中小企業診断士の難易度は偏差値60以上!科目別難易度・受験方式・勉強時間など徹底解説

中小企業診断士の難易度について

中小企業診断士は誰でも受験することができますが、難易度の高い国家試験として知られています。

この記事では、中小企業診断士の難易度について解説します。

この記事で伝えたいこと

  • 中小企業診断士の資格試験の偏差値、受験科目、勉強時間、合格基準
  • 中小企業診断士の1次試験科目別難易度
  • 中小企業診断士2次試験の難易度
  • 中小企業診断士の資格を取得するのに必要な実務補習の難易度

中小企業診断士の資格に興味を持っている人・資格の難易度について調べている方はぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者
転職コンサル山田
コンサル山田

「日刊お仕事マガジン」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に「日刊お仕事マガジン」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。

合格率4〜5%!中小企業診断士の資格試験は難易度が高い

1年に1回しか受験の機会がない中小企業診断士は難易度が高い資格試験と言われています。

中小企業診断士の試験は受験科目が多いので、かなりの勉強時間が必要です。

この点、中小企業診断士の受験者の中で多くの割合を占める働きながら合格を目指している人たちにとってさらに難易度が高い試験になることも。

ただし、中小企業診断士の合格基準は総得点の60%なので、要領よく効率的に勉強すれば合格に手が届かない試験ではないはずです。

中小企業診断士の難易度は偏差値でいうと60以上と言われている

資格試験のサイトなどを見ていると、中小企業診断士の試験は偏差値63とか65とか書かれているのを目にします。

偏差値というのは、簡単にいうと、自分の得点が平均点(偏差値50)よりどれくらい高いか、低いかを表すものです。

一般的なテストでは、偏差値60以上というと、受験者の上位約16%に入る成績と言われています。

これが、偏差値70以上になると、受験者の上位約2.3%に入る成績になります。

そうすると、最近10年くらいのデータによると中小企業診断士の試験に1回で2次試験まで合格できた人の割合は

  • 一番少ない平成23年度で3.23%
  • 一番多い令和2年度で7.82%

です。

受験年によって差があるものの、中小企業診断士の試験を偏差値で言うならば、偏差値60台後半程度と考えられます。

つまり、中小企業診断士の試験は、1回の受験で合格しようと思ったらかなり難易度の高い試験です。

参考 中小企業診断協会「中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移

中小企業診断士の試験は年1回しかない

中小企業診断士の試験は、司法試験や医師国家試験のように年1回しかありません。

英検や簿記検定のように年数回受験ができたり、公認会計士のように1次試験を受けるチャンスが2回ある試験と比べると、受験のチャンスが少ないです。

そのような面から、他資格と比べて合格しにくい資格試験と言うこともできます。

ちなみに、中小企業診断士の試験は

  • 1次試験は8月上旬の土曜日と日曜日
  • 2次試験の筆記は10月中〜下旬の日曜日
  • 2次試験の口述は12月中旬の日曜日

に例年実施されています。

試験の日程は、毎年4月ごろに発表されます。

1次試験はマークシート方式だが7科目もある

中小企業診断士の試験は受験科目の多さから難易度が高くなっています。

1次試験はマークシート方式で受験科目は以下7科目です。

  1. 経済学・経済政策
  2. 財務・会計
  3. 企業経営理論
  4. 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  5. 経営法務
  6. 経営情報システム
  7. 中小企業経営・中小企業政策

ただし、中小企業診断士の1次試験は科目合格制度があります。

つまり一回の受験で7科目全てに合格しないと1次試験を突破できない、ということはありません。

一部の科目しか合格しなくても、その科目の合格は2年間有効になります。

例えば、一年目に4科目合格して、翌年に残りの2科目、さらに次の年に最後の1科目に合格すれば、1次試験合格になります。

2次試験は4科目だけど記述式

1次試験で7科目の試験に合格した後は2次試験があります。

2次試験は記述試験と面接形式の口述試験です。

記述試験は4問出題されます。

具体的には、以下4つの分野について

  1. 組織・人事
  2. マーケティング・流通
  3. 生産・技術
  4. 財務・会計

「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅰ~Ⅳ」という形式で出題されます。

2次試験は、1次試験と異なり、一度の試験で4問全てに合格することが必要です。

記述試験に合格すると、2ヶ月後に口述試験があります。

口述試験では、記述試験で出題された4事例について問われます。

2次試験で出題される4分野は1次試験でも勉強している科目です。

でも、マークシート方式の1次試験とは異なり、

  • 記述試験では問題を読む力と解答を書く力
  • 口述試験では問題を理解して口頭で解答する力

を求められるので別の難しさがあります。

働きながら受験する人が多いので勉強時間の確保がそもそも難しい

中小企業診断士の試験は受験科目数が多いので、それなりの勉強時間数が必要です。

資格予備校や通信講座の公式サイトを見ると、勉強時間の目安は1000時間以上というのが一般的です。

これは全くの初学者が1回の受験で2次試験まで合格するのに必要な時間と言われています。

1年間で1000時間勉強するためには、一日3時間くらい勉強する必要があります。

働きながら受験する多くの人にとっては、これだけの勉強時間を確保するのが難しいという現実があります。

なので、数年かけて2次試験まで合格する人が多数いるのが現実です。

合格基準は総得点の60%

中小企業診断士の合格基準は総得点の60%以上です。

つまり、試験問題の4割は落としても大丈夫、ということでもあります。

参考までに、詳しい合格基準を紹介します。

1次試験の合格基準は、総得点の60%以上で、かつ1科目でも満点の40%未満がないことです。

科目合格の場合は、満点の60%が合格基準になります。

2次試験の合格基準も、記述式テストの場合は、総得点の60%以上で、かつ1科目でも満点の40%未満がないことです。

口述試験の場合は、評定が60%以上あることが合格の基準になります。

参考 令和3年度中小企業診断士 第1次試験案内・申込書

参考 令和3年度中小企業診断士 第2次試験案内・申込書

例えば、苦手科目でもなんとか40%取れれば、得意科目で高得点を取ってカバーすることも可能です。

なので、得意科目で補って合格基準の60%を目指すことができるので、苦手科目があるからと言って諦める必要はありません。
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中小企業診断士の1次試験科目別難易度は?

ここでは、中小企業診断士の1次試験の難易度を合格率というポイントから科目別に解説します。

1次試験の科目別合格率は中小企業診断協会が公表しています。

過去10年のデータを見てみると、受験年度によってバラツキがあることがわかります。

ですが、ザックリまとめると、

  • 経営法務の合格率が一番低い → 難易度が高い
  • 経営情報システムの合格率が一番高い → 難易度が低い

と言うことができます。

ただし、合格率が高いとは言っても20%ちょっとですから、他の科目よりも難易度がやや低いというだけで、難しい試験であることには変わりありません。

試験年度経済学・経済政策財務・会計企業経営理論運営管理経営法務経営情報システム中小企業経営・中小企業政策
平成24年度24.8%3.8%12.5%19.4%18.1%25.8%17.4%
平成25年度2.1%16.6%6.8%10.5%21.1%51.8%16.9%
平成26年度19.4%6.1%13.4%17.8%10.4%15.0%31.1%
平成27年度15.5%36.9%16.7%20.5%11.4%6.4%12.2%
平成28年度29.6%21.6%29.6%11.5%6.3%8.5%12.5%
平成29年度23.4%25.7%9.0%3.1%8.4%26.6%10.9%
平成30年度26.4%7.3%7.1%25.8%5.1%22.9%23.0%
令和元年度25.8%16.3%10.8%22.8%10.1%26.6%5.6%
令和2年度23.5%10.8%19.4%9.4%12.0%28.7%16.4%
令和3年度21.1%22.4%34.7%18.5%12.8%10.6%7.1%
平均合格率21.2%16.7%16.1%16.2%11.5%22.0%15.1%

(中小企業診断協会「過去の試験結果・統計資料」から作成)

経営法務は難易度が一番高い科目

科目試験日試験時間問題数満点
経営法務2日目60分20~25問100点

経営法務は、過去10年で合格率が2割を超えたのが平成25年の1回しかありません。

平成28年〜30年は合格率が一桁でした。

合格率から判断して、経営法務は難易度が高い科目と言えます。

経営法務は

  • 民法
  • 会社法
  • 知的財産関連法

を中心とした経営に関する法律と関連事項について出題されます。

暗記科目ですが、かなり細かい点まで問われる傾向にあるので、特に、法律にあまり触れたことのない人には難しい科目です。

ただし、経営法務は2次試験に関係ない科目です。

なので難易度が高いからと言って勉強時間を多く費やしたりする必要はありません。

頻出分野である会社法や知的財産関連法に的を絞って効率的に勉強するのがオススメです。

中小企業経営・中小企業政策は合格率が低い

科目試験日試験時間問題数満点
中小企業経営・中小企業政策2日目90分40問くらい100点

中小企業経営・中小企業政策も合格率が低い科目です。

令和になってからも、合格率は一桁と10%台を繰り返しています。

なので、やはり難易度が高い科目と考えられます。

中小企業経営・中小企業政策の出題範囲は

  • 中小企業白書
  • 小規模企業白書
  • 中小企業基本法

などがあり、完全暗記科目です。

暗記する範囲が広く、白書に出てくる統計についても問われます。

なので、100%暗記を目指すよりも、頻出範囲に絞ってピンポイントで暗記する方が効率的なのでオススメです。

企業経営理論は合格率低め

科目試験日試験時間問題数満点
企業経営理論1日目90分40問くらい100点

企業経営理論は受験年度ごとに合格率にかなりバラツキがあります。

ですが、過去10年では合格率が一桁の年が3回もあるので、難易度はやや高めと考えられます。

企業経営理論の出題範囲は

  • 経営戦略論
  • 組織論
  • マーケティング論

です。

2次試験に直結する科目なので、企業経営理論は重要科目として位置づけられます。

単に暗記するだけでなく、しっかりと理解して、実際に問題文を読み解く力も必要になります。

過去問や問題集を繰り返し解くことで、用語や設問文に慣れて、同時に理解を深めていくことをオススメします。

運営管理も合格率が低め

科目試験日試験時間問題数満点
運営管理1日目90分40問くらい100点

運営管理(オペレーションマネジメント)も合格率低めの科目です。

過去10年のデータでは、合格率が3.1%という年もあります。

とは言っても、合格率が2割を超えている年も3年あるので、やはり受験年度によって難易度にバラツキがあることは確かです。

運営管理も暗記科目です。

出題範囲は

  • 生産管理
  • 販売管理

の両方なのでかなり広くなります。

最近は計算問題が増加傾向にありますが、企業経営理論の計算問題は公式を暗記すれば大丈夫です。

企業経営理論は2次試験に関係がある科目なので、重要科目です。

暗記が苦手という人には辛いですが、頻出範囲を中心に効率よく勉強することをオススメします。

財務・会計の合格率はバラツキあり

科目試験日試験時間問題数満点
財務・会計1日目60分25問100点

財務会計の合格率は過去10年のデータを見ると合格率が3.8%~36.9%までかなりバラツキがあります。

が、全体的に見ると合格率はあまり高くなく、難易度は高めと考えられます。

財務・会計の出題範囲は

  • 制度会計
  • 管理会計
  • ファイナンス

です。

2次試験にも関係する科目なので、財務・会計は企業経営理論や運営管理と並ぶ重要科目です。

財務・会計では計算問題が出ます。

なので、とにかく計算問題の演習を積むことが大切です。

また、1次試験の財務・会計は電卓を使用できないので、手計算の練習もしておきましょう。

財務・会計は、仕事で関連業務に携わったことがない人にはハードルが高い科目になる可能性があります。

財務諸表の読み方を知らない、仕分けって何?、というレベルの人なら、まずは簿記3級の勉強から始めてみるのもオススメです。

経営情報システムは難易度が高い年もある

科目試験日試験時間問題数満点
経営情報システム2日目60分25問100点

経営情報システムは過去10年のデータを見ると、合格率が51.8%だった年もあり全体的に高めです。

なので、他の科目と比べると、難易度はやや低めと考えられます。

とは言っても、合格率が一桁の年もあるので、運に左右されることもあることを受け入れておきましょう。

経営情報システムは暗記科目です。

IT関係の業務に携わっている人であれば、高得点を狙える得意科目になる可能性が高いです。

でも、IT知識があまりない人やカタカナ言葉が苦手な人にはツライかもしれません。

2次試験には関係がないので、あまり時間をかけずに、「覚えながらなんとなく理解していく」というスタイルで勉強していくのがオススメです。

経済学・経済政策は難易度が低め

科目試験日試験時間問題数満点
経済学・経済政策1日目60分25問100点

経済学・経済政策は令和に入ってから合格率が2割以上を維持している科目です。

なので、他科目と比べると難易度は低めと考えられます。

とは言っても、合格率が2割ということは、5人受験しても1人しか受からないのでかなり難しい試験科目であることには変わりありません。

経済学・経済政策は

  • マクロ経済学
  • ミクロ経済学

の両方から出題されます。

大学で経済学を学んでいる人には高得点を狙える得意科目になる可能性が高いです。

でも、「数学が苦手」とか「数式を見るとめまいが…」という人にはハードルが高い科目になり得ます。

ただし、経済学・経済政策は2次試験には関係ないので、あまり勉強時間を使いたくないものでです。

過去の頻出問題を中心に勉強して、何とか60%、他に得意科目があるひとは最悪40%の得点率を目指すのがオススメです。

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中小企業診断士2次試験の難易度は?

中小企業診断士2次試験の場合、筆記試験は一回の試験で4科目全てに合格しないといけません。

そのためか、中小企業診断協会は科目別の合格率を発表していません。

大まかにいうと、

  • 筆記試験の合格率は2割に満たない年がほとんど
  • 口述試験の合格率はほぼ100%

になっています。

2次試験の合格率は18~19%

中小企業診断協会が公表している筆記試験の合格率を下の表にまとめました。

平成24年と26年に合格率が24~5%になっている以外は、合格率18~19%という、大変に難しい試験であることがわかります。

試験年度2次試験合格率
平成24年度25.0%
平成25年度18.5%
平成26年度24.3%
平成27年度19.1%
平成28年度19.2%
平成29年度19.4%
平成30年度18.8%
令和元年度18.3%
令和2年度18.4%
令和3年度18.3%

(中小企業診断協会「過去の試験結果・統計資料」から作成)

2次試験は読解力と記述力が必要

記述式の4問は「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅰ~Ⅳ」という形式で

  • 組織・人事
  • マーケティング・流通
  • 生産・技術
  • 財務・会計

の4つの分野について記述式で解答します。

試験時間は1問80分です。

事例のⅠ、Ⅱ、Ⅲ は、2,000~3,000字程度の問題を読んで、20~200字程度で解答するというパターンです。

事例Ⅳは、1,000字程度の問題文プラス財務諸表で、やはり20~200字程度で解答するというパターンになります。

制限時間の中で長文の問題を読んで理解し、決められた字数内で解答を書く力が必要になります。

また、記述試験は1日で行われるので、80分の試験を4回受けるだけの集中力も求められます。

かなりハードな試験であることは確かです。

読解力や記述力に自信がない人は添削サービスのある通信講座や資格予備校の利用を考えてみるのも選択肢です。

「事例Ⅳ:財務や会計を中心とした経営戦略、経営管理に関する事例」は計算問題で苦戦する人がいる

「事例Ⅳ:財務や会計を中心とした経営戦略、経営管理に関する事例」では、1次試験の財務・会計と同様に計算問題も出題されます。

2次試験の場合は電卓を使用できますが、それはつまり1次試験の財務・会計より難しい計算問題である、という意味でもあります。

計算を間違えてしまうと失点が大きくなるので、苦戦する人が少なくありません。

事例Ⅳの対策は、過去問や問題集を使って、とにかく手を動かして計算の演習を積むことがオススメです。

記述試験の後に行われる面接試験は合格率ほぼ100%

2次試験の記述試験に合格すると、約2ヶ月後に面接で口述試験が行われます。

面接試験の合格率はほぼ100%です。

出題されるのは記述試験で出題された「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅰ~Ⅳ」についてで、試験時間は10分です。

なので、記述試験に合格した人ならば口述試験は難しくないレベルであると言えます。

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中小企業診断士の資格を取得するのに必要な実務補習の難易度は?

2次試験に合格してから3年以内に15日以上の実務補習を受けます。

実務補習が終了すると、晴れて中小企業診断士として登録することができます。

実務補習では、実際に3つの企業の経営診断をして助言を行います。

具体的には、3社それぞれについて

  • 現場診断・調査
  • 資料分析
  • 診断報告書の作成
  • 報告会

を行います。

実務補習の内容について難易度が特に高いということはありません。

でも、

  • 働いている人は、そもそも実務補習の時間を確保するのが難しい
  • 実務補習は有料なので費用がかかる
  • 担当の指導員が厳しいとツライ

というような、補習の内容以外の難しさがあるのは確かです。

会社員受験者は日程的に難しい

実務補習は1企業の補習を5日間、3社で合計15日間受講します。

  • 15日間続けてのコースを1回受ける
  • 5日間のコースを3回受ける

のどちらかを選ぶことができます。

働きながら中小企業診断士の資格取得を目指している人の中には、この日程を確保するのが難しい人も多いはず。

仕事が忙しくてなかなか休暇を取れずに、実務補習を終えるのに3年かかってしまうこともあり得ます。

実務補習は有料なので費用がかかる

実務補習は有料です。

参考までに、中小企業診断協会の「令和4年2月実施中小企業診断士実務補習のご案内」を見てみると、

  • 15日間コースの受講手数料は163,600円(税込)
  • 5日間コースの受講手数料は、テキストを持っている人は54,300円(税込)、持っていない人は55,000円(税込)

になっています。

また、実施場所も札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7都市しかないので、人によっては移動の費用もかかります。

参考  中小企業診断協会令和4年2月実施 中小企業診断士実務補習のご案内

担当指導員によって厳しいこともある

実務補習は、6名以内が1グループになって行われ、各グループには指導員が付きます。

指導員は通常ベテランの中小企業診断士です。

厳しい指導員が担当になると報告書の作成等で苦労する部分が大きくなることもあります。

ただし、苦労を分かち合った仲間や指導員とその後強いネットワークができることもあるので、悪いことばかりではありません。

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中小企業診断士の難易度について まとめ

中小企業診断士は難易度が高い試験です。

一回の受験で2次試験まで合格できるのは受験者の数パーセントしかいません。

受験科目が多いので、一回の受験で合格するためには1,000時間以上の勉強が必要とも言われています。

受験者の大半を占める働いている人の多くは、勉強時間を確保するのが難しいので苦戦しがちです。

1次試験と2次試験に共通する4科目を重点的に過去の頻出分野に絞って勉強することが早期に合格するカギになります。

効率よく、要領良く勉強できれば、中小企業診断士は手が届かない資格ではないと言えます。

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この記事の監修者

「エーマッチ」編集長。
コンサル・マーケティング会社経営者で自らも7回もの転職経験者。
自らの転職経験を元に転職エージェントマッチングの「エーマッチ」を運営。転職エージェントの紹介だけでなく転職ノウハウ、キャリアアップ・独立起業などビジネス全般、最新ビジネスニュースなどをお届け。

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