「仕事から逃げたい」と思うのは甘えではない!辛いときの心の対処法について

仕事から逃げたい

突然ですが皆さんは「仕事から逃げたい」と思った経験はありませんか?

働かなければ生きていけないとわかっていても、できることなら仕事から逃げてしまいたい…そう思う朝もあるはずです。

しかし現実は「仕事から逃げたいなんて甘え」なんて言う上司もいて「自分だけがこんな風に思っているのかな」と不安になったことがある人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は「皆さんが仕事から逃げたいと思った瞬間」「仕事から逃げるべき状況の人」や「仕事から逃げたいと思った時の対処法」等、今仕事から逃げたいけれど逃げることは良くない…と思い詰めながら仕事に通っている皆さんに、ぜひ読んでいただきたい情報をご紹介します。

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この記事の監修者
転職コンサル山田
コンサル山田

「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。

仕事から逃げたいと思うのはダメなこと?

仕事から逃げたいと思うのはダメなこと

誰だって一度は「あぁ今日の仕事面倒だな」「できることなら仕事から逃げてしまいたい」と思うこともあるでしょう。

しかしそれを誰かに相談しても「仕事があるだけありがたいでしょ!」なんて言われることもあるかもしれません。

とはいえ、仕事から逃げたいと思ったとしても実際に出社している時点であなたは頑張っているのです。最終的に問題点となるのは「逃げたいと思ったからそのまま引き継ぎも何もせず逃げてしまうのか」「逃げたいと思っているけれど今は踏ん張って、すぐには逃げずに転職準備等を進めてからその会社から逃げるか」ではないでしょうか。

そもそも誰が何をどう思っても、それは人間の自由と言えます。ですから逃げたいと思うことはダメなことと一口には言えません。

「あぁ仕事から逃げたい」そう思った時、思ってはいけないと考えるよりも「一体なぜ仕事から逃げたいのか」と原因を追究することが大切です。

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仕事から逃げるなんて甘えだ!と思われる理由って何?

仕事から逃げるのは甘え?

先にお伝えしておくと仕事から逃げることすべてが甘えというわけではありません。

しかし中には上司や信頼している知人、親から「仕事から逃げるなんて甘え!」と言われたことで「そうだよな…甘えだよね…」と自身の心に言い聞かせている方もいるのでは?

そもそも、どうして仕事から逃げることは甘えだ!と言う人はそのように考えているのか…気になりませんか?

基本的にそのように考えている方は以下のような考え方をしている可能性があります。

  • 仕事をすることは当たり前で、自身もそうやって働いてきたから
  • 仕事がない人もいるのに、仕事から逃げたいなんて贅沢!
  • 頑張ってほしい!という単純な気持ち
  • 会社側からすると空いた席を埋めるために資金面等が大変だから
  • せっかくスキルや実績がある方なのに辞めてしまってはもったいない
  • 上司が無能だと思われることは嫌だから

甘えだと言う方にすれば、叱咤激励のように「頑張ってほしいから」という応援から出る言葉なのかもしれませんが、真剣に「仕事から辛い…仕事から逃げたいよ…」と思っている方にかける言葉が「仕事から逃げたいなんて甘え!」は追い詰めるだけということに気づいてほしいものですね。

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みんなが「仕事から逃げたい」と思った瞬間は?

仕事から逃げたいと思った瞬間は?

次は皆さんが実際に「あぁ仕事から逃げたい!」と思った瞬間について見ていきます。

仕事でミスをした時

仕事から逃げたいと思った瞬間で特に多い瞬間はミスをしてしまった時です。例えばコピー枚数を一桁多くコピーしてしまった、大切な書類にお茶をこぼしてしまう…というようなミスから大切なクライエントとの商談でミスをしてしまう…等様々な体験談が聞かれます。

他にもスーパーで働いていたらレジ打ちミスをしてお客様からクレームが来るなんて経験がある方もいるでしょう。

仕事でミスをしてしまうと本当に仕事への意欲がなくなりますよね。

できることならばミスをする前に時間を戻したい!穴があったら入りたい!そんな思いをしたことがある方もいるでしょう。

加えてミスを重ねていると、最初はミスに関して寛容にしている上司や同僚も、何度もミスが続けば「仕事なめているの?」「なんで何回もミスするの?」と言うようになります。そうなると「仕事から逃げたい」「自分に向いてないのだ」と思っても仕方がありませんね。

しかし私たちは人間であり、誰だってミスはするものです。大切なことは「ミスをした後、更にミスを重ねないためには一体どうしたら良いか」をしっかりと明確にしておくことです。

例えばどんなに努力してもミスを重ねてしまう場合、一人ではキャパを超えているのかもしれません。その場合は、自分を責め続けるのではなくて、同僚や周囲の方にも協力してもらいながらミスを減らしていく努力をする方が効果的です。

「私には簡単にできるのにどうしてあなたはできないの?」と言われても、あなたはあなた、私は私なのだと思うことで少しは心が軽くなりますよ。

仕事量が明らかに多い

2つ目に多かった仕事から逃げたい!と思った瞬間は仕事量が明らかに多かった時です。

出勤して自分のデスクや今日行う仕事の割り振りを見た時、通常よりも明らかに仕事量が多い時「うわーもう仕事から逃げたい」となりますよね。

「これは絶対に定時では終わらない」「残業だ」と感じる程の仕事量だと、そのままどこかに行ってしまいたいと思うはずです。

仕事量が多いことに関しては繁忙期が重なってしまった等の理由も考えられます。また業界によっては一人ひとり仕事量にバラツキが出ることもあります。

しかし他の同僚は定時に楽々終わりそうな仕事量で、明らかに自分だけ仕事量が多い場合は「仕事から逃げたい」と思うその気持ちを実行に移す必要があるかもしれません。

仕事は生きていく上で大切なものです。しかしそのために自分のキャパを超えて仕事をした結果、体調を崩して長期的に働けない状況になる可能性もあります。

「昨日の仕事が残っている」「自分なら大丈夫だと思って同僚の仕事も請け負った」等の理由があれば、仕事量が多いことに関して「作業効率を上げる」「自分にできる範囲の仕事量を考える」等の対策ができますが、そうではない場合、一度上司や同僚と相談し解決しなければ別の仕事、つまり転職を考える必要性も出てくるでしょう。

職場の環境が悪い

3つ目の仕事から逃げたいと思った瞬間は職場の環境が悪い、でした。

よく求人広告に「風通しの良いアットホームな会社です」と書かれている会社を見ます。

風通しの良いという言葉は上下関係なく誰でも意見が言える環境、アットホームという言葉は家庭的であったり、まるで自宅にいるようにくつろげる環境であったりするという解釈が基本ですが、悪くとらえると以下のようにも考えられます。

  • 風通しの良い=誰かの噂話もすぐに社員全員に広まるいわゆる同僚や上司等の情報伝達が優れている会社
  • アットホーム=ワンマン社長(お父さん)の会社。家族のように個人のプライベートにズカズカと入り込んでくる環境。人が少なく団結力が強い。そのため残業もみんなで頑張ろうね!という風潮がある

もちろん会社の中には上下関係なく必要なことは言い合える風通しの良い会社や、くつろぎながら仕事ができる理想的な環境の会社もあるでしょう。

しかし大半が上の悪いとらえ方で、風通しの良いアットホームな職場が多いことも事実です。

特に噂話が大好きな人がいて、人のプライベートにズカズカ入ってくる人がいる環境や、団結力が強く派閥争いが頻発している会社だと新参者、つまり新入りはストレスが溜まる環境になります。

「人の噂話は嫌い」「派閥とか興味ない」という方だと目をつけられやすく、毎日派閥争いを目にしなければならないとなれば「あー今日も面倒だな。仕事から逃げたい」と思うこともあるはずです。

特に女性が多く集まっている会社だと、職場にある程度の派閥があったり、お局様が仕切っていたりすることも多いと感じます。

そのため仕事選びの際にある程度の情報収集や面接に行った際の雰囲気を予めチェックしておく必要があるでしょう。

仕事をするやりがいや意味が見いだせない

4つ目の仕事から逃げたいと思った瞬間は仕事をするやりがいや意味が見いだせないでした。

朝昼の通勤ラッシュに揉まれ、やりたくもない仕事を長時間しなければならない状況と考えれば「仕事から逃げたい」と思うこともあります。

例えば何かしら興味や関心がある業務だったり、仕事のやりがいや意味を感じられる仕事だったりすればどんなに辛くても大変でも頑張ろうと思えるはずです。

しかし全く仕事にやりがいや意味を見出せない仕事だと「私が頑張る理由って何だろう」「別に給与も良くないしただ採用されたから働いているだけだし」と思ってしまいます。仕事をするやりがいや意味が見いだせない方は一度、自分はどんな時にやりがいを感じて、意味がある仕事ができていると感じるのかを整理してみることをおすすめします。

例えばスーパーならばお客様が「いつもありがとうね」と言ってくれた時、会社ならばクライエントとの商談がうまくいった時等、業種や業界によってやりがいや意味を見出せる瞬間があるはずです。自分はそこにやりがいや意味を見出せないのだと感じるならば、そもそもその仕事自体が自分に合っていない可能性があります。

一度初心にかえってみて、何をどう考えてもやりがいも意味もわからない!と感じるならば、転職のタイミングが訪れているのかもしれませんよ。

休みがない

5つ目の仕事から逃げたいと思った瞬間は休みがないでした。

休みがないということは自分のプライベートな時間が削られているわけですから、仕事へのモチベーションも下がってしまいます。例えば本来は休みがあったのに休日返上で働かなければならない時もあるため、辛いですよね。

しかし私たちは人間で、ある程度の休息がなければ作業効率も下がるため、ミスの連発等も重なりストレスや過労で体調を崩す可能性もあります。

会社自体、休みがない場合や自分だけが休みがないという場合は、人事や会社の産業カウンセラーへ相談したり、休みに関して上の方々へ提案してみたりしても良いでしょう。

「みんな休まず仕事しているのに自分だけ休暇なんて取れない……」とお悩みの方もいるかもしれません。しかし休日は正当な権利です。

休めない=人手不足等が理由ならば、それはあなたではなく会社の問題になります。ですからあなたが一人ですべて背負わなくても良いのです。

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仕事から逃げるべき状況の人とは

仕事から逃げるべき人とは

「そうはいっても自分は仕事から逃げても良いのだろうか…」「そもそも仕事から逃げるべき人ってどんな人?」「私は甘え?それとも体と心が限界?」

次は仕事から逃げるべき状況の人の特徴をご紹介します。

体や心に異常をきたしている

まず仕事によって体や心に異常をきたしている場合は問答無用で仕事から逃げるべき人です。

仕事は元気な体と心があってこそ成り立つものであって、体や心に異常をきたしているのに働くものではありません。もちろん家族のためや生活のために働かなくてはならないという現状がある方が多いでしょう。

しかしそれで取り返しのつかない程に体、心共にボロボロになって仕事を辞めて、職場復帰さえも長期的な時間がかかる方もいます。

また仮に「仕事辞めたらどうしよう」という方のために、様々な制度が用意されているのです。

制度は「へぇそうなんだ」と見ているものではありません。利用するものです。「朝起きられない」「会社に行くまでに涙が止まらない」「会社に行こうとすると吐き気や腹痛が止まらない」そんな体や心に危険サインが現れたら休職、転職を検討しましょう。

ブラック企業で働いている

次にブラック企業で働いている方も仕事から逃げるべき人の特徴です。

「自分の働いている会社がブラック企業か、わからない」という方は以下を参考にブラック企業チェックをしてみましょう。

  1. サービス残業当たり
  2. 10連勤、20連勤当たり前。なんなら月単位で連勤も
  3. 休日返上で仕事をすると「凄い」「やる気がある」「みんな〇〇を見習え」とやたらと褒められる
  4. 会社のイベントには自腹で強制参加
  5. 仕事でミスをすると同僚の目の前で叱られる+人間性を否定するような言葉を吐く
  6. パワハラ・セクハラ当たり前
  7. 気づいたら誰かしら人が飛んでいる(連絡なしで仕事を辞めていること)
  8. 辞めた人の悪口を堂々と言う

サービス残業に関しては今や当たり前風潮がある会社も多いです。

もちろん表立ってサービス残業しています!とは言いませんが、個人に任せると言いつつ上司よりも先に帰ると嫌味を言ったりするところも。

またブラック企業あるあると言えば何かミスをした場合、同僚の目の前で叱る際に仕事面ではなく人間性を否定するような叱り方をする点です。仕事に関して叱るならばまだしも「そんなのだから仕事できないんだよ」「お前本当役立たずだな」等、人間性を否定するような叱り方は一発アウトだと覚えておきましょう。

しかしかなりブラックな企業だと辞めることもできないという話を聞きます。

その場合は退職代行を利用し、退職するという手もありますので「どうしても辞められないから仕方ない…」と諦めて働かずに対策を講じてください。

職場の環境が悪く頼れる人がいない

先ほど風通しの良いアットホームな会社についてお話ししましたが、会社の中には職場の環境が悪く頼れる人がいないという場合もあります。

例えば仕事量が多い時も助けてくれる同僚がいない、何かあった時に相談できる上司もいないという場合は仕事から逃げるべきです。頼れる人間がいないということは、すべて自分の判断で進めなければなりません。

それなのにミスをしたら盛大に叱られるなんてたまったものではないですよね。

そもそも会社はチームで助け合うことが基本です。

もちろん個人プレー色が強い職場もありますが、何かあった場合は相談し、よりよい仕事へつなげることが成果に繋がります。しかし職場の環境が悪く頼れないとなれば、居心地も悪いですし、人の出入りも多くなるため、会社の評価も低く、将来性もそう長くはないでしょう。

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仕事から逃げるべきではない人の特徴

仕事から逃げるべきではない人

本記事の冒頭で「仕事から逃げることはすべてが甘えというわけではない」とお話ししました。

もちろん体調を崩したり、本当に限界を迎えたりした方が仕事から逃げたいと思うならば逃げるべきです。

しかし中には仕事から逃げるべきではない人もいます。一体それはどんな人でしょうか。

逃げ癖がついている

仕事から逃げたい!と思う方の中には「この職場嫌だからまた辞めて次探せばいいや」という考えをしている方もいます。

要するに逃げ癖がついてしまっているわけです。

嫌になったらやめちゃえば良い!が通用するのは20代前半です。

そもそも、自分がやりたいことだけをやって嫌なことはやらない!ということ自体、大人ではそう許されることではありませんよね。誰だって仕事はしたくない、逃げたい、だけどやらなければならない時はやる、それが大人ではないでしょうか。

単純に仕事が面倒

「ここの仕事面倒だから逃げたい」「別に人間関係に問題はないけど、面倒」という方もいます。

正直に言って、面倒なことが何1つなく、楽しいだけの仕事は滅多に巡り合えないでしょう。

「なりたい職業ランキング第1位 YouTuber」でさえ、撮影のネタを探して長時間パソコンに拘束されて、そこから視聴者数が伸びなければ全く収益にならないのです。

確かにやりたいことを仕事にする!というキーワードからするとYou Tuberは魅力的ですが、やりたい仕事だけをやってお金が稼げる仕事ではありませんよね。どんな仕事でも面倒な部分があり、その中に働く方々はやりがいや意味を見出しているのです。

その面倒な部分で「逃げたい!」と思うのでは、他の仕事へ転職しても同じ繰り返しになってしまいます。

相談できる相手や信頼できる仲間がいる

「相談できる相手や信頼できる仲間はいるけど、仕事が面倒!」「もう逃げたい!」という方は今一度踏みとどまってみてください。

確かに仕事は面倒です。楽しいと心から言える方もそうはいません。しかし相談できる相手や愚痴を言うことができる仲間がいる職場には、滅多に巡り合えないのです。

何十億人の人が生きていて、何十億もの会社がある中で、気の合う仲間がいる職場が何社あるかと言えばおわかりになるかと思います。

せっかくそんな貴重な職場に出会えたのならもう少し頑張ってみても良いのではないでしょうか。

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仕事から逃げたいと思った時の対処法5選

仕事から逃げたいと思った時の対処法

ここまで読んでみて「やっぱり仕事から逃げたい!でもどうしたら良い?」という方に向けて仕事から逃げたいと思った時の対処法を5選ご紹介します。

辞める前に休職してみる

仕事から逃げたいと思ったら、すぐには辞めずに会社へ休職を提案してみましょう。

すぐに辞めてしまうと転職先や金銭面で不安が残るため、一度休職をしつつ転職先を探してみるのも一つの手です。

しかし注意点として休職は法律で認められているものではありません。

そのため、休職制度のある会社で、なおかつ会社が休職理由を認めない限り、休職することはできないのです。

加えて休職は「解雇の猶予」とも言われており、長引けばそのまま解雇になる可能性もあります。

そのため、休職するにしてもその後どうするか、計画を立てて休職を申請することが大切です。

またどうしても休職を拒否される場合は「有給休暇を利用」「人間関係に問題があって休職したいのならば「配置や部署替えの相談」、病気やケガが会社に問題がある場合は「労災認定」などを利用し、それ以外の場合は弁護士に相談してみましょう。

環境が問題なら異動願いを出す

上でもお話ししたように、環境が問題で仕事から逃げたい場合は「異動変更」の願いを出すのも手です。

環境が変われば働けるとなればわざわざ辞めて転職先を探す手間も省けます。

しかし会社によっては十分人手が足りており、異動できる部署がない!という場合もありますので、もしものために一度相談だけでもして実績を作っておくことも効果的です。

上司に相談してみる

上司が信頼のおける人間ならば上司に現状を相談してみても良いかと思います。

もちろん「そんなの甘えだよ」「俺の頃はさ……」と自分の過去をペラペラと話し出さない上司です。

会社の中で自分の上に属する人間は上司ですから、本来ならば上司に相談してみるのが1番得策になります。

しかし上司によっては話すことでより仕事から逃げたくなる可能性もあるため、上司選びは慎重に。

会社問題なら社外の人に相談してみる

会社自体が問題で仕事から逃げたい場合は知人や家族、産業カウンセラー等に相談してみましょう。

知人や家族の場合「それは甘えよ!頑張ってみなさいよ」と言われる可能性も視野にいれておくべきですが「本当に会社が辛いこと」「相当思い詰めていること」を伝えても甘えだよ!と言う方はなかなかいません。

しかしそれでも不安が残るのであれば産業カウンセラーや心理系カウンセラーにカウンセリングと称して相談してみることもおすすめです。

会社内の人間へ相談しても「みんな頑張ってるのに君だけそのようなことを言うのは違うよ」「お前だけが逃げたいわけじゃないよ」と言われてしまう可能性や、あなたが逃げたいと言ったことを噂話にしてしまう人もいるかもしれません。

それらを考慮して、会社問題で仕事から逃げたい場合は社外の信頼がおける方へ相談しましょう。

転職する

「もう何をやってもダメだ!」となったら最終手段、転職です。

環境もすべてガラリと変えることで、新たなやりがいや意味を見出すことができるかもしれません。

しかし中には自分が決めた転職先はいつも何かしら悪い共通点があるな…と感じる方もいるでしょう。

たとえば転職エージェントを利用すれば転職のプロと共に転職先を探すことができますのでおすすめします。

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もう少し頑張る!仕事から逃げる以外の対処法

色々考えたけど、もう少し頑張ってみようかな……

「色々考えたけど、もう少し頑張ってみようかな……」と仕事から逃げる以外の対処法が知りたい方へ、5つの対処法をご紹介します。

逃げたい理由を明確にする

まず、なぜ逃げたいのか、その理由を明確にしてみると「ではどうしたら問題は解決するのか」が具体的に理解できるようになるためおすすめです。

今の状態は「仕事が嫌、逃げたい」「ミスをした、逃げたい」と逃げたいという気持ちが先行して「なぜそこまで逃げたいと思うのか」が明確になっていない可能性があります。

「ミスをしたから逃げたい」の場合、なぜそのミスは起きてしまったのかを考え、そのミスを繰り返さないためには一体自分はどうしたら良いのかがわかります。

また「人間関係が嫌だから逃げたい」の場合、人間関係のどの部分が嫌なのかを考え「この問題を解決するためには自分だけでは解決できないから会社に打診する、変わらなければ転職しよう!」とこれからの計画を立てることもできるはずです。

ただ「嫌」「逃げたい」と思っているだけでは状況は悪化する一方です。

今、自分がやるべきことをしっかりとこなして少しでも明るい未来が訪れるように頑張りましょう。

プライベートを充実させる

仕事から逃げたいと考える方は、プライベートが充実していない可能性もあるでしょう。

プライベートが充実していれば「よし!明日から仕事だ!」と切り替えることが出来ても「何の楽しみもない」「また仕事だ」という状態では上手にオンオフが切り替えられなくなってしまいます。

そのためには、安定した休日を確保し、その休日を誰にも邪魔されないように「休日に対する見直し」「会社に休日返上をお願いされても断る勇気」が必要です。

そもそも休日返上をお願いして断られたからと仕事量を増やしたり、嫌味を言ったりする会社に未来はありません。

その場合はすぐに転職へシフトチェンジしましょう。

最終的な逃げる場所を作っておく

「もう少し頑張る」そうお考えの方は、最終的な逃げる場所を作っておくことで心に余裕ができるため、おすすめです。

逃げる場所は転職先でなくても良いのです。本当に嫌になった時に話を聞いてくれる友人や心が安らげるお気に入りの場所等、自分にとって心も体も一旦逃げられる場所を確保しておきましょう。

人間は逃げる場所を作っておくことで「どうしてもダメなら逃げる場所がある!」と頑張ることができる生き物です。

その場所すらない状態で働いていると最終的に体も心も取り返しがつかない程に壊れてしまう可能性がありますので、もう少し頑張るぞ!という方は心に留めておいてくださいね。

他者の評価を気にせず自分のペースを守る

人間はどうしても他者からの評価が気になってしまいます。

例えば「あの人って全然仕事してないよね」「〇〇さんは頑張っているのにあの人は休日もしっかり取ってずるいよね」等、他者は事実があってもなくても風の噂や一瞬見た場面だけで好き勝手に他社を評価するのです。

しかし大切なのは自分のペースを守って仕事をすることです。わざわざ他者のために自分のペース配分を崩して頑張ることはありません。

よく面接で御社のために貢献します!と言いますが、まず自分を守らなければ御社へ貢献も何もないはずです。

「よそはよそ、うちはうち」はなかなか難しいことではありますが、その意識が定着するようになると作業効率や自分自身のメンタル力も挙がるため、仕事から逃げたいと思うことも少なくなります。

カウンセリングを受けてみる

「簡単には転職できないし頑張るしかない」「だけど逃げたい」そんな時はカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

カウンセラーはあなたの話をしっかりと聞いて、あなた自身が本当に出したい答えを共に探し出してくれます。

またカウンセラーに話すことで自分の中で整理ができて、本当はこんな理由があって仕事から逃げたいのだ!と気づくこともできるでしょう。

日本ではなかなかカウンセリングは「心に病気がある人が行くものだ」と思われがちですが、海外ではもっとポピュラーで気軽に相談できるものです。

例え心に病気がなくても、親しい知人に愚痴を吐いたり相談したりするように、軽い気持ちでカウンセリングを受けてみましょう。

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仕事から逃げるに関するよくある質問

仕事から逃げるに関するよくある質問をまとめています。仕事から逃げるについて疑問や質問があるかたはぜひご覧になってください。

仕事から逃げたいと思うのは甘えなの?

仕事から逃げる癖がついている人や、仕事が面倒だから逃げたい、という人は別として、仕事で心身の健康を損なっている、ブラック企業で疲弊している、職場で誰にも頼れない、という人が仕事から逃げたいと思うときは、逃げるべきです。それは甘えでなくて、自分を守るために必要なことです。

仕事から逃げたいけれど、転職は簡単にできないし…。そういう場合何か改善策はありますか?

仕事面では、逃げたい原因を究明する、周囲の評価は気にしない、ということができます。
仕事以外では、プライベートを充実させることもできます。他には、逃げ場を作っておく、カウンセリングを受けてみることも可能です。

それでも、やっぱり仕事から逃げたい。まだできることはありますか?

信頼できる上司がいるならその人に相談してみましょう。職場環境が問題ならば異動を希望しても良いです。会社全体が問題になっているならば、社外の人や産業カウンセラーに相談してみましょう。それでもダメなら、休職願いを出すか、思い切って転職して環境を変えることで問題解決を目指せます。

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仕事から逃げる まとめ

今回は仕事から逃げたいと考えている方に向けて様々な情報をご紹介しました。

重ねてお伝えしますが、仕事から逃げたいと思う気持ちのすべてが甘えではなく、本当に心から逃げたくてどうしようもない!という方にとってそれは甘えではないのです。

毎日仕事から逃げたい!と思うのであれば、それは心と体からのSOSを捉えて対策を講じましょう。

またそこまで悩んではいないけれど仕事から逃げたいと思う時は、仕事から逃げる以外の対処法を実践してみることをおすすめします。

誰だって仕事からは逃げたいものです。

しかし簡単に逃げられないからこそ、自分なりに試行錯誤して問題を解決してくことが大切ですよ。

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この記事の監修者

「エーマッチ」編集長。
コンサル・マーケティング会社経営者で自らも7回もの転職経験者。
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