【英会話の勉強法】英会話は学ぶ順番がとても重要!いきなり英会話をしてはダメな理由と英会話勉強法5つのステップ

英会話の勉強法

「英会話の勉強をはじめたいけど何からはじめていいのかわからない」

「英会話の勉強はやっぱり英単語から?」

「英会話の正しい勉強法ってあるの?」

数年前、英語が社内公用語になった会社のニュースは記憶に新しいと思います。

みなさんの会社でも海外企業との取引や、海外の最新ビジネス情報、海外転勤・出張など、ビジネスにおいて英会話を使うシーンはどんな企業でも年々増えいるはずです。

ただし英会話を身につけるには正しい勉強法があります。間違った方法で英会話を勉強すると遠回りになったり挫折してしまうかも。

この記事ではこれから英会話を学ぶ人向けに正しい英会話の勉強法をご紹介します。

タップできる目次
この記事の監修者
転職コンサル山田
コンサル山田

「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。

英会話の勉強法5つのステップ

英会話の勉強法

これから英会話を勉強して、ビジネスに役立てる目的はもちろんのこと、昇進・昇格のために英語・英会話の勉強しなければ、と考えている方も多いと思います。

また転職やキャリアアップにも英会話は今や必須です。少なくとも大企業や外資系企業を目指すなら転職のときに英会話スキルやTOEICスコアは求められます。

そんな英会話ですが、英会話は話せるまでになるには勉強する順番が大事ってご存知でしょうか。

中には「とりあえず外国人と話せば英会話できるようになる」と思っている方がいるかと思います。

しかし実は英語に関する知識がない人がいきなり外国人と英会話をしても、英会話のスキルを向上させる事はできません。

英語力を上げ、英会話を話すためには文法や単語に関する知識や聞こえた英語を理解する力など、さまざまな技能が求められます。

そのため英会話を最短で効率的にできるようになるためには英会話を勉強する「順番」がとても重要なのです。そこで今回は、英会話の勉強法に関して学習する順番を踏まえてご紹介します。

英会話の勉強法5つのステップ

  1. 英会話・英文法の勉強
  2. 英文を読むリーディング
  3. 英会話を聴くリスニング
  4. 英文を書くライティング
  5. 英会話

STEP1:英単語・英文法を学ぼう

英会話を勉強する際は最初から英会話を始めるのではなく、英文法や英単語から学習しなければなりません。

なぜ最初から英会話そのものを勉強してはダメかと言うと、英語を使いこなすためには「単語力」、「文法力」、「リスニング力」、「英文の構成力」などの基礎的な能力が求められるからです。

地盤となる英語に関する知識が無い状態でいきなり英会話を勉強し始めても、残念ながらできるようにはなりません。

もし単語や文法が分からない状態で英会話を勉強するとして、英語のフレーズを暗記する勉強法を実践するかと思います。

勉強したフレーズは相手に伝えられても、単語や文法を知らないので、それ以外の会話は何一つできません。

仮に膨大なフレーズを暗記したとしても、単語や文法を知らないので相手の言っていることが理解できずとてもじゃないけど会話にはならないでしょう。

さらにはいきなり英語の基礎がない状態で外国人と話しても相手の外国人は気を使って間違った英語でも意味を理解しようと努力しますが、そのまま間違った英会話ではビジネスシーンでは使えません。

たとえば知人の外国人が間違った日本で話してきてもいちいち指摘しませんよね。こちらでなんとか意味を理解しようとしてしまいます。そのため間違った英語でも「通じた」と思ってしまい、英語力向上にもつながらないんです。

英会話の勉強法第一ステップとして最初に基本的な「単語」と「文法」を習得しなければなりません。

基本的な英単語と英文法を覚えれば、自分の伝えたいことを頭の中で柔軟に組み立てて伝えられるようになります。

例えば中学校で習う簡単な単語と文法を覚えれば、

“Where is the supermarket?”

といった生活で使えるフレーズを伝える(聞く)ことが出来る様になります。

要するに単語と文法の習得は、英文を構築するための材料と枠組みを習得する作業です。

ですので英単語と英文法の学習から始めた方が、フレーズを丸暗記するよりも効率的かつ短時間で英会話のスキルを身につけられるようになるのです。

中学レベルの単語(3,000〜5,000語)と基本的な文法(品詞・基本5文型)について学習すれば、その後英会話ができる地盤を作れると思います。

参考 TOEICのスコア別必要英単語数

TOEICスコア必要英単語数(目安)
600点4,000〜5,000語
730点6,000〜7,000語
800点7,000〜8,000語
900点9,000語
created by Rinker
¥979 (2024/11/26 00:13:58時点 Amazon調べ-詳細)

STEP2:英文を読めるようにする

英文を読めるように

英単語と英文法をある程度習得したら、次は英文を読む練習を行いましょう。

英会話の勉強法なので「英単語と英文法を覚えれば英会話を話せるのでは?」と思う方もいるかと思います。確かに単語と文法を覚えていれば、時間をかければ頭の中で英文を構築して話すことはできます。

しかし実際の英会話のシーンで返答の度に時間をかけていては満足に英会話はできません。そもそも英単語と英文法を覚えた段階では、英会話を使うことに慣れていないため英文をスラスラ話すのは難しいです。

また英会話を行うためには、伝える力だけでなく「聴く力」も必要です。

しかし英単語と英文法を個別に理解しているだけでは、スムーズに相手の言っている英会話を理解するのは困難です。

「Whereは『どこ』って意味で、受動態の文だから意味は…」と考えているうちに、相手は別な事を言い始めてしまいます。

英会話をスムーズに行う為には、相手の言っている内容を即座に理解し、返答する必要があります。

英語を話す力と同様に英語に慣れなくてはいけません。英語のスピーキング力とリスニング力を高める上で、覚えた英単語と英文法を使いこなせるようになる(慣れる)訓練が必須です。

英会話の勉強法として英文を読み込むことが効果的です。自身のレベルに合った英文を読み込むことで、英単語や英文法がどのような構造で使われているのかが分かるようになります。

英文法の読み込みを進めていくうちに、英語を英語のまま理解できるレベルに達します。英語を英語のまま理解できるようになれば、スピーキングやリスニングの勉強を効率的に実施できる様になります。

意外と疎かになりがちな部分ではありますが、効率的に英会話のスキルを習得したいのであれば、リーディング力の習得もしっかり行う勉強法がオススメです。

STEP3:英会話のリスニングを勉強する

英会話のリスティングを勉強する

英単語と英文法を覚え、実際に英文を読むことに慣れてきたら、基本的な英会話力は身についたと言える段階まで来ました。

これ以降は、いよいよ本格的に英会話につながるリスニングとスピーキングの勉強を始めていきます。

まずはリスニング力を鍛える為に、英文を聞く練習を行います。

リスニングの学習を行う上で注意してもらいたいのが、「英語の音に耳が慣れていないと、単語の意味や文法を知っていても聞き取れない」ということです。

たとえば

 ”What time is it now?”

という文章を聞き取るとしましょう。

英単語や英文法、英文読解の学習を終えた人であれば簡単に意味を理解できますが、英会話力のリスニングになると聞き取れない可能性が高いです。

英会話力の場合、単語の組み合わせによって、発音が変わったり前後の音がくっつくからです。

先ほどの文章は

 「ワットタイムイズイットナウ」ではなく「ワッタイミズイッナウ」

という感じで発音されます。

英会話ができるようになるためには英文を聞く練習により、こうした英語独特の発音を理解できるレベルに達しなくてはいけません。

最初から英会話を聞き取るのが困難であると思ったら、英文を見ながらリスニングする勉強法や、スローにして英文を聞く勉強法がオススメです。

徐々に英文を見ずにリスニングする勉強法や、英文が読まれるスピードを早くして聞く勉強法を実践すれば、英語を聞く力は着実に身についてきます。

またリスニングの学習を行う際には、「リピーティング」と呼ばれる勉強法もオススメです。

リピーティングとは、聞こえてきた英語を真似して声に出す勉強法です。

この勉強法を実践する事で、リスニング力と一緒に正確な英語の発音を習得できるので一石二鳥です。英語の発音は日本語とは違う部分も多いので、意識して発音の練習も行うのがベストです。

おすすめ英語リスティング教材

NHK語学アプリ

【公式サイト】https://www2.nhk.or.jp/gogaku/index.cgi

NHKゴガク 語学講座

NHKゴガク 語学講座

NHK (Japan Broadcasting Corporation)無料posted withアプリーチ

STEP4:英文ライティングを勉強しよう

英文ライティングを勉強する

英会話の勉強法として英文を聞けるようになれば、あとは実際に英会話を話すスピーキング力を身につけるだけです。

とはいえ英単語・英文法とリーディング、リスニングの勉強だけでは、すぐには英会話ができるようにはなりません。

英語を読む力と英会話はまた別のものだからです。

日本語で例えるならば、敬語による会話が分かりやすいかと思います。

「〜さんがいらっしゃった」という文章を読んで、ほとんどの日本人は目上の人に対する尊敬の意味合いが込められていると理解できるでしょう。

しかし自分から敬語を話すとなると、「〜さんが伺った」という風に、尊敬語を使うべき場面で間違って謙譲語を使ってしまうケースはよくあります。

言語において、読む力と話す力は前提となる知識(単語や文法)は同じであるものの、使うとなった場合には個別のスキルが必要です。

英単語・英文法とリーディングの勉強後にいきなり英会話をはじめても悪くはありませんが、頭の中で即座に英単語や英文法を組み立てて文章を話すのは難しいです。

次の英会話の勉強法として「英文を書く英文ライティング」がオススメです。

頭の中で考えながら英会話を勉強するよりも、実際に書きながら覚えた方が実は覚えやすかったりします。

英文ライティングの勉強をする際は、自分の話したい内容をあらかじめ決めて、それを英文として書き出す勉強法がオススメです。

最初は文章を完成させるまで時間がかかるかもしれませんが練習を重ねていくうちに、段々と短い時間で英文を完成させられる様になるのが実感できます。

事前に英文読解の学習により、英文構造がどの様に構築されているかを分かる様になっているため、そこまで英文ライティングの学習に苦戦することはないかと思います。

自分が英会話で言いたいことをスラスラ英文として書けるようになれば、英文ライティング力が身についたと言えるでしょう。

STEP5:英会話をはじめよう

英会話をはじめよう

英単語・英文法、英語を読むリーディング、聴くリスニング、そして英文か書くライティングができるようになってきたらいよいよ実際に英語を人に話す「英会話の勉強」の開始です。

英会話の勉強法として一番良いのは、ネイティブスピーカーと英語でひたすら話す勉強法です。

最初は苦戦するかもしれませんが、既に英会話を行う上で必要な土台は備わっているので、慣れればスムーズに英会話ができるようになるでしょう。

とは言えいきなり一般のネイティブの英語話者と英語で会話するとなると、早すぎてついていけないかもしれません。

おすすめは英会話教室やオンラインの英会話レッスンを受講するのも良いでしょう。

英会話講師の方は程よいスピードで話してくれるので、段階的に英会話のスキルを磨いていくことができます。

▲目次に戻る

英会話の勉強法 まとめ

以上、英会話の勉強法は学ぶ順番がとても重要ということをご紹介してきました。

この記事でお伝えした通り、英会話のスキルを効率的に習得するためには、正しい順番の勉強法で学習を進めていく必要があります。

英会話の勉強法5つのステップ

  1. 英会話・英文法の勉強
  2. 英文を読むリーディング
  3. 英会話を聴くリスニング
  4. 英文を書くライティング
  5. 英会話

まずは英単語と英文法の知識を習得し、その後英文を読むリーディングの学習により英文構造を学びます。

英文リーディングができるようになったら、英会話を聴くリスニングと英文を書くライティングの学習を行います。

リスニングとライティングの技能が身についたら、実際にネイティブスピーカーや英会話教室での会話で、英会話を勉強していきましょう。

この順番を意識した英会話勉強法を実践すれば、遠回りせずに最短時間で英会話を習得できるようになるでしょう。

一見すると遠回りのように思える英会話勉強法ですが、基礎知識なしに英語を話せるようにはなりません。

着実に英会話ができるようになるためにも、正しい勉強法で基本的な部分から着実に英会話を身につけるのがおすすめです。

▲目次に戻る

仕事・転職で悩んでいるなら
適職診断受けてみよう

適職診断特集
  • 「正直いまの仕事が合っていない」
  • 「自分にどんな仕事が自分に合っているのかわからない」
  • 「仕事が辛い・辞めたい」

そんな人は無料の「適職診断」を受けることで自分に合った仕事を知ることができます。
ぜひ診断を一度受けてみましょう。

コンサル山田

適職診断を受けて自分自身を知ることが仕事・転職では一番大事だ。

【無料】適正年収・適職診断ツール

スクロールできます
おすすめ
診断ツール
診断内容公式サイト

ミイダス
5.0
・コンピテンシー診断
・適正年収
・自分の強み
公式サイト

ASSIGN
5.0
・適職診断
・適正年収
・自分の強み
公式サイト

リクナビNEXT
4.5
・グッドポイント診断
・自分の強み
・適職診断
公式サイト
コンサル山田

自分の強み・適職・適正年収を調べよう

仕事・転職で悩んでいるなら
適職診断受けてみよう

適職診断特集
  • 「正直いまの仕事が合っていない」
  • 「自分にどんな仕事が自分に合っているのかわからない」
  • 「仕事が辛い・辞めたい」

そんな人は無料の「適職診断」を受けることで自分に合った仕事を知ることができます。
ぜひ診断を一度受けてみましょう。

コンサル山田

適職診断を受けて自分自身を知ることが仕事・転職では一番大事だ。

キャリアアップ診断

あなたのキャリアアップをお手伝い

キャリアアップの方法をご紹介!

Career Banner
二問目:転職スタイルを教えて下さい。
退職代行サービス
英会話の勉強法

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事の監修者

「エーマッチ」編集長。
コンサル・マーケティング会社経営者で自らも7回もの転職経験者。
自らの転職経験を元に転職エージェントマッチングの「エーマッチ」を運営。転職エージェントの紹介だけでなく転職ノウハウ、キャリアアップ・独立起業などビジネス全般、最新ビジネスニュースなどをお届け。

タップできる目次