社会人はどこで友達を作る?方法は1つじゃない!友達ができやすいシチュエーションも解説

社会人友達の作り方

「社会人になると、職場の人たち以外との出会いがないな」と感じる人は多いのではないでしょうか。

「自分の生活圏内では出会わないような人と出会ってみたい」「自分の知覚や視野が広がるような出会いがほしい」「なんだか自分の生活や人生が停滞しているような気がする」そんな時、新しい出会いは自分の人生に潤いを与えてくれます。

出会い方には様々なシチュエーションがあります。自分に適した出会い方で友達を作り、自分の人生にプラスになってくれる存在と出会えたら嬉しいですよね。

今回は、社会人の友達作りについて紹介していきます。

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この記事の監修者
転職コンサル山田
コンサル山田

「日刊お仕事マガジン」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に「日刊お仕事マガジン」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。

社会人になると新しい友達ができないのは本当?

社会人になると友達ができない

よく「社会人になると友達ができなくなる」と言われます。社会人になると人とのプライベートな話よりも、仕事を円滑に進めていくために社交辞令や世間話を大切にするようになります。

踏み込んだ話はしにくいですし、人となかなか親密になりにくいのです。仲良くなれる人がいたとしても、他の職員と対応の差が出たりして、トラブルの元にもなります。

社会人になると友達が少なくなる原因とは

社会人になると友達が少なくなる原因について解説

社会人になると仕事が中心の生活になるため、プライベートに割ける時間が学生時代に比べて格段に減ります。また仕事に体力を使うのでよっぽどアクティブな人でない限り、本当に会いたいと思える人以外に時間を割くことに対して、億劫になっていきます。

学生時代だと、さほど好きではない人と付き合う余裕があっても、社会人になると遊ばなくなっていくので友達が自然と減っていきます。

環境が変わり疎遠になる

就職により県外に行ったり、実家暮らしの人もいれば一人暮らしになる人もいるでしょう。

これだけインターネットが発達している昨今でも、環境が変わってしまうとどうしても関わりが少なくなっていき、結果的に疎遠になりやすいです。

価値観が変わり話題が合わなくなる

学生時代に比べて、様々な経験をすることが増える社会人は、良くも悪くも大きく価値観が変わっていきます。

1つの会社で働き続ける人もいれば、転職を何度も経験する人もいるでしょう。チームで連携して仕事をする人もいれば、個人で仕事をする人もいます。

それぞれ大切にしていることも変わっていくので、学生時代には仲が良かった人とも話が合わなくなっていきます。

同年代と知り合う機会が少なくなる

「職場には年配の人しかいない」という人も多いのではないでしょうか。同年代で気軽に遊びに行けるような人はなかなか職場にいませんよね。

いろいろな会社の人と関わる仕事であったり、同年代のお客さんや患者さんと接するような機会に恵まれるような職場環境であればいいのですが、現実はそうもいきませんよね。

社会人になると友達を作るのが難しくなる理由

社会人になると友達を作るのが難しくなるのはなぜ

仮に友達になりたいと思える人が職場にいたとしても、どこまで踏み込んだ質問をしていいのかわからないという人も多いかと思います。

また、もしプライベートで付き合うようになっても何かしらのトラブルが起こったりすると職場にいづらくなったり、仕事に支障が出たりしてしまいます。

したがって、学校と違って職場で友達を作る行為は非常にリスクが高い行為と言えるため、社会人が友達を作ることがとても難しくなるのです。

同年代がたくさんいる環境でなくなる

学校は自分と同じ学年の男女がたくさん集まる場所であり、受動的な人間でも多くの人たちと過ごす環境にいることができます。

しかし職場にはいろんな年齢の人間がおり、同じ課題や授業をする場所でなくそれぞれ違う業務をこなし、ミスや失敗が許されない環境なので殺伐としがちです。

また学生時代と違い、同年代であっても入社時期が違うと上下の関係が出来上がるため、友達という関係性に発展しにくいとも言えます。

それぞれ違う仕事で生活リズムが合わなくなる

日中が仕事の人もいれば、夜間が仕事の人もいれば変則的なシフトで働く人もいます。飲みに誘おうにもその時間を空けられない人も多いでしょう。

また主に土日祝休みの人もいればシフト制の休みの人もおり、休日も合わなくなっていきます。

結婚や子供の誕生で誘いづらくなる

社会人になれば結婚する人も増えて、さらに中には子供が誕生する人もいるでしょう。家庭を持っている人には独身の頃のように気軽に誘えなくなります。

社会人が友達作りをする際の注意とポイント

社会人になってから友達作りをするのは、学生時代と違い難しいものです。学生時代は同じカリキュラムをこなしたり同じ生活リズムで過ごしたりすることで共通点も生まれやすいです。

しかし、社会人になると個々の考えも強固なものになってくるので、お互いの価値観の擦り合わせが必要になっていきます。

どんな人と友達になりたいのかを明確にする

闇雲にいろんな人に声をかけても価値観が合わないと親しくなれません。自分の納得のいく友達作りをするためには、どんな友達ができたら満たされるのか、友達ができたらその友達とどのようなことがしたいのかを考えておきましょう。

友達作りのその先に何を目的としているのか考える

友達ができたその先に何がしたいのかを考えましょう。少人数で付き合いたいのか、大人数で付き合いたいのか、1対1で付き合いたいのかを明確にしておきましょう。

無闇矢鱈に交友関係を広げない

人間関係は時に自分自身に悪影響を及ぼします。特に人からの影響を良くも悪くも受けやすい人は気をつけた方がいいでしょう。人を見る目を養う機会にもなりますので、いい経験にもなるでしょう。

普段出会えない人と出会うことができる分、今まで自分と関わりがなかったようなタイプの人はまずは様子見するなどいきなり親密になるのは避けましょう。

客観的に見た時に、相手と自分の雰囲気が違いすぎる場合も注意しましょう。表面上は仲良くできても、深い仲にはなれない場合もあります。

仕事や既存の人間関係への影響を考える

社会人になってから新たな出会いを求めている人の中には、怪しいネットワークビジネスや情報商材への勧誘をしている可能性もあるため、注意が必要です。

「あなたの友達にもこれを紹介してください」などと言われて既存の友達を巻き込むと、既存の友達から縁を切られてしまうこともあります。

社会人になってどのような環境で友達を作るのか

どこで友達を作るか

友達を作る過程も大切です。自分が友達作りを楽しめる過程を選びましょう。例えばインターネットを使うことに苦手意識がある人がオンラインで友達を探そうとするととても苦痛を感じます。

逆に初対面の人と話すことがとても苦痛な人の場合、一度にたくさんの人と出会うような場へ行くと疲弊してしまいます。自分に合った友達作りの過程を踏みましょう。

SNSで友達になる

昨今ではSNSが発達しています。様々な人と繋がることができるというメリットがあり、主にInstagramやX(旧Twitter)、Facebookを活用するといいでしょう。

リアルの世界よりも発言がしやすく、同じ趣味や価値観の人たちと繋がりやすいのも特徴です。また、実際に会わずともコミュニケーションが取れるため、オンライン上の友達として割り切って付き合うこともでき、安全です。

マッチングアプリで異性の友達

SNSだけでなく、マッチングアプリも普及しています。年齢層や使う目的によって様々な種類のものがあります。異性の友だちを作りたいならマッチングアプリを選びましょう。

いきなり恋人候補として出会うのに抵抗がある人は、まずは友達からという名目で会うことを心がけると異性と出会うハードルも低くなるでしょう。

相手が真剣な婚活・恋活をしている場合には、きちんとその旨を説明した方がいいかもしれません。

オンラインゲームでゲーム仲間

オンラインゲームから友達や恋人に発展するケースも珍しくありません。しかしオンラインゲームによっては馴れ合いや出会い目的を非常に毛嫌いしている空気があるのも確かです。

本来の目的の、ゲーム自体を楽しめていないと難しいかもしれません。ゲームをすること自体が苦痛だと、それがゲーム仲間にも自然と伝わってしまい、最初から出会い目的だったというレッテルを貼られてしまいます。

オフ会に参加する

前述したX(旧Twitter)やFacebookなどSNSで仲良くなった人と、オフ会に発展することがあります。オフ会ではオンライン上で絡んでいたフォロワーたちと実際に会って話すことができます。

しかしあくまでフォロワー同士の交流なので、出会い目的を全面に出し過ぎると他のメンバーから毛嫌いされたり、最悪の場合コミュニティから排除されてしまいます。

社会人サークル

社会人サークルでは、サークルの内容にもよりますが比較的友達を作りやすいと言えます。

異性との出会いを求める際には、サークルのメンバーの中には恋人や既婚者の人もいる可能性を頭に置いておいた方がいいでしょう。

よく行くお店

美容院、病院、アパレルショップ、バーや居酒屋など自分が頻繁に行くお店にも注目してみましょう。

常連になるレベルで通い詰めていると、そこで思わぬ出会いがあるかもしれません。お店の人と仲良くなって、そこから連絡先を交換して友達になったという人もいますよね。

お店の人や他の常連のお客さんと仲良くなるには、ある程度のコミュニケーション能力が必要になります。ここでいうコミュニケーション能力とは、相手の心情を的確に汲み取り上手な距離感を保ちつつ、相手と接することができる能力のことを指します。

やたらめったらに、いろんなお客さんや店員さんに話しかけたり連絡先を渡したりしていると、迷惑客や要注意人物のレッテルを貼られることもあるので気をつけましょう。

また、仮に仲良くなりたい店員さんがいたとしても、その店員さんに覚えてもらうことに固執しすぎてしつこくアピールしすぎないようにしましょう。

資格や趣味のスクール

社会人になると仕事の関係で資格を取得したり、趣味で習い事を始める人も多いかと思います。

もちろんその趣味に対して興味が持てており、楽しめていることが大前提です。そんな趣味を楽しんでいるあなたを見て、魅力を感じて近づいてくる人がいるかもしれません。

前述した通り出会うことが目的で趣味や習い事を始めるのはあまりお勧めしません。やっていくうちにその趣味自体に興味を持てるようになるのなら構いませんが、その趣味に対して興味が持てないのに、人と出会うことだけが目的で始めると周囲の人間から顰蹙を買ってしまい、友達ができるどころかコミュニティを去るはめになります。

社会人での友達関係を持続させるためには

せっかく友達が作れても、その関係が持続できなれば、それまでのせっかくの努力が台無しになってしまいます。

基本的には人間関係ですから学生時代の交友関係で気をつけることと特に変わりませんが、社会人ならではの気をつけるポイントをいくつか紹介していきます。

社会人の友達関係を持続させるためにはどのようなことを気をつけたらいいのでしょうか。ぜひ参考にしてみてくださいね。

相手の都合を考慮する

社会人になるとお互い仕事が忙しかったり、プライベートで自分の時間をしっかり取っておきたいという人もいるかもしれません。

「いつ空いてる?じゃあ次はいつ遊ぶ?」などと尋問のように相手を誘っては、相手を疲れさせてしまうこともあります。相手の様子をきちんと伺うようにしましょう。

また誘いのLINEを送る時も「何日空いてる?」というような聞き方ではなく、「何日の夜から2人で飲みに行ける?」「誰々さんと私とあなた3人で、ランチでもどう?」と「来る人とそのメンバーでやること、日程の候補日」を明確にしてから誘うことで、相手が誘いを受けるかどうかの指標にもなります。

逆にその情報が不明瞭だと相手も「誰が来るんだろう?」「何をするんだろう?」と誘いに対して後ろ向きになってしまいます。人を誘う時はまず誘われる側の気持ちになってみて、メッセージを送るといいでしょう。

お互いにとって良い関係かを考える

人間関係は基本ギブアンドテイクで成り立っています。どちらかがテイカー気質だと相手は疲弊してしまいます。

「自分は相手に一体何をギブできるか」もしくは「相手がテイカー気質で、自分ばかりがギブしてはいないか」を一旦立ち止まって考えてみるのもいいでしょう。

例えば、「いつも自分ばかりが誘っているな」「自分ばかりが運転しているな」「なんだかんだお金を多めに出させられるな」と感じるような相手との付き合いは一度考え直してみた方がいいかもしれません。

一度いつも当たり前にしている行為をやめてみることで、それが相手からのアクションを引き出すきっかけにもなります。

リスペクトを持てるか考える

いくら気を遣わない関係だったとしても、相手を一切リスペクトできない関係はしんどいものです。人間誰しもいい面・悪い面を持ち合わせているものですが、悪い面がいい面を上回るようなら一旦距離を置くことも考えてみましょう。

また、相手からもリスペクトを感じられない場合も同様です。

社会人が友達作りをする上で注意すること

社会人の友達作りに限りませんが、「相手がどのような目的でその場に参加しているのか」「相手の意図を、いかに適切に汲むことができるか」が人間関係を円滑に築くための鍵となってきます。

社会人が友達作りをする上で大切な「相手の意図を汲む力」について見ていきましょう。

無理に連絡先を聞くなどしつこくしない

学校や職場など公的な場所でないところの出会いには、連絡先の交換に抵抗がある人も一定数います。相手が連絡先の交換に難色を示している場合は、無理に交換を強いらないようにしましょう。

また、その場でだけで交流することを目的にしており、プライベートでの交流は望んでいない人もいます。

相手と自分の温度が同じか見極める

「この人話しやすいな」と思っていても、自分だけが盛り上がっていたり、相手が合わせてくれているだけということもあります。

相手も同じくらい自分と話してくれているか、自分に興味を持ってくれているかなど相手の表情や言葉をよく観察してみましょう。

相手も自分と友達になりたがっているかが大切

対人関係が苦手な人は、「自分と気が合う人が1人でもいたらいい」と考えることが多い傾向にあります。間違いではありませんが、1人の人間に固執すると相手からは重たい印象を与えてしまいます。
「この人と気が合うはずだ」と強く思い込んでしまっていると、相手も同じ温度で自分と友達になりたがっているかを冷静に感じ取れなくなってしまいます。

広く浅く付き合うことのメリットにも目を向けてみましょう。順序的には、「広く浅く付き合ったその先に親密な人間関係が生まれる」くらいの意識でいた方が気が楽になります。

友達を作ることに固執しない

無理に友達を作ることに固執しない

矛盾するようですが、「絶対に友達を作るんだ」という意気込みでいると、友達を作ること自体が目的になってしまいます。

その先の状況まで想像できていないので、手段が目的になってしまいます。「そもそも自分は何が目的で友達を作りたいのか」という、行動の動機となるスタート地点を見失わないようにしましょう。

無理に友達を増やす必要があるのか

そもそも新しく友達を作る必要があるのか考えてみましょう。もともと人付き合いが苦手な人が無理に友達を作るとストレスが増える可能性があります。

無理に友達を作らず、休日は自宅で配信動画を見たりゲームをする、なんて生活が合っている人がいます。

無理に友達を作ろうとせず、日々自分の好きなことをして、友達作りは自然のタイミング任せる、というも良いでしょう。

他にやるべきことがないか整理する

本当は他に集中しなければならなかったり、解決した方がいいことがあるかもしれません。

それは仕事だったり、精神的・体調的な不調・生活習慣の改善だったり、物事の考え方や捉え方、もしくは身内との付き合いだったり、はたまた他のことだったりするかもしれません。

もしかすると、意外な人があなたに会いたがっているかもしれません。

まとめ:社会人の友達作りについて

この記事では社会人の友達作りについて解説していきました。社会人が友達を作るためにはまず出会いの過程や環境を吟味し、相手との適切な距離感を大切にして、かつ友達を作るための動機をあらかじめはっきりさせておくことが大切です。

この記事を読んだ人たちが、異性・同性問わずいい出会いに恵まれることを願っております。

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この記事の監修者

「エーマッチ」編集長。
コンサル・マーケティング会社経営者で自らも7回もの転職経験者。
自らの転職経験を元に転職エージェントマッチングの「エーマッチ」を運営。転職エージェントの紹介だけでなく転職ノウハウ、キャリアアップ・独立起業などビジネス全般、最新ビジネスニュースなどをお届け。

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