学歴関係ない仕事17選!稼げる仕事から在宅ワークなど一挙紹介
- 「学歴が関係なくて稼げる仕事なんてあるの?」
- 「学歴不問でも稼げる仕事は?」
- 「学歴が関係ない仕事を見つける最適な方法は?」
本記事は、このような悩みを解決する目的で書きました。
受けたい求人があるのに、応募条件が高卒以上だとガッカリしますよね。
ただ、世の中には学歴が関係ない仕事はたくさんあるので安心してください。
この記事を読むと、学歴が理由で転職活動に壁を感じづらくなるでしょう。
「学歴なんて関係ない」という言葉に反論したい人こそ、ぜひ最後までご覧ください。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
学歴関係ない仕事探し!会社と仕事選びが大切な理由
「学歴なんて関係ない」という言葉をよく耳にしますが、決してそんなことはありません。
待遇や昇進の面で少なからず差はあります。
上記は、学校卒業後にフルタイムの正社員勤務を60歳まで続けた場合の、退職金を含めない生涯賃金です。
データを見れば分かるように、中卒者と大学・大学院卒者では生涯賃金には大きな開きがあります。
しかし、上記データは職種ごとに分けられておらず、あくまで平均値といえます。
これから説明する、
- 学歴不問で稼げる仕事
- 入社後の実績を中心に評価してくれる会社
であれば、ここまで待遇に差は出ないでしょう。
学歴と収入は必ずしもリンクしない
求人票を見ると「高卒以上可」など応募制限を設けている場合もあるので、確かに学歴によってどういう仕事に就けるかは多少差があるといえるでしょう。
しかし、学歴は関係なく実力次第で稼げる職種は確実に存在するので、学歴と収入は必ずしもリンクしません。
学歴不問の求人でも、学歴ごとに待遇を区分している会社もありますが、評価基準はあくまでも入社後の実績が中心です。
最初は大卒者の条件が良くても、入社後の活躍次第で十分に差を縮められます。
学歴と収入がリンクしづらい仕事を見つけるには、自分の適性を正確に理解した上で会社と仕事選びの方向性を間違わずにおこなうことが大切です。
中卒・高卒でも大手企業で働いている
厚生労働省の調査によると、若年労働者を100とした場合の正社員雇用の割合は、中卒者が35.4%、高卒者が56.3%、大卒・大学院卒者が80%越えでした。
参考 : 平成30年「性、年齢階級・在学の有無・最終学歴、雇用・就業形態別若年労働者割合」
この結果だけ見ると、企業規模に関係なく大卒者以外が正社員として働くこと自体が難しいと分かります。
しかし、学歴フィルターがあり、一般的に就職が難しいとされる大手企業で正社員として働いている中卒・高卒者も少なからずいます。
「正社員として働くのが難しいのに、大手企業に入れるの?」
そんな疑問を持つかもしれません。
まず大手企業だからといって、必ずしも学歴フィルターがあるとは限りません。
正確にいえば、学歴フィルターが敷かれるケースが多いのは仕事内容についてです。
例えば、幅広い知識が必要な総合職系の仕事は大卒者でなければ勤まりませんよね。
学歴フィルターは否定的に捉える場合が多いですが、ある程度は企業側の意図があると考えましょう。
大手企業でも「職種によって」は学歴問わず応募を受付けている場合が多いので、受けたい求人があれば積極的に挑戦しても問題ありません。
学歴関係ない仕事の見つけ方5つ
学歴不問の求人こそ、仕事に対する意欲を重視される傾向が強いです。
学歴を問わないということは、やる気次第で誰にでも平等に活躍するチャンスがあることを意味しているからです。
「学歴を問わない求人だから簡単に受かるのでは?」
その考えは明らかに間違いで、応募先企業に対して入社後に努力を継続できる根拠を示せなければ内定からは確実に遠ざかります。
学歴不問の仕事は簡単に受かるという誤った考えは捨て、転職に向けて着実にスキルアップしていることをアピールする姿勢が大切です。
1:自分の強みを活かせる仕事に応募する
求人情報を見る場合は、自分のスキルやコミュニケーションにおける強みを活かせる仕事に応募しましょう。
活躍する自信がない仕事に「とりあえず内定だけでも」という気持ちで応募すると、志望動機や自己PRがありきたりになり企業に熱意が伝わりません。
人事は採用のプロなので、いくら上手く取り繕おうとしても応募者の本質を見抜きます。
経験上、求人情報を見ている時に、自分があまり貢献できそうなイメージを持てない企業ほど本当に受からないものです。
まずは徹底的に自己分析をして、自分の強みを明確にするところからスタートしましょう。
2:中卒・高卒でも登録可の転職エージェントを活用する
中卒・高卒の選考におけるネックは書類選考でしょう。
面接は人柄で判断する部分が多いのですが、書類選考は経歴を総合的に判断します。
そのため、どうしても大卒より選考が不利になるケースが多いです。
転職エージェントの中には学歴問わずに登録者を受け入れ、書類選考なしで選考を受けられるイベントを開催している企業もあります。
すでに転職活動を進めているものの、書類選考から中々先に進めない人は検討してみてもよいでしょう。
書類選考がネックになりやすい人におすすめの転職エージェント
エージェント名 | おすすめ理由 |
---|---|
就職Shop | ・就職Shopの求人に応募した場合は書類選考なし ・求人は100%直接訪問して内情を知った企業のみ ・福利厚生が充実した安定企業など幅広く紹介 |
フリナビ | ・学歴・職歴・年齢の制限がない ・中卒の支援実績が豊富 ・ブラック企業を排除・最短で即日面談ができる |
ジェイック就職カレッジ | ・全国対応(オンライン面談あり) ・書類選考なしで約20社と面談できる集団面接会・就職率81.1% |
3:転職につながるスキル・資格を取得する
学歴がなくても、応募先企業が求めているスキルがあれば採用を検討してもらえる場合は多いです。
特に技術職は、学歴ではなく技術者としての実績やスキルが採否に直結します。
学歴や経歴よりもスキル重視の企業は思っている以上にたくさんあるので、前向きにスキルアップに励んでいきましょう。
また資格を取得する場合は、全ての業界・職種で幅広く役立つ資格がおすすめです。
医師や弁護士など独占業務以外の資格は、転職に直結しない場合が多く、取得しても評価されない可能性があります。
特に中卒・高卒は、社会人として必須のビジネススキルや常識が身に付く資格を取得していた方が、人事は入社後の活躍イメージを持てるでしょう。
おすすめの資格
資格名 | おすすめ理由 |
---|---|
日商簿記検定 | ・ビジネスに携わる上で必須の内容・2級以上は経理職の転職に有利・3級でも営業職を中心に評価が高い・事務系職種の応募資格になっている場合が多い |
宅地建物取引士 (宅建士) | ・不動産・金融・建設の転職に直結しやすい独占資格・難易度は高いが、出題形式が選択式で比較的取りやすい・法律の基本が身に付くので全社会人におすすめ |
基本情報技術職試験 | ・IT全般の基礎があると捉えられ転職時に評価される・経営やマーケティングなど、ビジネス全般の知識も学べるコスパがよい資格・最近の合格率は40%近く |
4:アルバイトで実績をつけた後に転職
いくらスキルを身に付けても、実務未経験では転職が難しいケースもあります。
転職回数やブランク期間など企業は選考で応募者の経歴を少なからず考慮するので、人によって内定を獲得できる難易度は違うからです。
どうしても経歴や年齢がネックになって正社員で採用されるのが難しければ、アルバイトで実績を積んだ後に転職を目指してもよいでしょう。
企業にとってアルバイトや契約社員で雇用した方がミスマッチが少なくなるので、未経験でも内定を獲得できる可能性は上がります。
特に技術職は、実務経験を少し積んだだけでも転職は断然しやすくなります。
ブラック企業に焦って正社員として入社するよりは、アルバイトでも労働環境が良好な企業で実務経験をじっくり積んだ方がよいでしょう。
5:SNSを積極的に活用する
コミュニケーション能力や仕事への意欲をアピールするツールとしてSNSは有効です。
選考では、入社後に周りの社員と上手くやっていけるかも重視されます。
しかし面接は長くても1時間程度なので、どうしても時間内だけでは応募者の本質をつかめず、企業側は不採用を出さざるをえない場合も多いです。
SNSで普段の生活や転職活動に向けて努力している様子を発信していれば、企業に人柄や仕事に対する熱意が伝わりやすくなります。
例えば、プログラマ―志望の求職者が、SNSを使用して作成途中のアプリを毎日発信することで採用担当者の目に留まるケースは実際によくあります。
スキルや経歴に自信がない人こそ、SNSを積極的に活用する必要があるでしょう。
企業は採用活動にSNSを活用する機会が多くなりました。
SNSを利用しないと、大切な採用情報を見逃してしまう恐れもあるでしょう。
学歴関係ない仕事:長く稼げる仕事11選
ここでは、学歴がなくても転職が可能で、長期的にキャリアを築きやすい学歴関係ない仕事11個厳選して紹介します。
他にも学歴不問の仕事はありますが、労働環境が悪く人によって向き・不向きが出やすい、出入りが激しい業界・仕事は割愛しています。
1:ITエンジニア
ITエンジニアは、大きく以下2つの職種に分類されます。
- システムの開発に携わる「プログラマー」や「システムエンジニア」
- ネットワークなどインフラ部分の構築に携わる「インフラエンジニア」
これらは日常生活や企業活動を送る上で欠かせず、需要が非常に高い分野です。
ニーズがある一方、IT業界の人材不足は深刻です。
学歴不問の求人も多く、スキルが認められれば就業につながる可能性は高いでしょう。
実務未経験からITエンジニアを目指す人は、学歴問わず非常に多いです。
最低限のITスキルに加え、自己開発スキル(実務能力)がなければ転職は厳しいでしょう。
ITエンジニアを養成するスクールの中には、カリキュラム内容に理解を示した提携企業とつながっている場合も多く、講座終了後に書類選考なしで面接を受けられる場合が多いです。
一般的なルートで転職活動をするよりも、スクールのカリキュラム内容を熟知している企業が中心なので内定につながる可能性はぐんと上がります。
未経験からITエンジニアを目指す場合、スクールを検討してもよいでしょう。
ただ、IT業界の特徴として、年齢と実績のバランスを重視する傾向があります。
実務未経験から転職を目指すのなら、ポテンシャルも考慮される20代中盤までに動き出した方がよいでしょう。
2:webデザイナー
クリエイティブな仕事は当然スキルが重視されるので、学歴を問わずに活躍できるため学歴関係ない仕事とも言えます。
年齢問わず選考で重視されるのは、自作サイト(ポートフォリオ)の完成度です。
ポートフォリオが高く評価されれば、転職の可能性は上がるでしょう。
ただ30代以上はいきなり正社員を目指すよりも、一通りのデザインスキルを身に付けた後に、アルバイトや在宅副業で一旦実績を積んだ方がよいでしょう。
このように、クラウドソーシングサイトを中心に、年齢や実績を問わずに応募できる副業案件は多数あります。
遠回りになりますが、年齢が比較的高い人は「実績を積んだ後の方」が、将来的に条件のよい企業に入社できる場合が多いでしょう。
最も大切なのは、Webデザインが好きで勉強を継続できるかです。
そもそも勉強が苦痛なレベルでは、目指している段階で挫折するでしょう。
3:ゴミ収集員
家庭や企業などのゴミを、決まった時間に回収する仕事も学歴関係ない仕事です。
ゴミ収集員として働くメリットは、労働時間の短さと精神面の楽さでしょう。
確かに朝は早いのですが、午前中にはゴミを回収し終わり、午後はほとんど収集車の清掃と日報の作成です。
15時には仕事が終わる企業もあるので、総じて勤務時間は短い職場が多いでしょう。
これといったノルマがあるわけでもありませんし、就業中は同僚と現場まで移動している時間の方が長いので精神的な負担も少ないといえます。
ゴミ収集員の平均年収は約380万で、50歳に差し掛かる頃の439万円が年収のピーク。
ただ、扱うゴミの種類によっても年収は異なり、一般産業廃棄物よりも産業廃棄物の方が少々高めの給与設定がされています。
この年収を高いと捉えるか、安いと捉えるかは個人によって異なりますが、労働時間の長さにすれば十分な額といえるでしょう。
ゴミ収集車を運転するには基本的に2トン車の免許が必要で、応募資格になっている場合が多いです。
ただし、平成29年3月12日以降に免許を取得した場合は、2トン車は運転できないため準中型免許を取得する必要があります。
4:公務員
公務員は年齢制限はあるものの、応募条件を満たしさえすれば、学歴関係なく受験できます。
ただし、公務員のほぼ全てが「高等学校卒業後レベルの学力」を求めるので、中卒であれば高卒認定資格の取得が必要です。
ちなみに自衛隊の一般曹候補生は「18歳以上で33歳未満」であれば、中卒でも入隊資格があり、合格後に陸上・海上・航空自衛官を目指せます。
募集要項と受験の流れについては、コチラをご確認ください。
公務員は民間企業で起こりうる倒産のリスクが基本的にありません。
給料面が際立って高いわけではありませんが、安定して長期的に働きたい場合には最適な転職先でしょう。
公務員は各自治体によって募集条件が異なり、特に年齢制限には幅があるので募集要項を念入りに確認する必要があります。
5:製造に関わる仕事
工場関連の仕事は学歴関係ない仕事がほとんどです。
日勤や土日休みの現場や女性やシニア向けの現場もあるので、体力面に不安のある人でも長く勤めやすいでしょう。
キャリアの選択肢も幅広く、製品の組立や検査をおこなう技能工から、管理者や製造ラインを設計する生産技術エンジニアにキャリアアップしている人もいます。
雇用形態は派遣が多いですが、正社員雇用の求人も多いので安定した待遇で長期的に働ける環境が徐々に出来ているといえるでしょう。
参考 : 「製造職 正社員求人」
6、タクシードライバー
タクシー運転手の平均年収は、375万円といわれています。こちらも学歴関係ない仕事です。
全職種と比較すると年収は安めですが、年収の幅は広いのでスキルやポジションによっても大きく変わってくるでしょう。
またインセンティブがある会社も多いので、想定以上の収入を期待できる場合もあります。
実際に私の友人がタクシードライバーの収入だけで、年収500万円以上をコンスタントに稼いでいた時期もあったので、世間のイメージよりも収入は高いといえるでしょう。
また、転職先に困らないのもメリットの1つです。
各種ルート配送や自販機の補充員など、運転技術を活かせる仕事はたくさんあります。
学歴はもちろん年齢も問われない仕事がほとんどなので、何からの事情で仕事を辞めても、すぐに仕事は見つかるでしょう。
7:事務職
事務職の求人数は全職種の中でもトップクラスです。
学歴はもちろん、経験や年齢、性別も問わずに幅広い人材を募集しています。
基本的にオフィスワークで残業も少なめなので、長く働ける仕事といえるでしょう。
ただし、事務職の求人は応募者からの人気もトップクラスです。
求人に何人もの応募者が殺到するのは当たり前で、かりに自分より経歴がよい人がいれば
書類選考の段階で不採用になる可能性は高いでしょう。
もし、あなたが事務職の転職活動が全く上手くいかなければ、雇用形態を問わずに求人を探してもよいでしょう。
一旦はアルバイトや契約社員として実績を積んで、その間に事務職に有利な資格を取得してチャンスを伺う。
遠回りにはなりますが、採用される人材となるように自分を高めていくのが一番の近道といえるでしょう。
8:CADオペレーター・設計士
建設業界は人手不足が深刻で、学歴不問で受け入れている職種は多いです。
中でもCADオペレーターは、実務レベルのスキルがあれば未経験でも採用を検討する企業が多くあります。
CADオペレーターの役割は、主に以下3つです。
- 設計図の作成(設計士やデザイナーのアイディアを製図)
- 図面データの修正(建物や製品の制作工程に合わせて図面の精度を上げる)
- 図面データの管理
CAD関連の求人は雇用形態を問わずに多いので、スキルを取得すると転職の選択肢が広がるでしょう。
ちなみにCADオペレーターとCAD設計士は、似ているようで全く違います。
CADオペレーターはすでに説明したように、設計士やデザイナーから伝えられた内容を図面に表現する仕事です。
一方、CAD設計士は製品の形状や仕様を考えて、それをCADオペレーターに伝える目的の設計図をCADで描く仕事です。
両者は根本的に違うので、混同しないようにしましょう。
CADオペレーターの年収はスキルによっても異なりますが、300~400万円が一般的です。
モノづくりが好きな人や細かい作業が苦にならない人は、検討してもよいでしょう。
9:ビルメンテナンス
ビルメンテナンスは、40代以上の実務未経験者でも就職が可能な職種です。
業務内容は幅広いので、手に職を付けられる仕事といえるでしょう。
業務の種類 | 具体的な業務 |
---|---|
衛生管理 | 害虫駆除、清掃など |
設備管理 | 電気・空調の点検 エレベーターや消防用設備点検 |
警備・防災 | ビル内の監視、駐車場の管理 |
ビル・マンション管理 | 管理人としての受付業務 |
ビルメンメンテナンスの平均年収353万円です。
ただ、リクナビNEXTやマイナビ転職などをみると、500万円以上もらっている例も多いので、スキルや実績次第で大きく変わるといえるでしょう。
第二種電気工事士、危険物取扱者乙種4類、二級ボイラー技士などの資格を事前に取得していれば転職に有利です。
これらの資格はポリテクセンターで無料で取得できるので、参考にしてみてください。
参考 : ポリテクセンター電気設備技術
10:フィールドエンジニア
自社製品のトラブル対応や定期メンテナンス、納入サポートをおこなう仕事です。
主な対象製品はパソコンやプリンタですが、エアコンや冷蔵庫など家電製品の修理をする人も含めてフィールドエンジニアと呼ぶ場合もあります。
会社の顔として対応する仕事なので、全職種に応用できる顧客対応力が身に付きます。
転職サイトを中心に学歴不問で多くの求人を募集しているので、経験問わずに様々な人が内定を獲得できるチャンスがあるでしょう。
必須の資格はありませんが、MCPというMicrosoft社主催の資格を取得していれば、現場でのトラブルシューティングやシステム管理に役立つ可能性が高いです。
フィールドエンジニアの平均年収は479万円で、全職種の平均よりも高い水準です。
800万円以上もらっているエンジニアもいるので、入社後の努力次第で高収入を得られる可能性があります。
近年、ITシステムや半導体製造装置の管理やメンテナンスができる人材が求められているので、将来性は非常に高い仕事といえるでしょう。
11:営業職
営業職は基本的に学歴や経験を問わない求人が多く、これからビジネススキルを身に付けていきたい人にはおすすめの学歴関係ない仕事です。
営業職が学歴や経験を問わない理由は、業界を問わず実力主義な場合が多いからです。
つまり、お客様の悩みを伺った上で商品やサービスのよさを知ってもらい、どれだけ受注につなげられるかが全てといえます。
学歴に多少ハンデがあったとしても、商品やサービスについて深く学び、お客様に誠実な姿勢で向き合える人柄をアピールすれば、内定のチャンスは十分にある仕事です。
営業職として働く最大のメリットは、様々な業務に潰しが効きやすいことです。
適切なビジネスマナーや顧客のニーズを引き出す話術・傾聴力は、全ての業務の基本になります。
営業職以外に転職する場合も、社会人として必須のビジネススキルが1通り身に付いていると捉えられ、入社後の伸びを期待されるでしょう。
学歴関係ない仕事:ライフスタイルに合わせやすい仕事
ここまで、学歴不問でも応募資格があり、ある程度の収入を得られる仕事を中心に紹介してきました。
ただ、中には残業が多く勤務時間も不規則な仕事もあります。
そこで、ここではライフスタイルに合わせて無理せず働きやすい仕事を紹介していきます。
医療事務
医療事務は学歴や経験を問わず、さらに無資格でも応募を受け付ける求人もあります。
採用される年齢層も幅広いので、事務職の中では挑戦しやすい仕事といえるでしょう。
ただ、医療事務の求人は女性を中心に人気が高く、すぐに応募枠が埋まってしまいます。
その主な理由は、医療事務はライフスタイルに合わせた働き方がしやすいためです。
- クリニックの数が多く近所で仕事が見つかる
- フルタイム以外の働き方もできる
このように、勤務場所・時間に融通が利きやすいことが人気の高さにつながっています。
女性は結婚や出産を機にライフスタイルが変わる人が多く、働き方を制限しなければならない機会が増えます。
クリニックが自宅や保育園の近所にあり、勤務時間にもゆとりがあれば、育児と仕事を両立して無理なく仕事を継続できるでしょう。
ただ、ハローワークの調査によると、医療事務の有効求人倍率は0.33%(令和4年)と非常に低いので、求人を見かけたら早めに応募しましょう。
参考 : 厚生労働省 職業情報提供サイト「Jobtag」医療事務
ライフラインの検針員
ライフラインの検針員は、名称通り各家庭を訪問して「電気・ガス・水道」の使用量を測定して料金を算出する仕事です。
ライフラインは人間の生活に欠かせないので、不況に対する強さが魅力の仕事といえます。
仕事もルーティンワークが中心で、検針に使う器具といってもハンディターミナルがほとんどなので、車の運転が苦にならなければ問題なく勤まるでしょう。
正社員以外にも業務委託や派遣でも募集しているので、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのも嬉しいポイントです。
令和4年度ハローワーク求人統計データによると、検針員の月給は全国平均で21万円。
会社員の平均年収といわれる433万円と比較すると低い水準ですが、求められるスキルから考えると妥当な額といえるでしょう。
参考 : 厚生労働省 職業情報提供サイト「Jobtag」検針員
飲食店のスタッフ
医療事務のクリニックと同様、飲食店は近所にたくさんあるので、時間に融通が利きやすくライフスタイルに合わせた働き方ができます。
例えば大型ショッピングモール内の飲食店であれば、一般的に従業員が多いので都合に合わせてシフトを調整してもらいやすいです。
また飲食店のスタッフは、仕事の特性上、複数の仕事を同時並行でスピーディーにこなせるマルチタスク能力がある人が向いています。
普段から少し要領が悪いと自覚している人は、避けた方がよいかもしれません。
副業で収入をさらにアップ!おすすめの在宅でできる学歴関係ない副業
学歴不問の仕事は、経験や専門スキルを問われない場合が多く、入社して間もないうちは収入が低くて安定しない場合も多いです。
「やりがいがある仕事だけど、せめて後1万円だけ給料アップできれば・・・。」
そんな気持ちがある人に向けて、本業に支障が出にくい在宅副業を厳選して紹介します。
Webライター
主に、インターネット上に掲載する記事を作成する仕事がWebライター。
Webライターとして収入を得るには、クラウドソーシングサイトや求人サイトで募集している案件に応募する形が一般的です。
そのため、仕事の量は自分で調整でき、執筆分野も選べるので副業には最適といえます。
Webライターの収入は「文字単価(1文字)×執筆文字数」で決められる場合がほとんどです。
例えば、文字単価が1円で5,000文字を執筆すれば、5,000円という計算が成り立ちます。
クラウドソーシングサイトを使用している場合、そこからシステム利用料などを引いたものが手取り額です。
文字単価が高い案件は要求されるスキルと知識の水準が高く、応募しても中々受からないデメリットもあります。
しかし、慣れてくれば徐々に執筆スピードが上がるので、たとえ文字単価が低くてもある程度の収入を得られる場合も多いです。
文章を書くことに抵抗がなければ、自分の得意分野を活かし挑戦してみてもよいでしょう。
文字起こし・データ入力
文字起こしとは、会議やインタビューの音声データを文章にする仕事です。
Webライターと同様、多くの案件がクラウドソーシングサイトを中心に掲載されています。
文字起こしやデータ入力の案件は、1つの案件で稼げる額が多いのが魅力です。
その分、競争は激しいですが、実績を積めば案件を受注しやすくなるので、営業方法を工夫して何とか最初の仕事にありつきたいところです。
また、文字起こしのスキルをプロレベルまで上げられる講座もあります。
他の応募者とスキルの差別化を図り、案件の受注率を上げるためにも、ぜひ利用してみてください。
参考 : 「文字起こし 講座」
文字起こしやデータ入力はスキマ時間や休日にまとめて仕事がしやすいので、本業が忙しい人には最適な副業といえるでしょう。
動画編集
動画編集は難しそうで、副業として成り立つか疑問に思いませんか?
答えは案件次第で、比較的短い期間でも対応できるものもあります。
動画編集の案件は以下のパターンに分類されます。
内容 | 料金 | 期間 |
---|---|---|
編集のみ | 1万〜5万円/本 | 1〜2週間 |
編集+企画・構成 | 5万〜10万円/本 | 2〜4週間 |
編集+企画・構成+分析、 運用支援、コンサル | 30〜50万円/月 | 月次運用 |
編集のみなら1~2週間で対応できる案件が多いので、平日の仕事終わりや休日を利用すれば副業として成り立ちやすいでしょう。
とはいえ、実際にどの工程を担当できるかは、保有スキルとスケジュールとのバランスが大きいです。
動画編集は一定の編集スキルがないと対応できないので、未経験の場合はスクールで学ぶ必要があります。
スクールを選ぶなら「studio US」がおすすめです。
- 完全オンライン(動画講義・Liveレッスン)
- 習得できるスキルの質と量が最適
- 主要なスクールより料金が安い
- 案件紹介や副業サポートもある
以上のメリットがあり、働きながらでも最短で案件に対応できるスキルを身に付けられる環境が整っています。
動画コンテンツの需要はさらに高まっているので、挑戦する価値がある分野です。
まとめ:学歴関係ない仕事について
学歴が関係ない仕事は他にもまだまだあります。
まずは、これまでの経験や現在のライフスタイルから「これなら自分にできそう」という仕事をピックアップしていきましょう。
その上で、仕事についてさらに詳細に調べていき、自分自身が入社後に活躍できるイメージを持てるかを検討してみてください。
また、他人のアドバイスにも積極的に耳を傾けましょう。
客観的な視点で、自分が認識できていなかった内面を発見することができます。