リクルートエグゼクティブエージェントの評判から特徴を徹底調査!管理職・役員以上の転職に特化転職エージェントの口コミ・体験談もご紹介
「リクルートエグゼクティブエージェント」は、部長以上の管理職や役員の転職に特化したリクルートグループの転職エージェントです。
この記事では、リクルートエグゼクティブエージェントの
- リクルートエグゼクティブエージェントの総合評価
- リクルートエグゼクティブエージェントの特徴・評判
- リクルートエグゼクティブエージェントの登録から内定までの流れ
- リクルートエグゼクティブエージェントの活用ポイント
- リクルートエグゼクティブエージェントの利用前の注意点
について解説します。
「リクルートエグゼクティブエージェントって評判どう?」とか「リクルートエグゼクティブエージェントから声をかけられたんだけど…」という人は是非この記事を参考にしてください。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
リクルートエグゼクティブエージェントの総合評価・評判について
求人件数 | |
求人の質 | |
サポート力 | |
総合評価 |
- 2001年の創業から5,000人以上の経営層・エグゼクティブ層の転職紹介・決定実績
- 製造業、ライフサイエンス/ヘルスケア、IT・WEB、消費財・食品、サービス業界の転職に対応
- 応募企業との面談日の調整や各種調整をサポート
リクルートエグゼクティブエージェントは、ハイクラス向けの求人に特化した転職エージェントです。
一般的な転職エージェントと異なる点は、募集を依頼された求人を登録した人に紹介するだけではなく、合う人材をエージェント自ら人材市場に探しに行く点です。
なので、リクルートエグゼクティブエージェントに求人を紹介されたら、それはかなりの確率でマッチする求人であると考えられます。
リクルートエグゼクティブエージェントの特徴・評判
リクルートエグゼクティブエージェントの転職サポートサービスには以下7つの特徴があります。
- 部長以上、経営幹部、役員の求人が専門
- 5つの業界に特化している
- リクルートエグゼクティブエージェントに登録している人以外にも求人を紹介することがある
- 業種では製造業の求人が多い
- 職種では経営・事業責任者の求人が多い
- ポジションで見ると部長職の登録者が多い
- 外資系企業より国内企業の求人が圧倒的に多い
部長以上、経営幹部、役員の求人が専門
リクルートエグゼクティブエージェントは、経営層やエグゼクティブ層の求人に特化した転職エージェントです。
対象としているのは主に
- 現職取締役・執行役員・部門責任者として活躍中の人
- 専門技能を保有したスペシャリスト
です。
5つの業界に特化している
リクルートエグゼクティブエージェントは、製造業、ライフサイエンス/ヘルスケア、IT・WEB、消費財・食品、サービスの5つの業界に特化しています。
簡単にしたの表にまとめましたので、参考にしてください。
サービス対応業界 | 詳細 |
---|---|
製造業 | 自動車関連などの輸送機械から、半導体・通信を含む重工業機械・電気製品。化学・素材・素材加工品、エネルギー産業など |
ライフサイエンス/ヘルスケア | 製薬、医療機器だけでなく、CRO/CSO/SMOや、医療関連サービス、バイオ産業など |
IT・WEB | ハードウェア、ソフトウェア、コンサルティングサービスなども含め、メディア、コンテンツにとらわれず、テクノロジーによる事業を行うすべての産業を対象 |
消費財・食品 | 消費財、食品・飲料、アパレルなど |
サービス | 小売・流通、外食、商社、教育など、法人向け、個人向けを問わず無形サービスを対象 |
リクルートエグゼクティブエージェントに登録している人以外にも求人を紹介することがある
リクルートエグゼクティブエージェントは一般的な転職エージェントと異なり、登録している人以外にも求人を紹介することがあります。
これをリクルートエグゼクティブエージェントでは「リテーナーサーチ」と呼んでいます。
リクルートグループとしてのネットワークを活用して専門チームが独自の手法で人材を探すヘッドハンティングと言えます。
業種では製造業の求人が多い
公式サイトで2o20年の実績を見ると、製造業の求人依頼が一番多くなっています。
それに、情報・通信、消費財の求人が続きます。
業種 | 求人依頼実績(%) |
---|---|
製造業 | 28% |
情報・通信 | 17% |
消費財 | 14% |
サービス | 13% |
金融・不動産 | 12% |
ヘルスケア | 11% |
商社・流通 | 6% |
職種では経営・事業責任者の求人が多い
公式サイトによると2020年は、職種別では経営・事業責任者の求人が一番多くありました。
それに続くのが、研究・開発、経営企画・事業企画の求人です。
下の表に求人が多い職種をまとめました。
職種 | 求人依頼実績(%) |
---|---|
経営・事業責任者 | 21% |
研究・開発 | 14% |
経営企画・事業企画 | 13% |
営業 | 12% |
マーケティング | 9% |
人事・総務 | 8% |
財務・経理 | 6% |
ポジションで見ると部長職の登録者が多い
公式サイトによると、リクルートエグゼクティブエージェントの登録者は部長職が一番多く、全体の1/4を占めています。
社長・CEO職、COO・事業部長職(ゼネラルマネジメント系)、CXO職(専門職系)の登録者は合わせて全体の15%です。
そもそもこのレベルのポジションについている人が少数なので、妥当な数字だと考えられます。
外資系企業より国内企業の求人が圧倒的に多い
リクルートエグゼクティブエージェントの求人は、国内企業が外資系企業より圧倒的に多いです。
公式サイトの2020年求人依頼実績を見ると、国内企業からの依頼が89%を占め、外資系企業からの求人依頼は11%になっています。
リクルートエグゼクティブエージェントの登録から内定・入社までの流れ
ここでは、リクルートエグゼクティブエージェントに登録してから内定・入社まで転職活動の流れを解説します。
- リクルートエグゼクティブエージェントに登録
- コンサルタントと面談・求人紹介
- 紹介された求人に応募
- 書類選考・企業と面談
- 内定、条件確認、就業決定
リクルートエグゼクティブエージェントに登録
申し込みはリクルートエグゼクティブエージェントの公式サイトから行います。
登録フォームに氏名、生年月日、メアドを入力してから、履歴書と職務経歴書をアップロードして送信します。
履歴書と職務経歴書はメールで送付することもできます。
コンサルタントと面談・求人紹介
登録後、紹介できる求人がある場合に、コンサルタントから面談の連絡があります。
面談は、対面でも電話でもできます。
コンサルタントとの面談では、これまでの経歴や転職に関する希望について聞かれます。
紹介された求人に応募
紹介された求人に応募したい時は、その旨コンサルタントに伝えます。
コンサルタントは、応募の意思確認ができ次第、企業に推薦し、そこから選考が始まりま
書類選考・企業と面談
書類選考を通過したら、応募企業と面談します・
面談の日程調整や各種調整はコンサルタントがサポートします。
内定、条件確認、就業決定
内定が出たら、企業から正式に条件提示があります。
確認したいことがあれば、この時点でコンサルタントに質問します。
そして、最終的な入社の意思もコンサルタントに伝えます。
リクルートエグゼクティブエージェントの活用ポイント
ここでは、転職活動を成功させるためにリクルートエグゼクティブエージェントの活用ポイントについて解説します。
これまでの経歴や実績、スキルの棚卸しをする
リクルートエグゼクティブエージェントでは、登録時に履歴書と職務経歴書を送ります。
そこに書いてあることに基づいて、コンサルタントは求人を紹介するシステムになっているので、履歴書や職務経歴書の情報は重要です。
リクルートエグゼクティブエージェントに登録する人の多くはこれまで様々な経験を積み、多くの実績があるはず。
たくさんあるからこそ、棚卸しをしてアピールしたいポイントを整理しておいてください。
年収、仕事内容など転職に求める条件を整理しておくく
リクルートエグゼクティブエージェントでは、登録時に送った履歴書と職務経歴書に基づいて求人を紹介するところから転職サポートがスタートします。
なので、コンサルタントと最初の面談までにこの転職に求める条件を整理しておきましょう。
できれば、この条件は絶対に譲れないけど、別の条件は譲歩しても良い、というような優先順位までつけておくと、転職活動が円滑に進む可能性が高くなります。
複数の転職エージェントを併用する
ハイクラス向けの求人はそもそも数が少ないのと、特定の転職エージェント限定になっている非公開求人もあるので、転職エージェントは複数利用するのがオススメです。
リクルートエグゼクティブエージェントの場合は、登録してもふさわしい求人がない限り連絡が来ません。
なので、他のハイクラス向け転職エージェントにも登録しておいたほうが、紹介してもらえる求人数が多くなります。
また、リクルートエグゼクティブエージェントが取り扱う求人は国内企業からのものが多いです。
外資系企業への転職も視野に入れている人は、外資系企業への転職に強い転職エージェントにも登録する方がベターです。
リクルートエグゼクティブエージェント利用前の注意点
ここでは、リクルートエグゼクティブエージェントを利用する前に注意しておきたいポイントを紹介します。
円滑に転職活動を進めるために以下3点を知っておいてください。
転職を急いでいる人には向かないこともある
リクルートエグゼクティブエージェントの転職サポートサービスは、登録者の職歴や実績を見てふさわしい求人があれば紹介するところから始まります。
依頼された求人に推薦したい登録者がいなければ、別のルートで合う人材を探しに行くのがリクルートエグゼクティブエージェントのやり方だからです。
なので、合う求人をリクルートエグゼクティブエージェントが依頼されていなければ、転職活動をスタートさせることができません。
転職を急いでいる人は、登録してもすぐに求人を紹介してもらえない可能性があることを知っておいてください。
一般的な転職エージェントと比べると求人数は少ない
これはリクルートエグゼクティブエージェントに限ったことではありませんが、経営層やエグゼクティブ職の求人はそもそも多くないので求人数は少ないです。
特に、リクルートエグゼクティブエージェントの場合は、製造業、ライフサイエンス/ヘルスケア、IT・WEB、消費財・食品、サービスの5つの業界に特化しているので、他の業界も視野に入れている人には物足りない可能性も。
たくさんの求人から選びたいと考えているなら、他のハイクラス向け転職エージェントにも登録するのがオススメです。
特にハイクラスの転職にこだわらないのなら、リクルートエージェント、マイナビエージェント、dodaのような大手の転職エージェントと併用するのも選択肢です。
マネジメント経験や高い専門スキルがない人には向いていない
リクルートエグゼクティブエージェントは、すでにマネジメント職で活躍中の人や高い専門スキルを持つスペシャリストを対象としています。
なので、マネジメント職や高度なスペシャリストとしての実績がないと、求人を紹介してもらえません。
キャリアアップでマネジメント職やスペシャリスト職に挑戦してみたい、という転職には向いていないので注意してください。
リクルートエグゼクティブエージェントの評判まとめ
現在、取締役・執行役員・部門責任者として活躍中の人、または高度な専門技能を保有したスペシャリストは、リクルートエグゼクティブエージェントを利用して転職活動するのがオススメです。
ふさわしい求人に紹介・推薦してもらる上に、面接の日程設定を代行するといったサポートもしてもらえるので、忙しいエグゼクティブにぴったりの転職エージェントです。
ただし、リクルートエグゼクティブエージェントは製造業、ライフサイエンス/ヘルスケア、IT・WEB、消費財・食品、サービスの5つの業界に特化しています。
他業界も視野に入れて転職を考えているのなら、別のハイクラス求人向け転職エージェントにも登録することをオススメします。
また、リクルートエグゼクティブエージェントは、依頼された求人にふさわしい人材を自ら探すヘッドハンターのようなサービスもしています。
リクルートエグゼクティブエージェントから声をかけられたら、ぜひ一度コンサルタントと面談してみてください。