黙々とできる仕事おすすめ16選!メリット・デメリット・特徴を解説
この記事をご覧になっているみなさんは「誰にも邪魔されずに1人で黙々とできる仕事がしたい」と感じているのではないでしょうか。
働いていると、どうしても仕事以外のところの人間関係などで悩みが生じてしまうことも少なくありません。
そこで今回は、黙々とできるおすすめの仕事をご紹介します!
黙々とできる仕事の特徴やメリット・デメリットについても解説しているため是非最後までご覧ください。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
黙々とできる仕事ってどんな仕事?特徴について
黙々とできる仕事は様々ありますが、どのような特徴があるか見ていきましょう。
人とのコミュニケーションが少ない
人とのコミュニケーションが少ない仕事は、自分のペースで仕事ができるため、黙々と仕事ができます。
一方で、人とのコミュニケーションが発生する仕事は、どうしても仕事の途中でミーティングなどが入り、仕事を中断しなければならない場合があります。
一度手を止めると集中力は切れてしまいますが、失われた集中力を復活させるためには15分かかると言われています。
しかし、コミュニケーションを必要としない仕事であれば、人との会話も必要最低限で済み、集中して黙々と仕事を進められるでしょう
仕事のスケジュールが決まっている
仕事のスケジュールが決まっていれば、決まった仕事をこなせばいいため黙々と仕事を進められるでしょう。
一方で、臨時の対応やトラブル対応が発生する仕事は、急遽スケジュール変更が必要になり、時間内に仕事が終わらないということもあり得ます。
そのため、仕事のスケジュールがあらかじめ決まっており、尚且つ変更されない仕事であれば、黙々と仕事をすることが可能です。
在宅勤務できることも多い
黙々とできる仕事は、コミュニケーションを最低限取っていればよく、仕事内容もシンプルなため、在宅勤務できることも多いです。
在宅勤務は近くに上司が座っていることもないため、周りを気にする必要がなく、さらに黙々と仕事ができるでしょう。
黙々とできる仕事のメリット
黙々とできる仕事には、メリットだけでなくデメリットもあります。
まずはメリットからご紹介します。
仕事に集中できる
コミュニケーションが必要な仕事は、話しかけられるたびに途中で手が止まり集中力が切れてしまうことが多々あるのではないでしょうか。
しかし、黙々とできる仕事は、突然誰かに話しかけられることもないため、自分の仕事に集中できます。
時間内に仕事が終わるケースがほとんどですので、仕事とプライベートの両立もしやすいでしょう。
人間関係のストレスが少ない
仕事で悩みを抱えている方のほとんどが「職場の人間関係」が理由で悩んでいるのではないでしょうか。
仕事以外のところで悩みが生じることは非常に残念ですが、会社に勤めている方の多くが経験しています。
しかし、黙々とできる仕事は1人でできる仕事が多く、必要以上のコミュニケーションを取ることはありません。
よって、人間関係の悩みは格段に減るでしょう。
在宅勤務であれば、仕事終わりの飲み会に誘われることも減り、プライベートの確保にも繋がります。
仕事量をコントロールしやすい
黙々とできる仕事は、「いつまでに何を終わらせる」というスケジュールは決まっているものの、進捗状況の確認をされることは多くありません。
そのため、期限までに仕事を終わらせることができれば「早めに終わらせて今日は早く上がろう」など、1日の仕事量を自分でコントロールすることも可能です。
黙々とできる仕事のデメリット
続いて、黙々とできる仕事のデメリットを解説します。
孤独を感じやすい
人とコミュニケーションを取る必要が少ない分、孤独を感じてしまうことも黙々とできる仕事の特徴です。
チームワークを必要とする仕事では、モチベーションが上がらない場合や落ち込んだとき、同僚や先輩に背中を押してもらうことができます。
しかし、黙々とできる仕事の場合、やる気が起きないときは自分で自分に喝を入れなければなりません。
また、仕事上での悩みや不満が生じた場合、誰にも相談できず1人で抱え込み、悪循環に陥る可能性もあります。
単純作業や肉体労働が多い
黙々とできる仕事は、「イレギュラー対応がない・スケジュールが決められている」という特徴があるため、単純作業や肉体労働が多いです。
単純作業は楽そうだと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は飽き性の方には厳しい仕事と言えます。
また、肉体労働は体力のある方でないと継続が難しく、上下関係が厳しいという特徴もあります。
普段から体を動かすことが好きで体力に自信がある方でないと、仕事を続けるのは困難かもしれません。
未経験OKだと低収入の仕事が多い
未経験でもできる仕事はやはり低収入の仕事が多いです。
中でも、「未経験の方が黙々とできる仕事」は特別なスキルを必要としないため、どうしても収入が下がる傾向にあります。
黙々とできる仕事は単純作業も多く、将来AIに代用されてしまう可能性があるため、仕事が減る可能性もあるでしょう。
また、単純作業では特別なスキルが身に付かず、スキルアップには繋がらないことが考えられます。
一人でトラブルを対処する場合がある
黙々とできる仕事は一人で作業することが多く、任された仕事でトラブルが発生した場合、自分一人でトラブルの対処をしなければなりません。
不明点があった場合、会社で仕事をしていれば上司に相談できますが、在宅勤務では周りに聞ける人がおらず、戸惑うケースもあるでしょう。
黙々とできるおすすめの仕事16選
ここからは、黙々とできるおすすめの仕事を具体的にご紹介します!
事務
事務職とは、主に組織のサポートをする仕事です。
Word・Excel・会社のフォーマットなどに従って文章の作成や資料作りをします。
事務は会社に出勤していながらも、決まった業務をこなしていく仕事のため、黙々と仕事ができます。
一度仕事を覚えてしまえば、在宅勤務できる場合もあります。
ただ、事務と言っても営業事務・経理事務・総務事務など、様々な業務があります。
営業事務は、営業担当とコミュニケーションを取る必要がありますし、来客対応をしなければならない場合もあります。
そのため、事務の中でも黙々とできる仕事をしっかりと見極める必要があるでしょう。
エンジニア
エンジニアは、工学に関する専門的な知識を持った人材という意味ですが、仕事内容は幅広いです。
代表的な仕事は、アプリやシステムの設計開発を行ったり、プログラミングなどがあります。
エンジニアの経験がある方は毎日在宅勤務することも可能であり、1つの作業を集中的に行うため黙々と仕事ができます。
ただ、システム開発には多くの人が関わるため、会議やシステムのテストなど、コミュニケーションが必要になる場合も多いです。
しかし、昨今は在宅勤務しながらWEB会議を行っている会社も多く、必要最低限の会話で済むため黙々と仕事をしたい方にはピッタリです。
研究開発
研究開発は、これまでにない画期的な商品を作り出すことです。
基本的には理系の方が中心となって活躍している職業になります。
研究開発は長期間にわたって1つの事柄に対する研究を行うため、黙々と仕事ができるでしょう。
研究開発をするにはじっくり研究する姿勢も大切ですが、最新の知識と技術に結びつける必要があります。
そのため、世の中の流れを常に把握し、お客様が求めているものを。
プログラマー
プログラマーとは、あらゆる言語を用いてプログラミングし、システムを作る仕事です。
基本的にはエンジニアが設計書を作成し、それに従ってプログラミングを行います。
プログラマーにも様々な種類があり、使える言語によってもできる作業が違ってきます。
例えば、社内システムを作ったり、ショッピングサイトのデータベース構築をしたりと様々です。
もしもプログラマーになりたい方は、どんな仕事をしたいのかによって身に付ける言語を選択する必要があります。
近年では独学でプログラミングを勉強できるサービスも増えているため、未経験から転職したい方にもチャンスはあるでしょう。
データ入力
データ入力は与えられた書式に従い、フォーマットに数値などを入力する仕事です。
入力するデータの内容は仕事によって異なりますが、基本的な操作を覚えてしまえばその後は黙々と仕事を進めていくだけです。
データ入力は特別なスキルを必要としないため、誰でも気軽にできるというメリットがあります。
また、日々データ入力をしていると、タイピングが早くなり早く仕事を終わらせることも可能になります。
ビルメンテナンス
ビルメンテナンスには、清掃や設備管理など様々な職種がありますが、どの職種も不特定多数の人との関わりが少なく、1人で黙々と仕事ができます。
ビルメンテナンスは、入社後複数の資格取得を目指すなど、専門的な技術が身に付きます。
さらに需要も高いため、一度経験しておけば、より待遇のいい会社に転職も可能でしょう。
一方で、夜勤がある会社もあり、生活リズムが不規則になってしまうケースもあります。
また、未経験でも挑戦できる職種のため、給与が比較的低いのも特徴です。
しかし、有資格者でないとできない仕事もあり、必要な資格を全て持っていると重宝される仕事でもあります。
入社後も向上心をもって努力し続けられる方に向いている仕事でしょう。
警備員
ライブ会場やショッピングセンターでよく見かけますよね。
警備員は、人が多く集まる場所や駐車場で交通整理や警備をする仕事です。
警備員の仕事は基本的にルーティンワークであり、特別なスキルは必要ないため未経験者でも転職が可能です。
また、警備員は常に人手不足のため、稼ぎたいだけ稼ぐことが可能です。
体力に自信がある方や、たくさん稼ぎたい方には向いている仕事でしょう。
清掃員
清掃員は、ビル清掃員や特殊清掃員、清掃業務員などの仕事に分類できます。
この中でも一番想像しやすいのがビル清掃員ではないでしょうか。
ビル清掃員はオフィスビルや商業施設などを清潔に保つ仕事であり、フロアごとのトイレ掃除や、ゴミの回収をしています。
基本的にはルーティンワークのため1人で黙々と作業できますが、時にはチームワークを求められる可能性もあります。
特殊清掃員は、害虫の駆除やゴミ屋敷など、通常の業者では清掃するのが困難な現場を担当します。
定期的に仕事があるわけではなく、依頼があれば作業をするといったイメージです。
Webデザイナー
デザイナーは、クライアントや担当者から依頼されたイメージに合わせてデザインをする仕事です。
1人でデザインを考える時間がほとんどのため、完成に向けて黙々と仕事ができます。
中には在宅勤務をしているデザイナーや、フリーランスで活躍しているデザイナーもいます。
ただし、クライアントのイメージに近いデザインにするためには、完成までに何度か打ち合わせをする必要があります。
対面やWEB上で行う打ち合わせでは「もっとこうしてほしい」などの指示をいただくため、素直に要望に応える柔軟性があると尚良いでしょう。
Webライター
Webライターは基本的に在宅で行う仕事のため、黙々と仕事ができます。
クライアントから仕事を受注し、クライアントの要望に合わせた記事を執筆する仕事です。
納期までに納品できればいいので、仕事のペースをコントロールできるのが特徴です。
作業自体は1人で行うため、家やカフェで黙々と仕事ができます。
基本的には、クライアントとは文章でやりとりをしますが、文章上での会話は誤解が生じる場合があります。
そのため、相手に分かりやすい言い回しをするなど、相手を気遣ったコミュニケーションが求められます。
動画編集
昨今動画の人気が高まっており、動画編集スキルは非常に需要があります。
人気動画配信サービスや、SNS向けの動画編集を依頼されるケースが多いのではないでしょうか。
作業自体は1人で行うため、納品に向けて黙々と仕事ができるでしょう。
動画編集もデザイナーやWebライターと同じように、クライアントや担当者から依頼を受け、その指示に従って動画編集をします。
動画編集の場合、静止画よりも修正箇所を伝えるのが困難であり、修正箇所も多くなってしまうため、クライアントとのコミュニケーションがより密になります。
動画編集は求められるレベルが高く、クオリティの高い作品の納品が求められるため、想像以上に作業時間がかかる可能性があります。
時給換算すると、思ったより稼げていない場合もあり、高いスキルを身に付ける必要があると言えます。
投資
投資にも不動産投資、株式、仮想通貨など、様々な方法があります。
全てに共通して言えることは、投資は誰にも相談せず、自分1人の考えで行うべきです。
そのため、投資関連の勉強は必須ですし、投資方法を下調べする必要があるでしょう。
よって、必然的に1人で黙々とできる仕事になります。
世の中には投資に対する沢山の意見が発信されていますが、誰かの意見を鵜吞みにするのではなく、最終的な判断は自分で行いましょう。
長距離トラック、タクシードライバー
長距離トラックやタクシードライバーは、どちらも車を運転する仕事です。
長距離トラックはモノを運ぶことが仕事のため、仕事中はずっと1人でいられるのがメリットと言えます。
運転中は自分の好きな音楽を聞けて、休憩も好きな時間に取れるため、精神的な苦痛は少ないでしょう。
ただ、長距離運転は体力を消費するため、居眠り運転などのリスクが伴います。
そのため、交通事故を起こさないよう注意が必要です。
タクシードライバーは、お客様が乗車していないときは1人で仕事ができます。
長距離トラックと同じように、好きな時間に休憩が取れるため、自分の体調に合わせて仕事のスケジュールが組めます。
休みも比較的取りやすく、サラリーマンと比べてはるかに働きやすいのではないでしょうか。
ただ、乗車いただいたお客様と会話をする場面もあるため、ある程度のコミュニケーション能力が必要になります。
工場作業員
工場作業員は、ライン作業やピッキング、検品を行う仕事です。
アルバイトやパートで働く方は、1つの作業を繰り返し行うことが多いため、比較的簡単な作業になります。
一方で正社員は、あらゆる行程に携わることに加えて、人員を管理するケースもあるでしょう。
ただ、作業中は1人で黙々と仕事ができ、社員とのコミュニケーションもほとんど必要ありません。
夜勤に入れば深夜手当が付き、通常よりも多くの収入が得られます。
仕事内容が単純作業ばかりで飽きてしまうというデメリットもありますが、体力に自信があり夜勤にも対応できる方にはおすすめです。
配送員、新聞配達員
配送員や新聞配達員は基本的に1人で行動するため、自分の裁量で仕事ができます。
昨今はネットで買い物をする方も多く、配送員の需要は高まっています。
そのため、経験があればその後待遇の良い会社に転職も可能です。
配送員や新聞配達員は、特別なスキルは必要なく、仕事が覚えやすいというメリットもあります。
一方で住所を覚える必要があったり、配達先を間違えてしまうと大変なことになったりと、それ相応の責任があります。
また、配達の効率性を求められたりするケースもありますが、1人で気楽に働きたいという方にはおすすめです。
フードデリバリー
フードデリバリーとはその名の通り、食べ物を配達する仕事です。
近年では様々なデリバリーサービスが普及していますが、食べ物のジャンルも多種多様です。
フードデリバリーには、2種類の働き方があります。
1つ目はアルバイトとして、決まった時給で給料をいただく働き方です。
2つ目は個人事業主として、成果報酬型でお給料をいただく働き方です。
アルバイトは安定した収入を得られるのが特徴ですが、個人事業主は自分の好きな時間に仕事ができ、アルバイトよりも稼げる可能性もあるという特徴があります。
人間関係を気にせず、自分のペースで黙々とできる仕事をしたい方におすすめです。
黙々とできる仕事 まとめ
ここまで、黙々とできるおすすめの仕事について解説してきました。
黙々とできる仕事は、人とのコミュニケーションが少なく、仕事のスケジュールが決まっているという特徴があります。
また、昨今では在宅勤務ができる職業の幅も増えているため、未経験でも在宅勤務を十分目指せます。
また、黙々とできる仕事にはメリット・デメリットがありますが、自分に向いている仕事をするに越したことはありません。
是非自分の働き方に合った仕事を見つけ、余計なストレスを感じずに仕事をしましょう!