ニートから就職する方法やおすすめ仕事8選・公的支援サービスまでをわかりやすくアドバイス
ニートの皆さんの中には「ニートで就職ってできるものなのか」と思っている人も多いはず。
結論から言えばニートでもちろん就職することはできます。
しかし実際に就職活動をしようと思っても書類選考や面接で苦戦したり、思うような仕事につけなかったりで諦めてしまっている人もいるでしょう。
ニートが就職しようと思ったら、ただ求人サイトを読み漁って気になったところに応募するだけではなかなか就職できないため、しっかりとした対策が必要です。
この記事では「ニートから就職」ということをテーマに「そもそもニートが就職活動をはじめたほうが良い理由」や「ニートで就職できない人の特徴と理由」「ニートにおすすめの仕事」や「効率的な就職活動のやり方」などニートから就職を目指す人に向けた情報をご紹介します。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
ニートには実は正式な定義がある
ニートと言えば「仕事をしていない人」「部屋にずっと引きこもっている人」というイメージがあります。
実は「ニート」には定義があります。
ここでは厚生労働省が定めている「ニートの定義」と「日本国内のニート人数推移」を見ていきましょう。
ニートの定義は15歳〜34歳までの家事も通学も労働もしてない人
厚生労働省によるとニートの定義とは「15~34歳までの非労働力人口のうち、家事も通学も労働もしていない者」とされています。(※参考:厚生労働省「勤労青少年を取り巻く現状について」より)
ニートとは現在、家事や学校に通っていることがなく、就職する気もない15~34歳までの人を指します。
冒頭で紹介した「仕事していない人」「部屋にずっと引きこもっている人」も該当するということですね。
日本国内のニートの人数推移
日本国内のニート人数推移について、厚生労働省の発表では平成14年以降62万人〜64万人の間を推移しています。
平成21年の時点でも相当な数の15歳~34歳までのニートが存在しているということになります。
ニート・無職・フリーターの違いについて
ここでふと感じるのは「無職もニートじゃない?」「フリーターとニートって何が違うの?」ということ。
明確にこの3つの違いを挙げるならば、
- ニートは15~34歳までの非労働力人口のうち、家事も通学も労働もしていない者
- 無職は年齢を問わず仕事をしておらず、現在仕事を探している状態の人
- フリーターは「アルバイト」「パート」として働いている人、または家事も通学もせず「アルバイト」や「パート」を希望している人
となり、ニートと無職・フリーターの大きな違いは「働く意思があるかどうか」です。
ニートはそもそも働く意思がない人が多く、無職は働く意思はあるけれど働くまでに至っていない人となります。
(注) 「フリーター」の定義は、15~34歳で、男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者とし、
厚生労働省「勤労青少年を取り巻く現状について」より
1 雇用者のうち勤め先における呼称が「パート」又は「アルバイト」である者、
2 完全失業者のうち探している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者、
3 非労働力人口のうち希望する仕事の形態が「パート・アルバイト」で、家事・通学等して
いない者
いつまでもニートではいられない!?就職活動をはじめたほうが良い理由
現在ニートの方からすると「できることなら働かずに生きていきたい」「そもそもなんで働かなきゃならないの?」とお思いのことでしょう。
しかし周囲からは「早く働かないとマズいよ!」と働かなければならない根拠は提示されないけれど、働けコールが凄い…正直それでは納得いきませんよね。
そこで、ここではニートが就職をはじめたほうが良い理由をご紹介します。
いつかは生活費がかかる
まず、今は親がいて働かなくても生活が成り立っているニートの方もいるでしょう。
しかし、もし何時、親が倒れてしまったり亡くなってしまったりしたらどうしますか?残されたあなたはどうやって生活をしていくかイメージはつきますか?
「そんな先のことはわからない」「うちにはきっと遺産があるから大丈夫」と安易に考えている人もいるかもしれませんが、最終的には親は亡くなるものです。そうなってしまえば明日からの食事や生活すらままならなくなってしまうでしょう。
いつか生活費を自分でどうにかしないとならない時、いままでまったくの就業経験や貯金もない状態ではどうしようもありませんよね。
そうならないためには就職しておく必要があるのです。
生活保護などもあてにできなくなる可能性もある
「もし親が亡くなっても生活保護とかあるじゃん」とお考えの人…生活保護を甘く見ていませんか?
確かに生活保護は誰でも受ける権利はあります。ただ「権利はある」だけで受給できるかは別です。
最近では生活保護も審査が厳しくなっており、働こうと思えば働ける場合はそう簡単に受給することはできません。
生活保護を受ければ働かずにお金がもらえる!と軽くお考えの人もいるかと思いますが、仮に受給するにしても「持ち家はダメ」「家賃は◯万円以下」「仕事に必要のないものは家にあってはならない」「月に1回~の家庭訪問」「毎月何月何日にどこに面接を受けに行ったか」「ハローワークにしっかり通っているか」「病院に行くにも役所を通さないとならない」など、かなり縛りのある中で生活することになります。
そして渡される金額は「最低限生きていくために必要な額」にしかならないのです。
怪我をしたり、働ける身体であっても事情があってすぐには働きに出れない人や数か月受給する間に生活をしっかり立て直すことができる人だと認定されない限り、生活保護受給はハードルが高いのです。
人生に生きがいを見いだせない
就職をはじめるほうが良い理由として「人のお金では人生に生きがいを見出せない」ということも挙げられます。
例えば実家が裕福でいくらでもお金がある!というご家庭ならば「もらったお金で不自由なく暮らせる」なんてこともあるかもしれませんね。
しかし現実は親が年金を切り崩して生活していたり、ニートのあなたのために満身創痍の身体に鞭を打って親が働いていたりしている可能性もあるでしょう。
それも長くは続かず、お金もない、人生に生きがいもないニートの末路は言わずもがなですよね。
そこで就職することである程度のお金は取っておくにしても「あれがしたい」「こんなことがしてみたい」という人生の生きがいを見出すチャンスが訪れます。
また自分が頑張って稼いだお金で生きているという充実感はやりがいや達成感にもなるものですよ。
でもニートは就職できないって本当?
「ニートだと就職するの大変なんでしょう」「ニートだとどうせまともな仕事に就けないんでしょう」そう思っている人もいるかもしれません。
たしかに世間から見れば「そもそもニートが長かった人はちゃんと働けるの?」「どうせ仕事が嫌になってバックレたりするんでしょ?」なんていう声もあるでしょう。
しかし「ニートが就職できないのか」というキーワードについて考えれば就職が絶対にできないということではありません。
ただ一定の条件が揃ってしまうと就職自体が難しくなることは事実です。
ニート歴が長ければ長い程、就職は難しくなる
例えば事情があって1年程、ニートでした!という人とまったく働いたこともないし、以前働いたのは何年前だったっけ?という人では就職成功率に大きな差があります。
採用する企業側としては「このブランクは一体何なのか」と気になるからです。1年~2年のブランクならば「怪我で」「精神的な病気で長期療養していた」と言えば納得するでしょう。
しかしそれ以上の年数ニートだった人に対しては「この時期に何をしてたの?」「どうして働かなかったの?」と色々と突っ込んで質問したくなるのは必然です。
社会から離れていた年数が長い程、採用しても職場に馴染めるのかについても問題となってきます。多くの人々が働いているところならなおさらニート歴が長いと採用率は下がってしまうのです。
年齢によって就職成功率に差がある
次に、年齢によっても就職成功率に差があります。
例えば20代のニートならば、まだ若いのだから、これから実績やスキルを身に着けていけば良いと判断されることが多いです。
しかし30代を過ぎると、普通の30代ならばある程度実績やスキルを身に着けて部下が出来ていてもおかしくない年齢と言えます。
そのためこの年齢まで仕事に対してまったくの未経験となると採用率は格段に下がるでしょう。ニート向け就職支援サービスも「20代まで」「30代まで」というところがあるのは事実です。
ニートでも就職できる人とできない人には違いがある
以上を踏まえてニートは絶対に就職できないということはありませんが、上の条件が揃っているニートは就職までしばらく期間が必要となります。
そして、上で紹介した条件以外にも「ニートは就職できない」と言われてしまう理由と特徴があるのです。
次はその「ニートが就職できないと言われる理由と特徴」を解明し、解決策をご紹介します。
ニートが就職できない理由と特徴と解決策
さぁ、ここではニートが就職できないと言われてしまう理由と特徴と解決策を見ていきましょう。
そもそも働く気がない
まずニートの第一前提として「働きたくない」「働く気がない」が大半です。そもそもニート=働く気がないと言っても過言ではありません。
なぜ働く気がないのかと言えば様々な理由があるかと思いますが大きな理由として「親がいるから」ではないでしょうか。
自分が働かなくても親がなんとかしてくれる…という考えの人もいれば「学生の頃、過度な期待をされて苦しかった!それにより失ったものも多い!そんな自分を苦しめた親が、自分を養うことは当然の義務である!」と考えている人もいます。
どちらにせよ「働かない理由を作ることは簡単」です。どんなことでも働かない理由にすることはできます。
しかし実際親が亡くなってしまえばその理由もまったく無意味なものになります。だって何をどう言っても働かなければ死んでしまうのですから。そうなってからではすべてが遅いのです。
誰からも必要とされない末路を辿るか、今踏ん張って就職に踏み切るかであなたの将来は大きく変わります。
好条件の求人ばかりを閲覧している
「仕事は探してるけれど自分を必要してくれる求人がないんだよ!」という人もいるでしょう。そもそも何か事情があってニートになった人間でもない限り「ニートのあなたが必要!」という仕事もないです。
加えて自分にとって好条件な求人は、普通に働いている人からしても好条件ですから、優先順位として後者を取るのは当たり前です。ニートの人々が就職をすると決めたなら、まずは未経験でもできる仕事であったり、給与は低くても採用率が高い仕事であったりと「誰でもできる仕事」から探しましょう。
年齢とともに「自分はこんなところで働く人間ではない!」とか「こんな給与では見合わない!」とかそのようなことを言える状況でなくなっていきます。
もちろんだからと言って誰でも採用してくれるブラック企業や、クレームが多いような仕事でもやりましょう、ということではありません。
例えば「楽に年収◯◯◯万以上確実!」とか「いつでも自由に休める」といった条件ばかりで高望みせずに、自分ができる仕事を見つけましょう。
履歴書・面接対策が不十分
「自分に合った仕事を選んで応募しても不採用なんだよ!」という人は、まず自分の履歴書と面接対策を見直してみてください。
- 履歴書の書き方をしっかり調べてから書きましょう
- 志望動機と自己PRが同じ内容になっていませんか
- 志望動機が「早く働きたかったから」「給与が良かったから」とストレートに伝えてしまった経験は
履歴書と面接は本来の自分を強く押し出すものではないのです。
ある程度の嘘を見繕いながら応募先が求めている人材を演じることも必要となります。
履歴書も面接も、相手が何を求めていて、それに対して自分がどのように貢献できるのか…ニートであった時期はその仕事にどうプラスされるのかを伝えることが大切です。
そのためにはハローワークなどの就職支援やニート・フリーター専門の就職エージェントなど就職サポートを利用して就職活動に対する知識を学ぶ必要があります。
過去のトラウマを引きずっている
もしかすると以前働いていた時や学生時代に人間関係でトラウマになるようなことがあったかもしれません。
その場合は、そう簡単に社会に出ることもできずに長期ニート化する人もいるでしょう。
とはいえ、だからといってそのトラウマから逃げ続けている人生に未来はありません。
人間は少しずつでも過去のトラウマから立ち直っていかなければ光は見えてこないからです。「これもトラウマ」「あれもトラウマ」では本当に家以外居場所がなくなってしまいます。
すぐに就職は無理でも、カウンセリングを受けてトラウマを克服できるようにしたり、何か自分に問題があってトラウマになったことがあるならば、その問題を解決するためにどうしたら良いかを考えて行動したりと、一歩前へ進む勇気が必要です。
仕事に対して良いイメージがない
はっきり言って仕事に対して良いイメージを持って働いている人は少ないです。
例えば残業とか、給与が低いとか、人間関係とか…社会に出れば良いことばかりではありませんよね。
そう考えると仕事に対してデメリットしかないような感じもするでしょう。しかし考えてみてください。
確かにデメリットが大きく見えますが、メリットだってあります。仕事をすることで自由に使えるお金が増えたり、誰かから必要とされる喜びを感じたり…
次に働く企業はやりがいがあり自分自身を大きく成長することができる仕事かもしれません。また会社で気の合う仲間・友人ができることもあります。
仕事に対して良いイメージがないから就職できない!というニートは、まず「なぜ仕事に対して良いイメージがないのか」「それに対してはどのようなメリットが考えられるか」を一度整理してみましょう。
「ニートから就職活動」のやり方について
「ニートからでも就職できる」とは言っても、実際どのようにすればニートでも就職に成功するのかがわからない人もいるはずです。
そこで、ここでは効率的にニートから就職するためのやり方をご紹介します。
いきなり希望どおりの人気の職にはつくのは難しい
まず、心構えとして「自分が求めているすべての条件が揃っている仕事」や「誰もが働きたがる人気の仕事・企業」でいきなり働くことは難しいものだと認識してください。
例えばそれ相応のスキルがあって、実績があれば希望通りの仕事や人気職につくこともできるかもしれませんが、そんなスキルや実績があれば就職活動で悩まないでしょう。
そのため、最初から自分の希望が通るような仕事や人気職は選ばずに「未経験OK」「学歴不問」と記載してある求人から一通り目を通してみましょう。
まずは「働いている」と実績を作ろう
ニートが就職を効率的に成功させるためには「働いている」という実績を作ることが大切です。
どんなにニートでも直近で働いた経験があれば採用率は高くなります。そのため最初から正社員やパートなど長時間労働の仕事を選ばずに、実績作りのためにアルバイトで短時間働いてみるのもおすすめです。
アルバイトと言うと若い世代を募集しているイメージですが、最近では年齢関係なく募集しているところも増えています。
そのアルバイトはこれからの実績づくり、そして社会に慣れていくためのものだと意識してください。そのためわざわざ高収入を狙ったり「正社員へ昇級アリ!」「幹部候補募集中!」などを選ばなくてもOKです。
公的な支援就職サービスを利用しよう
「なかなか自分で就職に踏み切れない」そんな人はハローワークや厚生労働省が行っている公的支援就職サービスの利用をおすすめします。
後程、公的支援就職サービスに関して詳しく説明しますので気になった就職支援サービスをご自身で調べてみても良いでしょう。
ニート就職専門のエージェントも利用しよう
公的支援就職サービス以外にもニートの就職専門の就職エージェントもあります。
就職エージェントは求人の閲覧や紹介はもちろん、履歴書添削や面接対策、内定後の給与交渉など、初めての就職でも安心のサポートを無料で受けることができるのです。
こちらに関しては年齢によって利用可・不可があるため、上記の公的支援就職サービスとあわせて後程詳しくご紹介します。
ニートでも就職できる!おすすめの仕事8選
次はニートでも就職しやすいおすすめの仕事を8選ご紹介します。
ポイントとして「有効求人倍率が高い」「人手不足で求職者を心待ちにしている業界・職種」が狙い目です。
警備員
会社や、お店など、どこにでもいる警備員は車や人々を誘導したり、たまにご近所の方と触れ合ったりしているところを見かけますよね。
特に夜間警備員は必要な資格などもなく、18歳以上ならばどんな人でも働ける点が魅力です。+誰とも話す必要がなく黙々と仕事をすれば良いのでコミュニケーション能力に不安があるニートにおすすめです。
工場・製造
運送業の工場など、ある程度体力が必要な工場作業と違って流れてくる商品の値札をバーコードで読み込んだり、値札を貼ったりする流れ作業の工場になります。
そこまで人とのコミュニケーションも必要なく、黙々とルーティンワークをしていれば良いという点がニートにおすすめです。
介護職
近年、日本は高齢化が進み、介護職は常に人手不足状態となっています。そのため特に資格がない未経験でも採用しているところも多く、そのまま働き続ければ国家資格である「介護福祉士」などの資格を取得することもできます。
職員同士のコミュニケーションは必要となりますが、介護職は採用率が高く、先ほど説明したように将来的なキャリアアップも目指すことができるため、実績やスキルを持たないニートにおすすめです。
配達・運送業界
配達をするトラックの運転手や長距離ドライバーなど、免許を持っていれば比較的採用率が高い業界です。
配達や運送の工場とは違って、重い荷物を頻繁に扱うわけではなく、永遠と宅配や品物を期日内に納入するだけのルーティンワークとなります。
そこまで人と話す必要もなく、ある程度体力に自信があればこなせる作業のため、あまり運動する気がないニートの体力作りにも最適ですね。
飲食業界
飲食業界は採用率が高く、シフトも自由に組みやすい点が魅力です。しかし飲食業界と言えばコミュニケーション能力が必要では?と思う人もいるかもしれませんが、厨房内などそこまで人と触れ合わずにできる仕事もあります。
もちろん色々な人と出会う飲食業界はコミュニケーション能力の向上や心を許せる友達との出会いもあります。
長く働くつもりはなくても実績づくりのために一度飲食業界で働いてみるというのもおすすめです。その中でお客様に「ありがとう」と言われることで自分自身の肯定感アップに繋がることもありますし「自分ってこんなこともできるんだ」「結構人と話すのって楽しいかも」など、まだ見ぬ新しい自分と出会えることもあるかもしれませんよ。
清掃業
清掃業はビルの清掃や学校の清掃など、多岐に渡って仕事があるため、求人数も多く採用率も高い業界・職種になります。
また基本的に難しい作業内容ではなく、決められた場所を決められた時間内に綺麗にするという単純作業なので比較的働きやすい職場です。
加えて清掃業は短い時間で時給が高い求人も多く、とりあえず仕事をしているという実績作りや、仕事に慣れるための練習だと思いつつ、お金を稼ぐという方法もおすすめです。
IT業界
ニートにとって親よりも触れ合う時間が長いものがパソコンだと思います。ネットゲームをしたりボイスチャットをしたりと1日を過ごしている人も多いのでは?
そう考えるとIT業界はニートと親和性が高く、普通の人ならばわからないところもニートなら知っているということもよくあります。
例えば「サーバーが重くてダウンした時はこれがこうだから、こうだな」とか「最近パソコンの作業効率が悪いのだが、これはメモリ不足だから、この位メモリを増やせば解決するだろう」など、パソコンに関してはニートに質問すると解決するなんていう掲示板もある程です。
加えてIT業界は常に人手不足のため、未経験でも1からIT業界を学ぶことができます。+ある程度実績を積み重ねれば給与も高額になる可能性もあるため、パソコンに自信があるニートに最適の仕事です。
その他在宅ワークしながらも有り
おすすめの仕事8つ目は「在宅ワーク」です。
何をどう頑張っても、やはり部屋からは出られない…でも働かなければならないことはわかっている、そんなニートには在宅ワークをあります。
在宅ワークでは最初はなかなかお金になりませんが、WEBライターや動画制作など、ある程度の実績を作れば少しずつ収入アップも可能です。
中には在宅ワークで正社員の給与額の倍を稼ぐ人だっているのです。せっかく素敵なパソコンがあるのならば、それを活かしてあげる仕事はいかがでしょうか。
ニート向けの公的な就職支援サービスについて
次は先ほども説明したニート向けの公的就職支援サービスについてご紹介します。
まず公的就職支援サービスには国が運営しているものもあれば地域で運営しているもの、NPO団体などが運営しているものと様々です。
ここではよく知られている公的就職支援サービスやあまり知られていないサービスまでご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
ハローワーク
ハローワークと言えば仕事を探す場所というイメージですが、実は若者向けに様々な支援サービスが用意されているのです。
例えば「職業訓練」は決められた期限、職業訓練をすることによって給付金をもらいつつ資格を取得することができます。
その他にも「適職診断」や履歴書作成のお手伝い、面接対策なども行っており、20代ニートが就職を考えた際は、まずハローワークの利用がおすすめです。
関連サイト ハローワークインターネット
地域若者ステーション・ジョブカフェ
地域若者ステーションやジョブカフェは厚生労働省が主体となり、就職支援に実績のあると判断した都道府県の事業に委託して運営されている公的就職支援サービスとなります。
対象年齢は、地域若者ステーションは15歳以上39歳以下の若年無業者本人とその保護者で、ジョブカフェは都道府県によって利用できる年齢上限やサービス内容は変わるため注意してください。
サービス内容としては、キャリアコンサルタントにより職業カウンセリングや臨床心理士などによる心のカウンセリングなどのサービスを受けることができます。
またステップアップのためのプログラムやコミュニケーションスキル向上のために「グループワーク」「面接訓練」など人それぞれの段階に応じたプログラムを利用して社会復帰を促しているのです。
加えてニート本人だけではなく、保護者向けの支援もあり、子供の自立に向けた支援や、子供への接し方、保護者の悩みを相談することもできます。
参考サイト ジョブカフェにおける支援(厚生労働省)
実はニート大歓迎!無料で利用できるおすすめの就職エージェント4つ
最後に、上で紹介した以外の公的支援就職サービスである「就職エージェント」についてご紹介します。
就職エージェントと聞くと「仕事をしていない人は断られる」「ニートはお断りなんでしょ?」と思っている人も多いかもしれませんが、実はニート大歓迎!を掲げている就職エージェントもあるのです。
ここではニート大歓迎の就職エージェントを4つご紹介します。
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ハタラクティブは第二新卒に特化した就職エージェントです。フリーターや既卒もOKで20代向けとなっています。
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ニートの就職について まとめ
今回はニートの就職について様々な情報をご紹介しました。
結論から言えば「ニートだって就職はできる」です。
しかし、働く気がないから……と就職から自身を遠ざけていたら最終的にどこも採用してくれなくなってしまう可能性もあるでしょう。
これからのため、自分のためにも就職は必要です。まずはアルバイトやパートを経験して実績を積み重ねながら、少しずつ社会へ復帰していけるように頑張りましょう。