仕事がない!会社に行ってもやることがなく辛い人へ原因と解決方法を紹介
会社に行っても仕事がない人が「社内ニート」とか「社内失業」と呼ばれています。
「仕事がないのに給料がもらえていい」と思う人もいるようですが、実際は、仕事がないと暇すぎて苦痛だったり、ストレスを感じている人が多くいます。
この記事では
について解説します。
- 「毎日30分で終わる仕事が一つしかない」
- 「仕事を教えてもらえない」
- 「仕事を回してもらえない」
- 「仕事がないから仕事をするフリをして一日過ごしている」
と悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
会社に行っても仕事がない!なぜそんなことが起きるのか?
「会社に行っても仕事が暇すぎて苦痛」という人が結構います。
「仕事がない」または「仕事が暇すぎる」社員がいるのは会社にとって望ましくないはずなのに、なぜそんなことが起きるのでしょうか?
ここでは、5つの理由を解説します。
- 会社や所属部署にそもそも仕事がない
- 上司や先輩が仕事を1人で抱えるタイプ
- 周囲とのコミュニケーション不足
- 職場が忙しすぎて誰も仕事を教えてくれない
- 職場で評価されていない
そもそも会社や所属部署に仕事がない
景気の状況や会社の経営状態が変わってしまったことで、そもそも会社や所属部署に仕事がないというケースがあります。
一般的に企業は翌年度の業務計画に基づいて、前もって採用人数や各部署への人員配置を決めます。
採用人数や各部署の職員数を決定した後に会社の経営が悪化して、仕事自体がなくなる若しくは少なくなると、仕事がない人が出てきてしまうことがあります。
このようなケースで仕事がない場合は、
- 景気や会社の経営状態の回復
- 翌年度の新たな業務計画に基づく人事異動
で問題が解決することもあります。
上司や先輩が仕事を1人で抱えるタイプ
仕事を1人で抱えてしまうタイプの上司や先輩の部下になると、仕事を割り振ってもらえないために仕事がなくなることがあります。
この場合は、上司や先輩が原因なので、自分で解決することは難しいです。
「仕事はありませんか?」「手伝わせてください」と訴え続けても状況は変わらないかもしれません。
周囲とのコミュニケーション不足
職場で周囲とのコミュニケーション不足が原因で仕事がないというケースもあります。
周囲とのコミュニケーションが不十分だと、職場で仕事がどのように進められているのか理解できず、勝手に「仕事がない」と思い込んでしまう人がいます。
いつも「誰が何をしているのか」を知るためには、コミュニケーションが大切です。
また、仕事がないから「仕事をしているフリ」をしていると、周囲の人が「あの人は何か別の仕事をしている」と察して仕事を回してくれないというケースもあります。
仕事がなくてツライならば、仕事をしているフリをするのではなく、「仕事をさせてほしい」と周りに積極的にアピールした方が良いです。
ファミリーマートの元社長、上田準二さんは商社勤務時代、暇な部署に異動になった際に、他の部署にしょっちゅう顔を出して社内で顔を覚えてもらったそうです。(参考記事: 上田準二「入社2年目に「窓際」に異動、暇すぎてソリティアしていて大丈夫?」日経ビジネス)
今の部署で評価が低くても、どこかの部署で人事異動の時に声をかけてもらえるかもしれない、と自ら動いて自分を取り巻く状況を変えていくのも一つの方法ですね。
職場が忙しすぎて誰も仕事を教えてくれない
職場が忙しすぎて誰も仕事を教えてくれないから、仕事がないという場合もあります。
特に中小企業やベンチャー企業は人を採用して育成していく仕組みができていないところがあります。
採用はしたものの、社員教育のシステムがないので、忙しいからと仕事を教えることも与えることもせずに放ったらかしというケースです。
こういう状況を打開するには
- 「仕事をください」と仕事をもらえるまで訴え続けて自ら仕事を勝ち取る
- 転職する
のどちらかしかないかもしれません。
職場で評価されていない
- 仕事でミスが多い
- 納期に間に合わせて仕事をすることができない
- 仕事を覚えない
- いつも指示待ちで自分からは何もしようとしない
という人のところには自然と仕事が回ってこなくなります。
仕事がなくなる前にどのように仕事をしていたか振り返ってみる必要があります。
また、何も問題がないのに不当に評価が低くて仕事がないというケースも考えられます。
いわゆるパワハラです。
「パワハラ指針」と呼ばれているパワハラに関する厚生労働大臣の指針では、パワハラの判断指標として6つのタイプを挙げています。
「不当に評価が低くて仕事がない」というのは、パワハラの判断指標5番目の「業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと」に該当します。
過小な要求(業務上の合理性なく能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針(令和2年厚生労働省告示第5号)【令和2年6月1日適用】
これは、人事部に相談すべきケースです。
仕事がないのをストレスに感じていたら試してみたい5つのこと
「仕事がなくても、給料がもらえるのならそれでいい」という人も中にはいるでしょう。
でも、始業時刻から終業時刻まで仕事らしい仕事をしないまま毎日を過ごすことにストレスを感じる人は多いはず。
ここでは、仕事がないのをストレスに感じていたら試してみたい以下5つのことを紹介します。
- 仕事があるフリをするのを止める
- 上司に相談する
- 自分の仕事のやり方を見直してみる
- 仕事がない時間をスキルアップに使う
- 転職する
仕事があるフリをするのを止める
「社内ニート」や「社内失業」でSNSを検索してみると、仕事がない人が日々どのようにして仕事があるフリをしているのかわかります。
- 毎日同じ書類を整理するフリをする
- EXCELに数字を入力して消すを繰り返す
- 意味もなくWORDを立ち上げたり閉じたりして過ごす
- リサーチに行くと行って社外をフラフラ歩く
でも、仕事があるフリをしてしまうと、周囲にも上司にも仕事がないことが伝わりません。
まずは、仕事があるフリをするのを止めるところからスタートしましょう。
上司に相談する
パワハラがある場合を除いて、「仕事がない」ことを直属の上司に相談してみましょう。
仕事がないことを認識してもらわないことには状況の改善は見込めません。
上司に現状の説明をして今後の相談をすれば、業務見直し、部署異動など解決策が見えてくるはずです。
コミュニケーションを大事にしてください。
自分の仕事のやり方を見直してみる
もし、これまでの仕事のやり方に問題があるのなら、改善のために見直してみましょう。
- 仕事のミスを無くすためにメモ取りを習慣にする
- スケジュール管理をしっかりして仕事の納期を守る
- わからないことはそのままにしないで必ず質問する
- 「報連相」を徹底する
- 睡眠を十分にとってスッキリとした頭で仕事に臨む
ができているかどうか確認してください。
何か仕事が回ってきたら上記のことに気をつけて仕事をしてみてください。
それを繰り返しているうちに、自然と仕事が回ってくるようになるはずです。
仕事がない時間をスキルアップに使う
何をしていても誰も気にしないような職場環境で「仕事がない」ということもあります。
その場合は、仕事がない時間を「自分のスキルアップに使える時間」と解釈して、割り切ってしまうのもアリです。
資格を取るための勉強をする、起業のアイデアを考えて準備する、読みたい本を好きなだけ読む、など仕事に忙殺されていたらできないようなことができます。
そうすれば時間を無駄にすることがありません。
それどころか、その間に学んだことや考えたことをベースに新たな分野にステップアップできる可能性も出てきます。
転職する
仕事がない原因が、会社や上司の場合、転職するのもアリです。
毎日仕事がないのなら、有給休暇をとって転職活動をしても誰にも迷惑をかけることはありません。
仕事をしているフリをしながら、自己分析、企業研究、業界研究もできます。
仕事がない期間が長引くと職歴に影響してくるので、転職を決断したら早く動くことをオススメします。
仕事がないから転職するときの注意点
仕事がないから転職しても良いのですが、注意したい点が2つあるので紹介します。
- 転職の前にできることを考える
- 転職のプロ「転職エージェント」のアドバイスをもらおう
転職の前にできることを考える
転職を決める前に、できることは全てやったのか考えてみてください。
- 上司に相談したか
- 職場の人とのコニュニケーションは十分に取れていたか
- 仕事の進め方に問題はなかったか、改善に努めたか
自分でできることは全てやってみたが、それでも「仕事がない」という状況が改善されないので転職という選択肢に至った、という流れが重要です。
なぜかというと、転職の採用選考でこの部分を採用担当者が重要視するからです。
中途採用の場合は、せっかく採用してもまた転職されては困るので、採用担当者が納得できる退職理由が必要です。
「可能な改善策は全て試してみたけれど仕事がないという状況が解決されなかった」というレベルでないと、採用担当者は「なるほど、それでは仕方がない」と納得してくれません。
転職のプロ「転職エージェント」のアドバイスをもらおう
とは言っても、1人で「転職の前にできること」を考えて、できることを全て試してみて、というのは難しいものです。
そんな時、転職エージェントで担当アドバイザーにサポートしてもらうことをオススメします。
転職のプロは、「仕事がない」という理由から転職したい人は転職前に何をすれば応募企業の採用担当者が納得してくれるのか熟知しています。
なので、転職エージェントのアドバイザーから的確なアドバイスをもらって、「転職に成功できる」準備をすれば安心して転職活動をスタートできます。
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会社に行っても仕事がない まとめ
「仕事がない人」がいることは会社にとって良いわけないのですが、それでもいくつかの理由から「仕事がない」という人が実際にいます。
上司に相談したり、仕事のやり方を改善したりして解決できる場合もあれば、解決が難しいケースもあります。
解決が難しいなら転職するのも選択肢になります。
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