運営者のプロフィール

キャリアアップしたいビジネスパーソンのため転職・仕事術・最新ビジネスニュースメディア「キャリアマガジンZ」の運営者である私(転職コンサル山田)のプロフィールを紹介します。
私は新卒から起業するまで合計7回の転職をしてきました。
20代の頃は仕事が順調で20代で年収1,000万円までになり、述べ200人以上の面接をしながら20人の部下がいました。
その後さらなるキャリアアップを目指し友人の会社へ専務取締役として入社。管理部門の担当役員として40人の社員を抱え経営者として仕事をしていましたが経営はうまくいかず役員報酬は月額20万円までダウン。
30代で年収240万円という状態になったのです。その後紆余曲折経てまた会社員、転職、そして40代になり自ら起業し経営者となりました。今では仕事も順調で年収は自分で決めることができる立場まで復活したのです。
この記事ではプロフィールとともに7回の転職で学んだ「年収アップのポイント」も解説していきます。
運営者の経歴(転職7回)
今は自分で会社を経営して少しずつ事業は成長し収入が上がってきていますが、私は決して高学歴でもエリート街道を歩んで来たわけでもありません。
学歴 Fランク大学
安心してください。
大学はいわゆるFランク大学です。国内大学ランキングTOP100位にも入っていません。
1社目 大手通信機器販売会社
新卒では就職活動も早めに終わらせたい一新で、大量採用していた大手通信機器販売販売会社へ就職。中小・零細企業へOA機器を販売する営業職からキャリアをスタートしました。
しかしあまりのキツさに1年足らずで退職。新卒入社なのに1年未満で辞めたのです。
2社目 街の印刷屋
就職氷河期真っ只中。街の小さな印刷会社になんとか就職。年収300万円以下です。そこでは飛び込み営業職を2年。オンデマンドプリントやネットプリントが普及してきたタイミングもあり、昔ながらの印刷会社ではどれだけ足を棒にして売り込んでも売れませんでした。
3社目 ベンチャー企業
その後、当時では珍しいウェブサービスを展開するベンチャー企業、後にM&Aを繰り返し最終的には東証一部上場の大手インターネット企業へ。
印刷会社では年収300万円以下だったが、わずか2年後には年収600万円、更にその2年後にはその会社で年収1,000万円と3倍以上になったのです。
4社目 スタートアップ企業
その後起業ブームに乗り友人が起業したスタートアップの会社に入社。専務取締役として管理部門を担当役員として一時は40人の社員の会社へ。
しかし経営はうまくいかず役員報酬は月額20万円までダウン。20代で年収1,000万円までいったのに30代で年収240万円という状態になったのです。
結局、その会社はダメになり私は役員を辞任。
5社目 ベンチャー企業
また社員として就職。インターネットサービスのベンチャー企業へ入社。元経営者としてマネジメントを期待され年収は500万円へ。しかし経営者と折り合いが合わず、またマネジメントでも結果をだせず2年で退職。
6社目 インターネット系上場企業
次に入社したインターネット関連の会社でも経営者と合わず1年以内に退職。
7社目 ベンチャー企業→上場
また別のインターネットサービス(広告関連)のベンチャー企業へ転職。その会社では5人程度のチームマネージャーとして入社。数年後、その会社が200人規模となり株式上場。
設立間もない頃に入社した私はストックオプションを得ることができ、上場後に行使・売却。
そのおかげでまとまった資金ができたので後輩にポジションをゆずり退職し自分のやりたいビジネスで起業することに。
8社目 独立
40歳で起業し、今はウェブサービスの事業を中心に2名で会社経営をしています。
現在は年収1,000万円以上(自分で年収を決めることができる立場)です。
「7回の転職」で学んだ年収アップ3つのポイント
このように私は大学を卒業してから40歳までに仕事を転々としてきました。
自分自身が転職を繰り返して来た結果、成功・失敗をたくさん学んできました。
そして転職をしながら自分自身・いろんなビジネスパーソンを見ていく中で年収を決める要素は自分の努力だけではないことを知りました。
40歳、転職7回して年収240万円から年収を大幅にアップするまでに学んだ大事なことをご紹介します。
やりがいを感じる仕事を選ぶ
まず仕事をする前提となることですが「やりがい」を感じる仕事を選ぶことが年収アップには大事です。
起きている時間の半分以上を仕事をしなければならいのであれば「やりがい」を感じるほうがいいですよね。たとえ短期間だけ働くつもりだとしてもつまらない仕事・面白くない仕事より「やりがい」を感じる仕事の方がいいに決まってます。そしてこの「やりがい」を感じる仕事ではないと、いくら優良企業と言われるところに転職しても結局長続きしなかったり、つまらない毎日が続くことになってしまします。
「やりがい」は科学的に解明されています。
1976年にアメリカで発表された論文”Motivation through the Design of Work: Test of a Theory”の中で、やりがいを感じる仕事の要素として、以下の5つを挙げています。
やりがいを感じる仕事
- Skill Variety:さまざまなスキルを必要とする
- Task Identity:最初から最後までかかわれる
- Task Significance:周囲への良い影響力を持つ
- Autonomy:裁量が与えられている
- Feedback:フィードバックが得られる
この論文では、1~3の中から最低でも一つ、そして、4と5の要素が揃うと仕事のやりがい、パフォーマンス、満足度が高まるというワークデザインのモデルを提唱しています。
その後2007年にアメリカの応用心理学の学術誌に発表された”Integrating Motivational, Social, and Contextual Work Design Features:A Meta-Analytic Summary and Theoretical Extension of the Work Design Literature”で、別の研究者がワークデザインに関する膨大な文献の分析を行い、その中にこれら5つの要素も含まれていました。
その結果、これら5つの要素はやはり仕事の満足感ややりがいの大きさに強く関係していることがわかりました。
参考文献:
- Humphrey, S. E., Nahrgagn, J. D., & Morgeson, F. P. Integrating Motivational, Social, and Contextual Work Design Features:A Meta-Analytic Summary and Theoretical Extension of the Work Design Literature Journal of Applied Psychology 2007, Vol. 92, No. 5, 1332–1356
- Hackman, J. R., & Oldham, G. R. Motivation through the Design of Work: Test of a Theory ORGANIZATIONAL BEHAVIOR AND HUMAN PERFORMANCE 16, 250-279 (1976)
関連記事 心理学的に解明された「やりがいのある仕事」について
成長業界を選ぶ
次に年収アップに一番大事なことですが転職する業界で「成長業界」を選ぶということです。
ニュースなどで「ボーナス◯◯ヶ月!」「◯◯%昇給!」「売上◯◯年連続アップ!」と報じられるその多くは伸びている業界です。衰退業界ではどれだけ個人ががんばっても年収アップは期待できません。
成長業界で働くメリットをご紹介します。
給料アップが期待できる
「伸びる業界」で働くということは給料アップやインセンティブアップが期待できます。
伸びている業界では、取引先もどんどん増えお金が入ってきます。利益も出やすくその分を給料に上乗せしてもらえたり、インセンティブとしてそこで働く社員に返ってくるのが大きなメリットですね。
新しい仕事がどんどんくる
伸びている業界のサービス・モノは手放しでも問い合わせがたくさん来てどんどんサービスが売れます。
営業職経験者ならお分かりかと思いますが、新規開拓営業ってたいへんですよね。
「伸びている業界」なら、こちらから営業をかけなくてもどんどん問い合わせがきます。
誰も欲しがらないモノやサービスを強引に売り込む営業はとても大変ですが、マスコミなのでも注目され、誰もが欲しいと思うモノ・サービスを持っている業界なら無理に売り込む営業活動が必要なくなるのです。
自分自身も成長できる
成長業界に身を置けば自分自身も成長できます。
成長業界だと、新しい技術がどんどん生まれます。また伸びている業界の波に乗ろうと、他の業界の会社が共同でビジネスを持ちかけてくることも多々あります。そのため技術的な知識が付き第一線のスキルを学びやすいため、自分の武器を育てることができます。
さらに他業界の優秀な人材も集まってきます。そういう人たちと一緒に働くことは毎日がエキサイティングです。
人が増えれば組織も大きくなり、自らがリーダー・マネージャーになれるチャンスもあります。リーダー・マネージャーとしてスキルアップできれば給料大幅アップのチャンスです。
失敗しない転職先探しの方法
仕事の探し方も複数あります。
主にこの6つです。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- ハローワーク
- 無料の求人雑誌や新聞の求人欄
- 知人などのコネを使う
この中でも今一番おすすめで確実な転職方法は転職エージェントです。

転職エージェントでは登録時に転職アドバイザーとのカウンセリングがあり、自分の希望条件や経験に見合った求人を代わりに探してくれます。
転職エージェントにもいくつか種類があります。
総合型転職エージェントは求人数を多く取り扱っており、年代、経歴は問いません。
特化型転職エージェントはそれぞれ得意とする分野があり、登録時に条件に見合わなかった場合、登録できないといったこともあります。
自分に合った転職エージェントを複数登録してみて、使いやすいところで転職活動をするのが効率的です。
メリット | デメリット |
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転職エージェントで仕事を探す方法が向いている人
- 転職が初めてで、何をしてよいかわからない人
- 前回の転職活動で苦戦した人
関連記事 転職エージェントおすすめ一覧
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