20代で派遣社員は後悔する?デメリットと成功する人の特徴を調査

20代は仕事の選択肢が多く、業種・職種はもちろん、雇用体系や働き方に至るまで自由な仕事選びがしやすい時期です。

なかには、20代で派遣社員として就職する人もいるでしょう。

しかし、

「20代で派遣社員になって、後悔しないだろうか…?」

「派遣社員のメリット・デメリットが分からず、いまいち決めきれない…」

という声も耳にします。

今回は、20代で派遣社員になるメリットやデメリット、成功する人の特徴を調査しました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事で伝えたいこと

 

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20代で派遣社員を選んだ人の理由は?派遣社員のメリットについて

 

まずは20代で派遣社員になることを選んだ人の理由を紹介しながら、メリットとなる部分を探っていきましょう。

働き方改革で環境が改善している

1つ目の理由として、2019年4月から施工された働き方改革により、労働環境が年々改善されていることが挙げられます。

とくに働き方改革の一環としておこなわれている「同一労働同一賃金」制度によるものが大きく、実際に2021年4月からは労働者派遣法での適用が始まりました。

同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。
引用:厚生労働省「同一労働同一賃金特集ページ」より

 

同一労働同一賃金とは、正社員・派遣社員・契約社員・パート・アルバイトなどの雇用形態にかかわらず、同じ仕事をする人には同じ給料を支払うべきと定めた制度であり、待遇格差の是正につながっています。

こうした社会情勢を追い風だと感じ、派遣社員に就いている人が多いのです。

 

ライフステージに合わせた働き方ができる

20代で派遣社員を選んだ2つ目の理由として、ライフステージに合わせた働き方ができることが挙げられます。

比較的残業が少なく、転勤がなく、産休・育休が取りやすく、責任の大きい仕事が与えられにくい派遣社員は、ワークライフバランスを重視する人にうってつけの雇用形態です。

特に結婚・出産・育児の負担が寄りやすい女性や、両親や家族の介護がある人は、派遣社員を選択する確率が上がります。

 

自分の時間を持つことができる

3つ目の理由として、自分の時間を持ちやすいことが挙げられます。

残業が少ないため夕方以降の時間が空きやすく、その時間を自由に使えるのです。

趣味に没頭したり、友人と遊びに行ったりプライベートを充実させるために使う人もいれば、国家資格受験のために勉強に費やす人もいます。

近年は多様な働き方が認められるようになり、副業をする人も増えてきました。

仕事だけに縛られない生き方がしたい人には、特に派遣社員が向いているといえそうです。

 

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20代だと仕事が決まりやすい

4つ目の理由として、20代だと仕事が決まりやすいことが挙げられます。

若手を求める企業が多い一方、定年まで正社員として雇い続けられる確信がなかったり、プロジェクトの立ち上げ期だけスポットで人手を求めていたりする企業も多いものです。

20代は他の会社に染まりきっていないため既存社員と馴染みやすく、フレッシュかつ素直な姿勢で仕事と向き合ってくれる人が多いですから、20代派遣社員へのニーズが高い理由が分かります。

 

時給が高い

5つ目の理由として、時給が高いことが挙げられます。

パートやアルバイトよりも高いことはもちろんですが、時には正社員の月給を時給換算した額よりも高くなることがあります。

20代正社員は残業や勉強会の時間も長く、実働時間と月給を比較すると派遣社員以下になってしまうことも少なくありません。

これから会社で必要とされる人材になるべく必要な勉強だと分かっていても、時に負担が大きく感じられることもあるでしょう。

「もらっている給料に見合わない」と感じる場合、派遣社員のメリットをより強く感じられるのかもしれませんね。

 

仕事のストレスが少ない

6つ目の理由として、仕事のストレスが少ないことが挙げられます。

何かミスや失敗があっても過大に責任を追及されることが少なく、「会社の未来を背負っている」という大きなプレッシャーもありません。

派遣会社が派遣先企業とのクッション役になってくれるため、何か要望がある時ややむを得ず退職する時も、面倒な交渉が要らないのがメリットです。

仕事はさらっと片付けてあまり深入りしたくない、というドライなタイプの人に向いています。

 

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20代派遣社員で後悔したことは?派遣のデメリットについて

反対に、20代で派遣社員になって後悔したことも紹介します。

派遣社員のデメリットともいえる部分ですから、チェックしておきましょう。

キャリアを作りづらい

20代派遣社員の一番のデメリットはキャリアを作りづらいことが挙げられます。

責任がなく誰にでもできる仕事しか任されないのはプレッシャーがかからないという意味でメリットですが、自己成長の機会を奪うという点ではデメリットです。

社の命運を賭けた大きなプロジェクトやチャンスのある仕事には加われないことも多く、どんなに働いても実績につながらないこともあるでしょう。

数年後に「何もスキルが身につかなかった…」ということのないよう、対策していく必要がありそうです。

 

正社員になりにくい・戻りにくい

次に正社員に戻りにくいことが挙げられます。

派遣社員はあくまでも非正規雇用であり、正社員の職歴を重視する企業には転職しづらくなります。

学校卒業後すぐに派遣社員になり、その後正社員転職を目指す場合、「非正規雇用の職歴しかない」として既卒枠でしか採用されない可能性もあるのです。

今後正社員としてのキャリアアップを検討しているのであれば、なるべく派遣社員期間は短めにしておくのがよさそうです。

関連記事 派遣社員から正社員になるための大事なポイント

 

スキルがないと仕事の紹介数が減っていくかも

次に、スキルがないと紹介数が減っていくことが挙げられます。

事務処理能力がとても高い、一通り全てのデザインソフトが扱える、経理に関する資格や専門知識がある、コンペで優勝した経験がある…など、自分のスキルや経歴に光るものがあるか、見直してみましょう。

スキルを身につけないままなんとなく仕事をこなすだけになってしまうと、気づいた時には「仕事を選べない」「紹介してほしいのに紹介されない」ということになりかねないのです。

 

年齢が上がると仕事の紹介数が減っていくかも

次に、年齢が上がると紹介数が減っていくことが挙げられます。

派遣社員として最もニーズが高いのは、20~35歳程度の若手です。

それ以上に年齢が上がってしまうと、よほどの専門知識や技術がない限り、紹介してもらえる案件がガクッと減るかもしれません。

「何歳まで派遣社員を続けるか」というリミットを考えておくのがポイントです。

 

安定せず、将来への不安を抱きやすい

次に、安定しないこと、将来への不安を抱きやすいことが挙げられます。

紹介予定派遣や無期雇用派遣でない限り、基本的に派遣社員は3年に1回程度職場が変わります。

労働者派遣法で定められている項目ですから仕方ないとはいえ、度々職場が変わり、1から仕事内容や人間関係を覚えなおしていくのは多大な負担となるでしょう。

「せっかく若いのに派遣社員なんてやっているの!?」

「そろそろちゃんとした仕事に就職したら?」

という偏見もあり、周りからのプレッシャーが大きいのもデメリットです。

 

やりがいを感じにくい

次に、やりがいを感じにくいことが挙げられます。

責任のある仕事は任されず、誰にでもできる仕事を淡々とこなすだけの日々に、張り合いのなさを感じる人は少なくありません。

また、数年後には派遣先が変わってしまう人材だからこそ、「密なコミュニケーションを取る必要はないかな」と雑な扱いをされてしまこともあるようです。

飲み会に誘われない、休日にバーベキューがあったことを知らされない、など悪意のないちょっとした待遇差を感じ、精神をすり減らしてしまうリスクを承知しておきましょう。

関連記事  心理学的に解明された「やりがいのある仕事」について

 

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20代で派遣社員に向いているのはこんな人!成功している人の特徴

一方で、20代で派遣社員に就いて成功している人もたくさんいます。

ここでは、成功している人の特徴をリストアップしていきましょう。

 

20代で派遣社員に向いている人のはこんな人

  1. 派遣社員中にスキルや経験を積める人
  2. いずれ起業を目指している人
  3. 難関国家試験合格のため浪人中の人
  4. 育児や介護と両立したい人
  5. 趣味やワークライフバランスを何よりも重視する人

 

20代で派遣社員に向いているのは、上記のように人生計画がはっきりしている人です。

派遣社員中にスキルや経験を詰めれば、その後の転職や再派遣が叶いやすくなります。

人で不足といわれるIT業界で使えるプログラミングやエンジニアリング、個人の感性が活かされるデザイン技術、どの企業でも欠かせない経理・総務・労務・法務に関する知識などがあれば、その後のキャリアにも活きてきます。

また起業や国家試験を目指して努力している人にも向いています。なぜなら派遣社員は時間の都合がつきやすいため、終業後の勉強時間を十分確保できるからです。

セミナーに出向いたり、資格試験予備校に参加したり、自由な時間の使い方ができるでしょう。

その他にも、育児・介護・趣味と仕事を両立したい人にもおすすめです。

起業や国家試験対策同様、終業後の時間をうまく使ったり残業を免除してもらったりすることで、プライベートを阻害しない働き方が可能になるでしょう。

こうした人たちは、「派遣社員でよかった!」と満足することが多いのです。

 

20代で派遣社員はやめておいたほうがいいのはこんな人

  1. 消去法で派遣社員に就く人
  2. 時給の高さだけに惹かれている人
  3. コミュニケーションが苦手な人

 

20代で派遣社員に向いていないのは、上記のように将来に対するイメージがはっきりしていない人です。

この会社でしか得られないスキルがある、プライベートと両立したい、など明確な目的意識がなく派遣社員になるのは辞めておきましょう。

日々なんとなく仕事をしているだけであっという間に年数が経ってしまい、スキルがないまま30代に突入するケースも少なくありません。

ふと気づいたら「正社員転職しようにもどこの面接にもひっかからない」ということになりかねません。

また時給のよさだけに惹かれて派遣社員になるのも問題です。

一見派遣社員の時給は高いように見えますが、正社員の平均年収が513万円であることに対し、派遣社員の平均年収は328万円に収まっています。(引用:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」より)

長い年数派遣社員であり続けるほど生涯年収の差が開いていきますから、高収入を目指す人ほど正社員になるべきだと言えるでしょう。

加えて、コミュニケーションが苦手な人も要注意です。

派遣社員は最低でも3年に一度職場が変わるため、人との関係がその都度リセットされてしまいます。

コミュニケーションが苦手な人ほど、同じ会社で長く働き続けて自分や周りの特性を理解しあうのがおすすめです。

 

20代派遣社員で成功している人の特徴

  1. 人生目標を持っている人
  2. さまざまな職種を経験して適正を見出したい人
  3. 期限を決めて派遣社員をしている人

 

20代で派遣社員をして成功しているのは、人生目標をもって就業している人です。

起業や資格取得の準備、留学の資金貯め、追っている夢と両立させるためなど、明確な目標をもった上で派遣社員をするのであれば、問題ありません。

派遣社員のメリットもデメリットも考えて選択しているということですから、後悔することも少ないでしょう。

また、さまざまな職種を経験して適正を見出すために派遣社員という雇用形態を活用している人もいます。

派遣社員は複数の会社を渡り歩くため、その分多くの経験ができます。

「自分に合った仕事を見つけたい!」

「妥協した会社選びをしたくない!」

という人には、おすすめの方法なのです。

期限を決めて派遣社員をしている人も、その後の将来を見据えた活動がしやすくなります。

何がなんでも30歳までには正社員転職する!と考えておけば、今やるべきことも自ずと明確になりそうですね。

 

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20代派遣社員のリアルな声・悩みを紹介

最後に、20代派遣社員のリアルな声や、トラブルへの対処法を紹介します。

実情を理解するための項目としてお役立てください。

派遣先の上司・正社員・パートとの関係に悩む派遣社員もいる

派遣社員の悩みとして多いのは、派遣先の人との人間関係です。

短期間しか所属しないからこそ、個人や会社の問題にどこまで首を突っ込んでいいか悩む人が多いのです。

上司との関係性はもちろん、正社員と派遣社員の待遇差に悩んだり、パートからのつつき上げにあったり、適切な距離感を計るのに苦労することもありそうですね。

 

派遣先の人間関係が悪かった場合は

万が一派遣先の人間関係が悪かったら、派遣会社に相談しましょう。

派遣会社への報連相なく派遣先企業に直談判するのはNGです。

特にパワハラ・セクハラ・労基法違反など深刻な問題であればある程、自分1人で戦おうとせず先に相談しておくのがベストです。

 

派遣先の環境が悪かった場合は

どうしても仕事を続けられないくらい派遣先の環境が悪い場合、早期契約解除ができる場合があります。

自分本位に「仕事が合わないから」「ついていけないから」という理由で断るのは避けるべきですが、心身に影響が出る程悩むのであれば、早めに派遣会社に相談しておきましょう。

やむを得ない理由があれば派遣会社も協力的な姿勢を取ってくれます。

 

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20代の派遣社員について まとめ

20代で派遣社員を選択し、後悔するかどうかは人次第です。

将来への目標を持ち、メリットもデメリットも理解の上で選択しているのであれば、後悔することは少ないでしょう。

反対に、「なんとなく」「やむを得ず」で派遣社員として就業してしまうと、30代目前に焦ってしまうことも多いようです。

自分が何のために派遣社員をするのか冷静に見直しながら、キャリアパスを考えていきましょう!

 

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