NAWABARIの評判・口コミ調査!特徴や料金プラン、メリットを解説
現在ではさまざまなバーチャルオフィスが提供されています。しかし、サービスごとの違いがわかりにくいため、利用者の口コミや評判を参考に決めたいと考える人もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は株式会社Lucciが運営するバーチャルオフィスサービス「NAWABARI(ナワバリ)」の評判や口コミを紹介します。他にも料金プランやメリットについても解説するので、参考にしてください。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
NAWABARIのサービス概要
NAWABARIの概要は次のとおりです。
サービス名 | NAWABARI |
商号 | 株式会社Lucci |
本社所在地 | 〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-6-8 TSビル2F |
代表 | 代表取締役社長 出水洋樹 |
事業内容 | 飲食事業、スペース運用、通信機器レンタル事業、各種代理店事業、コンサルティング |
設立 | 2017年2月 |
資本金 | 900万円 |
公式サイト | https://nawabari.net/ |
※2023年9月時点でのデータ
次にNAWABARIの料金プランは次のとおりです。
料金プラン | ネットショップ運営プラン | ビジネスプラン | 海外プラン(月額プランA) | 海外プラン(月額プランB) |
---|---|---|---|---|
料金 | 月額1,100円(税込) ※年間契約一括払い13,200円(税込) | 月額1,650円(税込) ※年間契約一括払い19,800円(税込) ※月契約の場合、月額3,300円(税込) | 月額3,000円(税込) | 月額6,000円(税込) |
法人登記 | × | ○ | × | ○ |
郵便物転送 | ○ | ○ | × | ○ |
特商法表記 | ○ | ○ | ○ | ○ |
マイページ | ○ | ○ | ○ | ○ |
電話要件転送 | ○ | ○ | ○ | ○ |
郵便物転送GPS混入チェック | ○ | ○ | ○ | ○ |
※2023年9月時点でのデータ
※初期費用として初回のみ5,500円(税込)が必要、保証金は0円
※郵送物の転送費用としてあらかじめ1,100円以上の入金が必要
※海外プランの場合、直接海外への郵便物転送は行わず、国内の保証人宅へ転送
次にNAWABARIが運営するバーチャルオフィスは次のとおりです。
・東京都目黒区
※2023年9月時点でのデータ
※目黒区内にあるNAWABARI姉妹店のレンタルスペース店舗の住所
※詳細な住所や電話番号は契約後に提示
NAWABARIの特徴について
ここでは、NAWABARIの特徴を紹介します。具体的には次のような特徴があります。
・セキュリティ対策が充実している
・銀行口座の開設実績が豊富
・マイページからビジネスを効率的に運用できる
・海外からも利用できる
・オプションサービスが充実している
・郵送物の開封サービスがある
それぞれ詳しく解説します。
NAWABARIの特徴1:セキュリティ対策が充実している
NAWABARIの特徴の1つに、契約者に対するセキュリティ対策が充実していることが挙げられます。
バーチャルオフィスはインフルエンサーが荷物の受け取り用に利用するケースがありますが、荷物の中にGPS発振器や盗聴器、盗撮用のカメラなどを忍ばせている場合があるため、注意しなければなりません。
NAWABARIではストーカー対策として契約者宛の荷物すべてに対してGPSや盗聴器チェックを行っており、チェック結果をマイページから随時確認できるため、荷物を安心して受け取れます。
また、バーチャルオフィスが預かった荷物は生体認証による入室管理を実施して、正社員スタッフが厳重に保管している他、荷物を破棄する場合はシュレッダーによる溶解処理を実施しているため、情報が漏洩する心配もありません。
さらに、NAWABARIの運営会社である株式会社Lucciでは、バーチャルオフィス業界で唯一プライバシーマークを取得しています。
このようにさまざまなセキュリティ対策が講じられているため、安心感を求める人にはおすすめのサービスです。
NAWABARIの特徴2:銀行口座の開設実績が豊富
銀行での法人口座開設の実績が豊富であることも、NAWABARIの特徴です。
NAWABARIの公式ブログでは、過去の法人口座の開設実績が提示されています。NAWABARI契約者のうち、メガバンクでの開設実績があるのは次のとおりです。
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
また、ネットバンクで法人口座開設の実績があるのは次のとおりです。
- GMOあおぞらネット銀行
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- PayPay銀行
かつて、バーチャルオフィスが認知され始めたころには、メガバンクでの口座開設審査に通過できないケースが多かったため、バーチャルオフィスでは法人口座を開設しにくいといったイメージが定着していました。
しかし、利用者が増加した現在では、バーチャルオフィスの認知度も向上しており、メガバンク・ネット銀行ともに法人口座の開設が可能になっています。
NAWABARIの特徴3:マイページからビジネスを効率的に運用できる
NAWABARIでは、契約者が利用できるマイページサービスを提供しています。
マイページでは、バーチャルオフィスに届いた郵送物を写真で確認できる他、不要な郵送物に関しては転送破棄の依頼申請を行えます。
また、詳細は後述しますが、郵送物の中身をPDF化して確認できたり、電話要件転送サービスの受電記録を確認できたりします。
他にも、会員情報の確認や変更依頼、契約書の発行依頼など、さまざまな確認・手続きなどを簡単に行えるのがマイページの特徴です。
パソコンやスマートフォン、タブレットからでもアクセスできるため、バーチャルオフィス関連の業務を効率的に運営することができます。
NAWABARIの特徴4:海外からも利用できる
NAWABARIの特徴の1つに、海外からでも利用できる点が挙げられます。
海外在住の日本人で、日本で海外の商品を販売したい場合、日本国内に拠点を構える必要があります。また、ビジネスに対する信頼感を増すためには、事業所の住所が重要です。
都心の一等地の住所であれば、クライアントやユーザーからの信頼を得やすくなりますが、実際にオフィスを設置するとなると数百万円単位での出費が必要になり、事業運営の足かせになることもあるでしょう。
NAWABARIでは、海外から事業展開したい場合に利用できる「海外プラン」を用意。月額3,000円から利用できるため、コストを抑えた事業運営が可能になります。
NAWABARIの特徴5:オプションサービスが充実している
オプションサービスが充実しているのも、NAWABARIの特徴です。
NAWABARIでは、会社設立や電話、郵送物に関するさまざまなオプションサービスを用意しています。具体的なオプションサービスは次のとおりです。
オプションサービス | 料金 | 内容 |
会社設立サポートプラン(freee) | 無料 | 法人化に必要な定款作成や会社設立の進め方、準備、手続きなどを完全無料でサポート。 |
電話転送(03番号発着信) | 月額2,800円 | 03番号での発信・着信の自動転送サービス。転送先はマイページから変更可能。 ※月額料金相当の初期費用が必要 |
インターネットFAXサービス | 月額3,300円 | インターネット上でのFAXサービス ※月額料金相当の初期費用が必要 |
電話代行A | 月額3,800円 ※275円/件 | NAWABARIのコールセンターへの自動転送、スタッフによる登録会社名での応答に対応。内容をメールにて通知。 ※月額料金相当の初期費用が必要。 ※対応時間は平日9時~18時 |
電話代行B | 月額11,000円 ※165円/件 | 着信内容をメールやLINEなど指定のツールで通知するサービス。 ※50件まで無料 ※対応時間は9時~21時、土日祝日対応可能 ※年末年始を除く |
速達サービス | 1荷物550円 | 急ぎで荷物の転送が必要な場合、前日午前中までに指示された郵送物をまとめて即日発送するサービス。 |
都度転送サービス | 月額1,100円 | 前日午前中までに指示があった郵便物をまとめて即日転送するサービス。 |
郵便物開封と読み込みサービス | 月額1,100円+1通110円 | 届いた郵送物を開封してもらいPDFで閲覧できるサービス。転送料金の節約が可能。 ※6枚目以降1枚当たり10円の追加料金が発生。 ※両面読み込みは2枚のカウント |
※2023年9月時点でのデータ
いずれもビジネスの運営を助けてくれるサービスですので、利用を検討してみましょう。
NAWABARIの特徴6:郵送物の開封サービスがある
オプションサービスのうち、特徴的なのが郵送物の開封サービスです。バーチャルオフィスに郵送物を開封してPDFに変換。契約者が利用できるマイページを通じてパソコンやスマートフォンで簡単に確認できます。
例えば、バーチャルオフィスを利用する人気インフルエンサーのもとには、毎月大量のファンレターが届きます。転送費用が高くつく他、現物を保管するのが難しいケースもあります。
また、展開するビジネスによっては、毎月大量の請求書が届くケースがあります。請求書を保管するために、すべてをPDFに変換するのは相当な手間となるでしょう。
このような悩みも、郵送物の開封サービスを利用すれば、簡単に解決できます。転送サービスよりも低い料金設定となっているため、費用の節約にもつながる他、開封後の郵送物は運営会社の正社員が、シュレッダーによる溶解処理を行っているため、安心して利用できるでしょう。
NAWABARIの良い評判【メリット】
ここでは、NAWABARIに関する良い評判を紹介します。
気にならない料金設定で利用しやすい
個人でスニーカーや衣類をネット販売しています。これまでトラブルが発生したことはありませんが、先に保険をかけるためにNAWABARIと契約しました。今のところ不都合もなく、料金も気になりません。
参考:NAWABARI お客様の声
NAWABARIは月額1,100円(年額一括払いの場合)から利用できるため、コストを抑えたバーチャルオフィス運営が可能です。
月額料金が負担になりにくいというのは、利用するメリットといえるでしょう。
自宅の住所を公開しなくて済む
自宅住所を公開するのは抵抗がありました。インターネット上の住所表記だけでなく、発送伝票にもバーチャルオフィスの住所を利用できるため、ありがたいです。自宅の近所の人から注文が入ることもあり、利用して良かったと感じました。荷物が返送されたときにも親切に対応していただいたもの好印象でした。
参考:NAWABARI お客様の声
個人事業主やスタートアップの法人では、自宅を事業所とするケースも多いですが、自宅住所をインターネット上などに公開する必要に迫られることに抵抗を感じやすいのが難点です。
バーチャルオフィスを利用すれば、自宅の住所をユーザーに知られる心配がなくなり、ビジネス運営に注力しやすくなるでしょう。また、東京都内の一等地の住所を利用できるため、クライアントや取引先などからの信頼を得やすくなるのも、バーチャルオフィスを利用するメリットです。
郵送物を転送してもらえるのが便利
NAWABARIでは荷物の受け取りの他、指定の住所への転送にも対応してくれるので、ひとりで仕事をしている自分にとっては、受け取りのための時間を気にする必要がなく助かっています。マイページから郵便物を写真で確認でき、郵便物の管理を簡単に行えるのも便利だと思います。
参考:NAWABARI お客様の声
NAWABARIでは、郵送物に関するサービスやオプションが充実しています。届いた荷物は毎週水曜日に転送される他、バーチャルオフィスに荷物が到着した際に写真で詳細を確認可能です。
状況に応じて速達や都度転送も利用でき、郵送物開封サービスでは郵送物の内容をPDF形式のファイルで確認することもできます。
スタッフの対応が好印象
スタッフさんも柔軟な対応でとても好印象です。ECやってる人に特にオススメしたいサービスです。
引用:Googleレビュー
バーチャルオフィスに滞在するスタッフの対応が良いという口コミも見られました。バーチャルオフィスを利用する場合、スタッフの態度などを気にするケースもありますが、安心して利用できるのではないでしょうか。
03番号を利用できるのがうれしい
フリーランスになって1年前からNAWABARIを利用しています。
自宅住所を公開する必要が無くプライバシーを守ることができて安心です。
また、信頼性の高い住所や03番号をレンタルすることができるのでお客様との取引も円滑です。(郵便物の転送サービスも助かってます!)
引用:Googleレビュー
NAWABARIでは、都内の住所に加えて、市外局番の03番号をレンタルすることが可能です。公的機関での手続きで固定電話番号が必要な場合や、取引先などからの信頼を得たい場合に便利なサービスといえるでしょう。
NAWABARIの悪い評判【デメリット】
次に、NAWABARIの悪い評判を紹介します。
問い合わせへの対応に疑問
疑問点があり、申込み画面の1番下の枠に質問を書いて送信したのですが、それは無視され、自動的に手続きのメールがポンポンと来る感じで、、結果、その質問した疑問点にやはりぶち当たり、支払い作業が出来なくて、また同じ内容の質問をすることに。。という二度手間にぶち当たっています。。返答待ちです。
ということで、星2としました。
約一週間後にようやく返答を頂きました。。
クレジットカードかデビットカードが無いと、年費払い希望の場合、ペイパルから支払えないみたいです。ペイパルを銀行口座からの引き落とし設定にすると、年費支払い選択が出来ないようになっています。。(月払いは出来ました)
その説明文を支払い手続き前の画面に付け加えてくださると、事前に分かりやすいんですが。。。
あと、銀行口座払いでも年費が払えれば便利なのに。。という希望を込めて、星2です。
ペイパル設定の登録をして、デビットカードまで作るとめんどくさいので、仕方なく月費払いにしましたが、年費の方が約6000円お得なのは、ショップを開く際には地味にでかい数字だと思いました。。
引用:Googleレビュー
疑問を解決するために問い合わせたところ、すぐには返答がなかったとのことです。また、料金支払いについて、年額払いと月額払いでのコストの差に不満を感じているようです。
NAWABARIがおすすめの人は
バーチャルオフィスサービスとして、NAWABARIをおすすめできるのは次のような人です。
・サービスに安心を求める人
・郵送物がたくさん届く人
・ECサイトを運営している人
サービスに安心を求める人
バーチャルオフィスサービスに安心を求めたい場合は、NAWABARIがおすすめです。
前述のとおり、NAWABARIでは郵送物が届いた際に写真で詳細を確認できる他、転送破棄を依頼することができます。また、ストーカー対策として、すべての郵送物に対してGPSや盗聴器が含まれていないかチェックしており、マイページからチェック内容を確認可能です。
また、さまざまな機能が搭載されたマイページはセキュリティが強化されています。IDとパスワードでのログイン認証だけではなく、GoogleやMicrosoftアカウントでのログインや、登録メールアドレス宛にログイン用URLを通知するなど、高度なセキュリティログインシステムが採用されています。
安心感を重要視する場合は、NAWABARIの利用を検討しましょう。
郵送物がたくさん届く人
郵送物の量が多い場合も、NAWABARIはおすすめです。
NAWABARIでは、郵送物の転送破棄を依頼できる他、郵送物を開封してPDF形式に変換し、マイページから確認できるサービスを提供しています。
ファンレターや請求書など、郵送物を多く受け取る機会が多い場合、転送や内容確認の手間を大幅に省くことができるでしょう。
ECサイトを運営している人
ECサイトを運営していてバーチャルオフィスが必要な人にも、NAWABARIはおすすめのサービスです。
ネットショップ運営では特定商取引法の表記や発送物の伝票などに、事業所の住所を明記する必要があります。
NAWABARIのすべての料金プランで、特定商取引法による住所開示や発送ラベルに印字する住所に、バーチャルオフィスの住所を利用可能です。
バーチャルオフィスの住所を利用することで、契約者の個人情報を保護できる他、店舗運営でも信頼されやすくなるメリットがあります。もちろん、法律に触れることもないため、安心してサービスを利用できるでしょう。
また、NAWABARIはネットショップ作成サービス「BASE」など、10社以上の企業と提携しており、さまざまなネットショップサービス経由でNAWABARIの住所を利用できるようになっています。
ゼネラルリサーチが実施したアンケート調査「EC業界関係者が選ぶバーチャルオフィスサービス」でも第1位を獲得していることから、業界からの信頼の厚さがうかがえます。
NAWABARIに関するよくある質問
最後にNAWABARIに関するよくある質問に回答します。
申し込みに必要な書類について
NAWABARIに申し込む際には、特定の書類の提出が求められます。
個人の場合は本人確認書類の提出が必要になり、法人の場合は本人確認書類に加えて、履歴事項全部証明書の提出が必要です。
本人確認書類として提出が可能な書類は次のとおりです。
・運転免許証
・住民基本台帳カード(顔写真付き)
・マイナンバーカード
・パスポート
・各種健康保険証(カード型健康保険証、紙型健康保険証)
・各種年金手帳(厚生年金、国民年金、共済年金など)
・印鑑登録証明書
・住民票の写し
・在留カード
・特定永住者証明書
なお、現住所が記載と異なる場合は、氏名や現住所が記載され原則3ヶ月以内に発行された支払い済みの国税または地方税の領収書もしくは納税証明書、社会保険料の領収書、公共料金の領収書が必要です。
また、法人で申し込む場合、実質的支配者(経営決定権)の本人確認書類が必要になります(代表者と同一の場合は不要)。
さらに、契約担当者と代表者が異なる場合は、契約担当者の本人確認書類に加え、委任状の提出が求められます。
審査について
NAWABARIでは申し込み手続きの後に入会審査が実施されます。
個人が申し込む場合、審査は最短即日で完結。その後の本人確認で、現住所が記載されている免許証や在留カードを保有していると、法令によってオンラインで本人確認を完結できるため、申し込み即日中の契約も可能です。
法人で申し込む場合、審査には1~3営業日が必要です。
解約手続きについて
NAWABARIを解約したい場合は、次回決済日までに問い合わせフォームから解約の旨を運営側に連絡します。
解約の意思を示しPAYPALからの解約メールを受信した時点で、解約手続きは完了したとみなされます。
なお、NAWABARIを利用する際に支払った預かり金は解約時に返金されますが、利用料金に関しては解約事務手数料扱いとなるため、日割り計算などで返金されることはありません。
また、解約後に利用しているすべてのサービスの利用を停止していない場合、違約金5万の他、損害賠償を請求される恐れがあるため、十分注意しましょう。
NAWABARIで安心できるバーチャルオフィス運営を
今回はNAWABARIの口コミや評判、特徴、メリットなどを紹介しました。
NAWABARIは、安価で東京都内の住所を利用できる他、さまざまなセキュリティ対策が講じられているのが特徴です。安心感を持ってバーチャルオフィスを利用したい場合は、利用を検討する価値があるでしょう。
バーチャルオフィスサービスを探しているなら、NAWABARIを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。