リクルートダイレクトスカウトの評判から特徴を徹底調査!ヘッドハンターや企業からスカウトが届く転職サービスについて

リクルートダイレクトスカウト

松坂桃李さん出演のCMでおなじみの「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)」は、リクルートが運営するハイクラス求人に特化したエグゼクティブ向け転職サービスです。

リクルートダイレクトスカウトに登録すると、ヘッドハンターや企業からスカウトが届いて転職活動が始まるという仕組みになっています。

この記事では、リクルートダイレクトスカウトの

  • 総合評価
  • 特徴
  • 登録から内定までの流れ
  • 活用ポイント
  • 利用前の注意点

について解説します。

「リクルートダイレクトスカウトってどう?」とか「すぐに転職しなくても大丈夫な転職エージェントってある?」という人は是非この記事を参考にしてください。
(※キャリアカーバーは、は2021年11月よりリクルートダイレクトスカウトに名称変更しています。)

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この記事の監修者
転職コンサル山田
コンサル山田

「日刊お仕事マガジン」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に「日刊お仕事マガジン」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。

リクルートダイレクトスカウトの総合評価について

リクルートダイレクトスカウトの総合評価
求人件数
求人の質
サポート力
総合評価
リクルートダイレクトスカウトおすすめポイント
  • 登録後はヘッドハンターや企業からのスカウトを待つだけ
  • ヘッドハンターを自分で選ぶこともできる
  • 自分の市場価値を知るために登録してもOK

リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けの求人に特化した転職サービスです。

取り扱っている求人は、年収800万円〜2000万円のものが多くを占めています。

リクルートダイレクトスカウトに登録後にヘッドハンターや企業からスカウトが送られてきて、そこから転職活動が始まります。

なので、「今より良い企業があれば転職してもいいな」くらいに考えている人にもオススメできます。

ただし、リクルートダイレクトスカウトの場合は、スカウトを待つだけでなく

  • 自分でヘッドハンターを選ぶ
  • リクルートダイレクトスカウトの公式サイトで求人検索をして担当ヘッドハンターに応募を依頼する

ということもできます。

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リクルートダイレクトスカウトの特徴

リクルートダイレクトスカウトの転職サポートサービスには以下7つの特徴があります。

  1. 約300社、3,000名以上のヘッドハンター(2021年7月時点)と提携している
  2. 自分でヘッドハンターを選ぶこともできる
  3. 公式サイトで求人検索してヘッドハンターに応募依頼することもできる
  4. 企業から直接スカウトが来ることもある
  5. 応募書類作成や面接対策のサポートはない
  6. 登録に必要な条件や年齢制限はない
  7. リクルートエグゼクティブエージェントとの違い

約300社、3,000名以上のヘッドハンター(2021年7月時点)と提携している

リクルートダイレクトスカウトは、約300社、3,000名以上のヘッドハンター(2021年7月時点)と提携しています。

ヘッドハンターはリクルートダイレクトスカウトに登録したレジュメ(履歴書と職務経歴書)を見て、自分が扱っている求人に合うと判断した人にスカウトメールを送ります。

転職先として考えてもいなかった企業の求人を勧められる可能性もあります。

自分でヘッドハンターを選ぶこともできる

リクルートダイレクトスカウトの場合、公式サイトの「ヘッドハンター検索」機能を使って自分でヘッドハンターを選ぶこともできます。

ヘッドハンターの詳細情報を見て、自分に合いそうなヘッドハンターに相談メッセージを送ればOKです。

登録したらスカウトされるまで、じっと待つだけではなく、自分で合いそうなヘッドハンターを探して転職活動できるのが、リクルートダイレクトスカウトの特徴です。

公式サイトで求人検索してヘッドハンターに応募依頼することもできる

リクルートダイレクトスカウトの場合、公式サイトで求人検索をして自分で希望の求人を探すこともできます。

ただし、求人検索ページから直接企業に応募することはできません。

興味を持った求人を担当しているヘッドハンターに応募依頼をするという形式になります。

企業から直接スカウトが来ることもある

リクルートダイレクトスカウトでは、2021年8月から企業が登録者を直接スカウトできるようになりました。

登録したレジュメ(履歴書と職務経歴書)を見た企業の採用担当者が直接スカウトメールを送ってくるという仕組みになっています。

採用担当者と転職希望者が直接コンタクトを取りながら選考を進めていけるので、大変に効率的です。

応募書類作成や面接対策のサポートはない

リクルートダイレクトスカウトは転職希望者とヘッドハンターをマッチングさせるサービスです。

一般的な転職エージェントのように、応募書類の作成や面接対策のサポートは行なっていません。

ヘッドハンターによっては、個人的にそういうサポートをする人もいるかもしれませんが、リクルートダイレクトスカウトとしてのサービスはありません。

なので、書類選考や採用面接に不安がある人にはリクルートダイレクトスカウトの利用は向いていない可能性があります。

登録に必要な条件や年齢制限はない

リクルートダイレクトスカウトに登録するにあたって必要な条件や年齢制限はありません。

例えば、「ビズリーチ」の場合、登録内容の審査があるので誰でも登録できるわけではありません。

リクルートダイレクトスカウトなら誰でも登録できます。

ただし、高年収のハイクラス向け求人に見合った職歴を持っていないとスカウトが来ない可能性大です。

なので、リクルートダイレクトスカウトは「登録できても、結局スカウトは来なかった」というケースもあり得ます。

リクルートエグゼクティブエージェントとの違い

リクルートが運営しているもう一つのハイクラス転職サービスが「リクルートエグゼクティブエージェント」です。

リクルートエグゼクティブエージェントの方は、コンサルタントが登録者に求人を紹介する転職エージェントとしてのサービスを提供しています。

それから、リクルートエグゼクティブエージェントは対応業界を「製造業」「ライフサイエンス・ヘルスケア」「IT・WEB」「消費財・食品」「サービス」の5業界に特化しています。

これに対して、リクルートダイレクトスカウトの方は、幅広い業界に対応しています。

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リクルートダイレクトスカウトに登録してから内定・入社まで転職活動の流れ

ここでは、リクルートダイレクトスカウトに登録してから内定・入社まで転職活動の流れを解説します。

リクルートダイレクトスカウトに登録してから内定・入社まで転職活動の流れ
  1. リクルートダイレクトスカウトに登録
  2. ヘッドハンターや企業が登録したレジュメを見る
  3. スカウトメールが来る・求人に応募
  4. 書類選考・採用面接
  5. 内定、入社

リクルートダイレクトスカウトに登録

登録はリクルートダイレクトスカウトの公式サイトから行います。

「会員登録(無料)」ボタンをタップして、新規会員登録に進みます。

まずは、メアドを入力してパスワードを設定すると、メールで登録用のURLが届きます。

登録用のURLが届いたら、そこからレジュメ(履歴書と職務経歴書)を登録します。

ヘッドハンターや企業が登録したレジュメを見る

登録したレジュメは「匿名レジュメ」としてヘッドハンターや企業に公開されます。

「匿名レジュメ」を見ることができるのは、リクルートダイレクトスカウトと提携しているヘッドハンターと、リクルートダイレクトスカウトが厳選した企業のみです。

スカウトメールが来る・求人に応募

「匿名レジュメ」を見たヘッドハンターや企業の採用担当者が興味を持った人にスカウトメールを送ります。

届いたスカウトの求人に応募したいときは、スカウトに返信すればOKです。

自分で求人検索して「応募依頼」する場合も、後日ヘッドハンターから連絡が来て後は同じように進みます。

書類選考・採用面接

求人に応募した後は、書類選考、採用面接と進みます。

ヘッドハンターからスカウトされた人は、ヘッドハンターを通して全てが進みます。

企業からスカウトされた人は、採用担当者とダイレクトにやり取りをしながら選考が進みます。

内定、入社

ヘッドハンターからスカウトされた人は、ヘッドハンターから内定の連絡が来ます。

入社条件の交渉もヘッドハンターにお願いできます。

企業からスカウトされた人は、採用担当者から内定のお知らせがあります。

この場合は、入社条件の交渉は自分でしなければなりません。

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リクルートダイレクトスカウトの活用ポイント

ここでは、リクルートダイレクトスカウト3つの活用ポイントについて解説します。

ぜひ転職成功のために役立ててください。

レジュメは常に最新状態に更新しておく

リクルートダイレクトスカウトは基本的にヘッドハンティングサービスです。

ヘッドハンターは、担当している業界や企業に精通しているので、紹介する求人は転職希望者の経歴、実績、適性、希望とのミスマッチが少ないのが特徴です。

ヘッドハンターはリクルートダイレクトスカウトが公開するレジュメを見て求人に合うかどうかを判断しています。

なので、レジュメの内容を常に最新のものにしておくことが必要です。

年収、仕事内容など転職に求める条件を整理する

リクルートダイレクトスカウトに登録するとヘッドハンターや企業からスカウトが来ます。

どの企業に応募するか決めるにあたって、年収、仕事内容など転職に求める条件を整理しておくことをオススメします。

絶対譲れない条件、譲歩しても良い条件をあらかじめ決めておくと、応募する求人を決めるときに役に立つ可能性大。

また、内定後の入社条件を交渉するときにも、希望条件に優先順位が付いていると交渉しやすくなります。

他の転職エージェントにも登録する

ハイクラス向けの求人はそもそも数が多くありません。

また、ヘッドハンターや転職エージェントだけが持っている非公開求人がかなりの割合を占めています。

なので、ハイクラス転職を希望している人は、複数の転職エージェントや転職サービスに登録して、少しでも多くの求人を見ることをオススメします。

リクルートダイレクトスカウトのようなヘッドハンティングサービスが良いのなら、doda Xビズリーチが選択肢に挙げられます。

ハイクラス向けの転職エージェントなら、リクルートエグゼクティブエージェント、JACリクルートメント、ランスタッド、エンワールドがあります。

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リクルートダイレクトスカウト利用前の注意点

ここでは、リクルートダイレクトスカウトを利用する前に注意しておきたいポイントを紹介します。

以下3点を参考にしてリクルートダイレクトスカウトの登録を検討してください。

転職を急いでいる人には向かない可能性が

リクルートダイレクトスカウトは基本的にヘッドハンターや企業からのスカウトを待つ、という仕組みになっています。

なので、スカウトが来ないと転職活動が始まりません。

自分でヘッドハンターを指名したり、公式サイトで検索した求人に応募依頼することもできるのですが…。

ヘッドハンターが紹介できる求人を持っていなかったり、応募依頼に応じられないと判断することもあります。

リクルートダイレクトスカウトは転職を急いでいる人には利用が向いていない可能性があります。

自分の市場価値を知るために登録しても良い

逆に、転職を急いでいない人ならリクルートダイレクトスカウトに登録をオススメできます。

「転職する気は無いけれど、今より良い条件の求人があれば考えても良い」くらいの気持ちでいる人は、自分の今の市場価値を知るチャンスです。

また、実際に「今より条件の良い求人」のスカウトを受け取れる可能性もあります。

興味がなければスカウトに返信しなければ良いだけです。

職歴が短い20代には向いていないかも

リクルートダイレクトスカウトの登録には年齢制限はありません。

でも、職歴が少ない20代の人は登録してもスカウトが来ない可能性があります。

リクルートダイレクトスカウトが扱う求人は年収800万円〜1200万円のものがメインです。

そのような求人は、通常、すでにマネジメント職で実績がある人や高い専門スキルを持つスペシャリストを対象としています。

なので、キャリアアップでマネジメント職やスペシャリスト職に挑戦してみたい、という転職はあまり想定されていないことを知っておいてください。

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リクルートダイレクトスカウトのまとめ

リクルートダイレクトスカウトに登録するとヘッドハンターや企業からスカウトが来て、転職活動を始めることになります。

一般的にヘッドハンターが紹介する求人はミスマッチが少ないと言われているので、良い求人に巡り会えるチャンスが高くなります。

企業から直接スカウトされた場合は、採用担当者とダイレクトにやり取りして効率的に転職活動を進めることもできます。

また、自分の市場価値を知るために登録してスカウトを受け取る、という利用方法もあります。

このようなポイントからリクルートダイレクトスカウトはオススメなのですが、スカウトが来ないことには転職活動が始まらないというデメリットもあります。

なので、転職を急いでいる人は、他の転職エージェントと併用する方が早く転職先が見つかる可能性が高くなります。

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この記事の監修者

「エーマッチ」編集長。
コンサル・マーケティング会社経営者で自らも7回もの転職経験者。
自らの転職経験を元に転職エージェントマッチングの「エーマッチ」を運営。転職エージェントの紹介だけでなく転職ノウハウ、キャリアアップ・独立起業などビジネス全般、最新ビジネスニュースなどをお届け。

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