージですが、それ以外にもたくさんの就職支援があるのです。

そのため自身が気になる就職支援を利用して効率的に就職を成功させてくださいね。

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この記事の監修者

「エーマッチ」編集長。
コンサル・マーケティング会社経営者で自らも7回もの転職経験者。
自らの転職経験を元に転職エージェントマッチングの「エーマッチ」を運営。転職エージェントの紹介だけでなく転職ノウハウ、キャリアアップ・独立起業などビジネス全般、最新ビジネスニュースなどをお届け。

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