厳しい人の特徴10選と厳しい人の心理や対処法について解説
「厳しい人」といってもさまざまなタイプがいます。
- 他人に厳しい人
- 自分に厳しい人
- 他人にも自分にも厳し人
それぞれ特徴があります。さらに他人に厳しいのに自分には甘い困った人もいます。社会に出るといろいろなタイプの人との付き合いがあるので、厳しい人に対してもうまく対処する必要があります。
厳しい人は自分を成長させてくれる反面、気をつけないと職場の雰囲気が悪くなるから注意が必要だ。
この記事では厳しい人のタイプ別特徴から心理状態、また対処方法について詳しく説明していきます。
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「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
「厳しい人」と「甘い人」の4タイプ特徴
「厳しい人」「甘い人」には次のように4タイプあります。
- 他人に厳しく自分にも厳しい人
- 他人に厳しく自分には甘い人
- 他人には甘く自分には厳しい人
- 他人には甘く自分にも甘い人
他人に厳しく自分にも厳しい人
他人にも自分にも厳しい人は自分に対してルールを厳守して目標に向かってひたむきに努力し成果を出してきた人で他人に対しても同じように厳しさを求めてしまう人です。
自分に厳しい分には良いのですが、その厳しさを他人にも強要してしまうという融通がきかない一番厳しい人タイプになります。
他人にも自分にも厳しい人は会社から「仕事ができる人」と評価されています。
他人に厳しく自分には甘い人
自尊心が高く、自分は特別な存在だと勘違いしている傾向にあります。
自分は他人とは違うと思い込んでおり、プライドも高いため他人からのアドバイスを受け入れることができない人です。周囲との衝突も多々あります。
自分中心の考え方をする場合が多く、自分さえ良ければいいという考えを持っているため、まわりへの配慮が足りないといった状況になっている人です。
職場ではあまり関わりたくないタイプだ。
他人には甘く自分には厳しい人
自分には厳しくルールを守りキッチリ努力をして成果をだすものの、まわりの人には優しく接するタイプの人もいます。
ときに周囲からは慕われ尊敬されリーダーとして選ばれることもあります。
ただし自分は成果を出すものの、まわりの部下やメンバーが甘えて成果がでなくなることもあるため組織のリーダーとしては不適切な場合もあります。
組織として結果を出さないと結局メンバー全員がマイナスになってしまうので「組織には優しい人が良い」とは限りません。
他人に甘く自分にも甘い人
最後は他人にも自分にも甘いタイプです。
「優しい人」という印象もありますが仕事面では「いい加減な人」「仕事ができない人」と評価されることもあります。
会社組織で成果を出すためにはある程度の厳しさも必要です。
他人に厳しく自分にも厳しい人の7つの心理と特徴
ここからはまわりから厳しい人と呼ばれているタイプにフォーカスして「他人に厳しく自分にも厳しい人」、「他人に厳しく自分に甘い人」の心理と特徴について解説します。
他人に厳しく自分にも厳しい人は次のような6つの特徴があります。
6つの心理と特徴
- 周囲からどう思われるかを常に気にかけている
- 完璧主義
- 真面目な性格
- 日頃から努力を怠らない
- 規律を重んじており、マナーやルールをしっかり守る
- 目標や理想を高く設定している
周囲からどう思われるかを気にかけている
自分に厳しい人全般に言えますが周囲の人からの評価を気にかけている傾向があります。
まわりから「できない人」「ダメな人」といったイメージを持たれたくない、まわりのライバルに負けたくない、といった考えから自分・他人に厳しくなります。
完璧主義
完璧主義者は一つのミスもなく100%を目指している人です。完璧主義者の厳しい人は、正義感や責任感が強いのも特徴です。
引き受けた仕事は完璧にこなさないと気が済まないので、几帳面で丁寧な仕事ぶりが周囲や上司から高く評価されます。
顧客や取引先に完璧な品質の製品やサービスを提供することに強い責任感を持ち、真面目にコツコツと仕事をします。
完璧主義過ぎて仕事が遅い、周りへのプレッシャーが強いというのも特徴だ。
真面目な性格
人にも自分にも厳しい人は、真面目な性格であることが多いです。
しかし不器用なために人に誤解されやすく、損をすることが多いでしょう。プライドが高くて気位が高いところもありますが、その分、仕事や人間関係の面ではとても優秀な人が多いようです。
日頃から努力を怠らない・サボるのが嫌い
厳しい人は日頃から努力を怠らない人が多いです。
自分が決めたことは必ずやり通すという強い意志を持っているため、目標達成のためには妥協を許さないでしょう。
そのため、物事が順調に進んでいるときはとても頼もしい存在になります。
しかし一度でも壁にぶつかったり、失敗してしまうと途端に自信を失ってしまうので注意しましょう。
規律を重んじており、マナーやルールをしっかり守る
厳しい人は規律を重んじており、マナーやルールをしっかり守る傾向があります。
そのため他人がマナーやルールを守っていないとストレスを感じ厳しく注意することもあります。まわりから「厳しい人」と言われるタイプです。
コンプライアンスなどもしっかり守るから会社からは信頼されるぞ。
目標や理想を高く設定している
厳しい人の特徴として目標や理想を高く設定している点が挙げられます。
自分が設定した目標に達するために、より一層の努力をします。
また自己評価も厳しく、自分はまだまだだと思いがちで、自分に対する要求水準が高くなりがちです。
このような人は、自分ではなかなか気づかないけれど、実はかなりのプレッシャーを感じていることが多く、ストレスを溜めやすい性格といえるでしょう。
他人に厳しく自分には甘い人の4つの心理と特徴
他人に厳しく自分に甘いというやっかいなタイプの心理と特徴です。
他人に厳しく自分には甘い人は次のような4つの特徴があります。
4つの心理と特徴
- 自分を過大評価している
- 優越感を感じたい
- 威圧的な態度
- 都合の悪いことには反論する
自分がこのタイプになっていないかもしっかりチェックしましょう。
自分を過大評価している
自分を過大評価しているため自分に甘くなります。さらに他人を見下しているので「なんでそんなこともできないの?」と他人に厳しくなります。
「私には才能がある」「俺は要領が良い」という言葉も、このタイプです。
自己肯定感が高いため、自分の能力を過信しがちになり、他人を下に見ています。
このタイプの人は、他人が自分より劣っていることに優越感を覚えるので、他人を見下したり、馬鹿にしたりする言動が目立ちます。
自分は特別な存在だと思い込みやすい傾向があります。自分は特別だから他の人たちとは違うという価値観を持っているのです。
まわりにいる人間たちに対して「あいつらはバカだ」とか「低脳だ」などと心の中で思うようになってます。その結果、周囲から孤立してしまうことがあるのです。
そうなると、ますます自分が特別だという意識が強くなって、周りとのコミュニケーションが取れなくなっていきます。
このような傾向を持つ人間は、人間関係において問題を起こしやすくなります。
自分の思い通りに物事を進めようとしますし、自分が正しいと信じて疑わないことが多い傾向にあります。
優越感を感じたい
自分に甘く他人に厳しい人の特徴として「自分は特別である」「自分こそが一番優れている」と思い込んでいることも挙げられます。
そのため、自分が一番偉く、他の人間など取るに足らぬ存在だと考えています。また、自分は特別でありみんなとは次元が違う存在であるという意識が強いため、周りを見下すことで優越感に浸っていることが多いです。
常に「自分は正しい」と思っており、自分の意見が正しいことを証明しようとします。
問題を客観的に見ることができないのです。「私は正しいのだ!」という思いが強く、自分の考えが正しいと信じて疑わず、周りの声や批判を聞き入れようとしない傾向があります。
威圧的な態度
自分に甘くて他人に厳しい人は、他の人が少しでも自分の気に食わない行動をすると威圧的な行動をとりがちです。
自分が思うようにいっているときはいいのですが、不都合なことがおきた場合は相手を認めることはできません。
自分の主張を押し通したいという欲求が強いので、相手の気持ち・立場に立って考えることができず、相手の話を聞きません。
他人のミスを見つけては、「私の言ったとおりにしていればよかったのに!」「私の言うとおりにすればあなたは何も悪くなかったのにねー」と周囲に言いふらすようなことばかりしています。
都合の悪いことには反論する
他人に厳しく自分に甘い人は、自分に都合が悪くなるとすぐに機嫌がわるくなり反論する傾向にあります。
このような行動をする理由は、自分のことしか考えていないということが挙げられます。
自分の身勝手な理由で他人を振り回すこともしばしばあるのです。
自分のやりたいことをやるために、周囲に迷惑をかけてしまう傾向にあります。自分が正しいと思い込んでいるため、周囲の人がどんな気持ちになっているのかはわかりません。
他人のことを考えず自分のことばかり考えている人は、自己中心的で自分勝手でわがままな性格だと言えます。このような性格の人には、周りの人から好かれることはまずないでしょう。
反省もしないため改善されることはありません。
厳しい人への対応について
まわりにいる厳しい人と接するときの4つ対応法についてご紹介します。主に厳しい人への対処とは上司やリーダーへの対処になるかと思いますので4つに絞って解説していきます。
対処法としてできること・できないことありますがぜひ参考にしてください。
厳しい人への4つの対処法
言われたこと以上の結果を出す
厳しい人に認めさせるためには言われたこと以上の成果を出すことです。
営業成績でも企画でも事務処理でも開発でも新規事業でも、厳しい人の期待値より圧倒的に高い成果を出すことで認めてもらうことです。
厳しい人よりさらに厳しく仕事に挑む、ということになります。
厳しい人から「こいつ俺より厳しく仕事できるな」と思われると、その後急に優しくなったりします。
こまめな報告・連絡・相談
厳しい人は細かいことが気になっています。
こまめな報告・連絡・相談をすることで安心してもらい信用へとつながります。
安心・信用してもらえれば厳しいことを言われることも少なくなるでしょう。
厳しい人の仲間に入る
自分も厳しい人と同じ意見であれば同じ仲間に入ることです。
普段から一緒に行動してランチや飲みに行く、などすることで気に入られれば厳しいことを言われるのも少なくなるでしょう。
徹底的に戦う
最後の対処法として厳しい人と徹底的に戦うという方法があります。
厳しいこと言われたら「なぜそれが必要なのですか?」「そのことになにか意味がありますか?」「それは厳しすぎませんか?」と徹底的に反論して戦うことです。
厳しい人も、毎回反論され続けたら流石に嫌になってくるでしょう。ただ厳しい人が社内のそれなりの立場の人だと、自分自身の社内の立場も不利になる可能性もあります。
「他人に厳しく自分には甘い」ような人とは戦うか、ダメなら転職するか、考えたほうが良い。
まとめ:厳しい人の心理・特徴と対象
厳しい人について心理と特徴また4つの対処法を紹介していきました。
厳しい人への4つの対処法
自分に厳しい人は自分自身の成果につながることがあるので良いのですが他人に厳しい人はときに周囲とのトラブルにつながることもあります。
この記事でご紹介した厳しい人の特徴を知り、上手に対処して厳しい人とも良い関係を築いていきましょう。