リクルートエージェントの評判から特徴を徹底調査!業界トップクラスの転職エージェントの口コミ・体験談もご紹介
転職・人材業界では最大手の転職エージェント「リクルートエージェント」。
「リクルートエージェント」は転職を考えている人はまず登録すべき転職エージェントですが、実際の口コミ・評判はどうなのでしょうか。
実際の利用者の口コミを含め、「リクルートエージェント」を徹底調査してみました。
「エーマッチ」編集長。
ウェブマーケティング会社経営者。上場企業からスタートアップまで7回の転職経験を元に転職エージェントマッチングメディア「エーマッチ」を運営。
転職ノウハウだけではなくビジネス全般、キャリアアップ、独立起業、最新ビジネスニュースなどをお届け。
リクルートエージェントの総合評価について
求人件数 | |
求人の質 | |
サポート力 | |
総合評価 |
- 業界最大級の非公開求人取り扱い
- 業界最大手ならではの実績経験豊富なアドバイザー陣
- 書類添削・面接対策など充実した転職サポート
転職・人材業界では知らない人がいない「リクルート」が運営する転職エージェント「リクルートエージェント」です。
業界トップ企業が運営する転職エージェントは登録必須です。
この記事では「リクルートエージェント」についてより詳しく解説していきます。
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントは多くの転職者が利用し、評価も高い総合型転職エージェントです。
いったいどんな特徴があるのでしょうか。
リクルートエージェントは業界最大級の非公開求人数
リクルートエージェントの求人数は、公開求人100,367件、非公開求人106,355件(2023年4月1日時点)となっており、非公開求人の保有数は業界最大級です。
非公開求人には有名企業や管理職、新しい事業のリーダーなどの優良求人案件が多く含まれており、いかに多くの非公開求人を保有しているかが、転職エージェントの質の良し悪しに関わってきます。
リクルートエージェントは大手であるゆえに企業からの信頼も厚く、非公開求人も多く任されているのです。
得意分野はIT・通信、医薬業界、職種は営業、エンジニア
様々な業界の幅広い職種を網羅しているリクルートエージェントですが、とくに実績が多い得意分野があります。
業界でいえばIT・通信、医薬業界、職種でいえば営業、IT・通信系エンジニアへの転職実績が多く、得意分野といえます。
もちろん、リクルートエージェントは総合型転職エージェントなので、その他の業界・職種への転職にも専門のキャリアアドバイザーが担当について、しっかりサポートしてくれるので安心です。
リクルートエージェントでは幅広い年齢層
リクルートエージェントで転職が決まった人の年齢は、26~35歳が中心(7割)ですが、その他の年代の人の転職実績もあります。
30代後半から50代に至るまで、幅広い年齢層の人がリクルートエージェントで転職を決めています。
リクルートグループならでは全国各地の求人を紹介することが可能
北は北海道から南は九州まで、全国17か所にリクルートエージェントの拠点があるのも業界最大手ならでは。
Uターン、Iターンも含め、地方で就業したい人にもおすすめできます。
海外勤務の求人もあるので、興味がある人は挑戦してみるのもありですよ!
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーの専門性が高い
リクルートエージェントのアドバイザーには、企業とやり取りするRA(リクルーティングアドバイザー)と求職者とやり取りするCA(キャリアアドバイザー)がいます。
RAが企業の求人要件をヒアリングし、CAに情報共有し、CAは求職者データベースの中から求人要件に合った人材を選出します。
面接日程の調整、候補者への連絡、採用・不採用の連絡などの実務はRAが行うので、CAは求職者への転職活動サポートに集中できるというわけです。
また、業界最大手なので積み上げられた経験値と、豊富な転職実績データも大きな強みです。
キャリアアドバイザーは様々な業種・職種に精通しているので、専門性の高いアドバイスをもらうことができます。
年収アップ交渉に強い
リクルートエージェントは業界最大手ということもあり、企業とのつながりも強い転職エージェントです。
「リクルートエージェントの推薦ならば」と信頼があるので、他より有利に転職活動を進めることができます。
また、条件交渉にも強く、2011年度のデータでは6割以上の人が年収アップを実現しています。
自分からは言いにくい年収交渉も、リクルートエージェントにお任せできます。
面接対策の質が高い
参加した人の99%が「大変満足」「満足」と回答した「面接力向上セミナー」は、リクルートエージェントに登録した人なら誰でも無料で受けることができます。
面接のシミュレーションの他、面接官の立場を疑似体験することによって企業が求める人物像を把握できたり、面接官がチェックしているポイントを理解し整理することができます。
転職活動の専用ページで進捗一括管理
リクルートエージェントに登録すると、Personal Desktop(PDT)というあなた専用ページが用意されます。
キャリアアドバイザーからの求人情報のチェック、キャリアアドバイザーへの求人応募手続き、そして職務経歴書作成ツール「職務経歴書エディター」では案内に従って情報を入力するだけで職務経歴書が作成できます。
スマホからも使うことができます。
リクルートエージェントとリクナビNEXTとの違い
リクナビNEXTは同じリクルートが運営する転職サイトです。
転職エージェントとの大きな違いは3つあります。
- キャリアアドバイザーが担当につかない
- 公開求人のみ
- 経歴を登録しておくと、求人応募がサイト経由でできたり、企業や提携転職エージェントからオファーが届くこともある
リクナビNEXTは自分のペースでやりたい人、転職エージェントの求人の取り扱い数が少ない地域への就業を希望している人に向いています。
リクルートエージェント良かった口コミ(メリット)
リクルートエージェント悪い口コミ(デメリット)
リクルートエージェントが向いている人の特徴
リクルートエージェントは基本的には転職希望者全員におすすめできる転職エージェントです。
とくにリクルートエージェントの利用をおすすめしたい人について紹介します。
はじめて転職をする人
「転職ってどうやったらいいのかもわからない」といった転職初心者の人は、リクルートエージェントの豊富な知識・経験を元にした手厚いサポートを受けることをおすすめします。
どこに転職したらいいのか、書類はどう書けば良いのか、面接はどう挑んだらいいのか、様々な疑問をすべてキャリアアドバイザーが解決へ導いてくれます。
転職するかどうかで迷っている人でも、無料で相談にのってもらえます。
転職を考えたら、まずリクルートエージェントに登録しましょう。
20代後半~30代でキャリアアップを目指したい人
リクルートエージェントの転職決定者は26~35歳が最も多く、全体の6割の人が年収アップに成功しているという実績があります。
将来こうなりたいという目標に向けてキャリアアップをしたい人にも、リクルートエージェントがおすすめです。
まだキャリアプランがない人の相談にものってくれるので、「このままでいいのか」といった漠然とした不安を抱いているだけで、まだ転職に本気でない人でも、転職のプロであるキャリアアドバイザーからアドバイスをもらうことができます。
たくさんの求人から選びたい人
リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。
とくに好条件の優良求人が多く含まれる非公開求人の数は、業界トップクラスです。
求人の選択肢を広げたい人にも、リクルートエージェントはおすすめです。
地方へ転職をしたい人
リクルートエージェントは全国17か所に拠点があり、地方への転職にも強みがあります。
Uターン転職、Iターン転職や、地方在住者への転職サポートも可能です。
面接対策・応募書類の添削といったサポートを受けたい人
転職成功率を上げるためには、自己流の面接対策や応募書類の書き方では不十分な場合もあります。
リクルートエージェントでは応募書類の添削はもちろん、とくに面接対策に力を入れており、「面接力向上セミナー」では参加した人の99%が「大変満足」「満足」と回答しています。
転職活動は初めてではないけれど対策に不安があるといった人にも、リクルートエージェントはおすすめです。
どの転職エージェントに登録すべきか悩んでいる人
リクルートエージェントは転職を考えたら真っ先に登録するべき転職エージェントです。
どの転職エージェントにしようかと迷っている時間がもったいないです!
まずはリクルートエージェントに登録して、その他興味がある転職エージェントを徐々に増やしていくと良いです。
転職エージェントは2~3社登録しておくことをおすすめします。
リクルートエージェントをおすすめできない人の特徴
すべての転職希望者におすすめできるリクルートエージェントですが、あまりおすすめできない人もいます。
社員(正社員・契約社員・派遣社員)として働いたことがない人(職歴なしの人)
社員として働いた経験がない人でも、リクルートエージェントに登録することはできます。
しかしリクルートエージェントに寄せられる求人は、即戦力を求めるものが多いので、実務経験がない人はなかなか紹介を受けることができない可能性があります。
職歴なし・既卒フリーター転職エージェントもあるので、そちらを利用することをおすすめします。
関連記事 職歴なし向け転職エージェント
40代以上のハイクラス・エグゼクティブ層の人
リクルートエージェントの登録に年齢制限はありませんが、20~30代を中心に多くの人が登録しています。
採用に細心の配慮が必要な部長以上のハイクラス・エグゼクティブ向け求人に時間をかける余裕がないのが実情です。
しかし、リクルートエージェントの中には「ハイキャリア・グローバルコンサルティングサービス」というハイクラス・高年収領域専門の転職支援サービスがあります。
リクルートエージェントに登録した内容で、ハイキャリア向けサービスが受けられるかどうか判断されます。
もし、ハイキャリア向けサービスの提供がされれば、そのままリクルートエージェントを利用してみても良いでしょう。
他にもハイクラス・エグゼクティブ向けに特化した転職支援サービスがあるので、そちらを利用することもおすすめします。
リクルートエージェントの登録から応募までの流れ
リクルートエージェントの登録から応募までの流れについて解説します。
転職支援サービスの申し込み
リクルートエージェントの公式サイトに「転職サポートに申し込む(無料)」といったボタンがあるので、そこから応募フォームに入力していきます。
申し込みの最後に「リクナビNEXT」が提供しているスカウトサービスへの同時登録が選択できるので、転職先を広げるためにも登録しておくことをおすすめします。
登録されると、キャリアアドバイザーとの面談日程についてメールや電話で連絡が届きます。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーとの面談では何を話す?
面談する相手はあなたを担当する専任キャリアアドバイザーです。
業界・職種に精通した転職のプロであるキャリアアドバイザーと、これまでの経歴な今後の希望条件などを確認します。
具体的には、
- あなたのキャリアの棚卸し
- 転職目的、希望条件の確認
- 転職活動の進め方の確認
などを行います。
今後のサポートに大きく関わることなので、例え話しにくいことであっても正直に話すことが大切です。
求人紹介と、書類添削・面接対策
面談によって転職の方向性が明確になったら、求人の紹介が始まります。
実際に応募する前に、応募書類の添削や面接対策といったサポートを受けておきましょう。
応募・書類選考・企業面接
応募する企業が決まったら、キャリアアドバイザーに伝えます。
キャリアアドバイザーは応募書類と一緒に推薦状を書いてくれます。
面接の日程調整といった企業とのやりとりはキャリアアドバイザーが代行してくれます。
リクルートエージェントの活用ポイント
せっかく登録するならリクルートエージェントを効率よく活用し、満足度の高い転職をするためのポイントについて解説します。
事前に知っておくのと知らないのとでは転職成功にも差ができてますのでぜひ確認してください。
転職する目的を明確にしておく
なぜ、転職したいのか、キャリアアドバイザーとの面談で必ずきかれることですから、転職目的を明確にしておきましょう。
転職する目的を明確にすることによって、転職する意欲も高まります。
転職意欲が高い人には優先的に求人情報を紹介してもらえますし、採用も決まりやすいものです。
仕事内容や年収など求める条件を整理しておく
どういう仕事がしたいのか、年収はどれくらい必要なのか、通勤時間はといった、求める条件をまとめておきましょう。
キャリアアドバイザーはあなたの希望条件とマッチングした求人を紹介してくれます。
ただし条件が厳し過ぎると「利用者にあった求人がない」と紹介してもらえなくなる可能性があります。
条件には譲れるものと、絶対譲れないものと優先順位をつけておくと、選択の幅が広がります。
面談のときはすべて本音で答える
初めて会ったキャリアアドバイザーに、最初から本音で話ができるかというのは難しいかもしれません。
しかし、例え言いづらい転職理由であったとしても、包み隠さず事実を伝えるようにしましょう。
事前に質問や不安なことをまとめておくと、面談がスムーズに進みます。
また、面談時の服装は清潔感のあるものを心掛けましょう。
「自分は仕事ができる優秀な人材です」とアピールする気持ちで面談には挑みましょう。
担当キャリアアドバイザーとはこまめに連絡をとる
毎日たくさんの求人紹介メールが届いたり、キャリアアドバイザーからの連絡をわずらわしいと感じることもあるかと思います。
しかし、担当キャリアアドバイザーから連絡があった場合は、すみやかに返信するようにしましょう。
返信が遅いと転職意欲が低いとみなされ、良い求人が他の人にまわされてしまうことがあります。
応募したい企業がない場合や、求人紹介メールの頻度が高すぎる・低すぎる、求人内容が自分に合っていないように思えるといった「不満」も、担当キャリアアドバイザーに伝えるようにしましょう。
キャリアアドバイザーと良好な関係を築くことが、満足度の高い転職へとつながるのです。
良いと思った求人にはすぐ連絡する
あなたに紹介された求人は、他の人にも同時に紹介されています。
好条件の求人には応募が殺到し、紹介枠もあっという間に埋まってしまいます。
良いなと思う求人があった時は、「良いと思うけど、まだよくわからない」と迷っていることも含め、まずはキャリアアドバイザーに連絡しましょう。
応募時の推薦書を見せてもらう
履歴書や職務経歴書だけですべてを伝えるのは難しいものです。
そこで転職エージェントでは応募時に、あなたの人柄や考え方など優れた特性をまとめた推薦状を書いてくれます。
しかし、キャリアアドバイザーによっては推薦状が雑に作られてしまうことがあります。
誰にでも使いまわしができるような内容であったり、経歴がそのまま書き写されただけということもあります。
担当キャリアアドバイザーの腕次第といったところですが、事前に推薦状を確認させてもらうと安心です。
面接日程に余裕をもつ
たくさん応募するのは悪いことではないのですが、面接が連続しないようにしましょう。
面接日程に余裕がないと、企業分析などの面接対策が不十分になり、その結果落ちてしまうということになりかねません。
時間に余裕をもち、企業分析や面接対策をしっかり行った上で挑みましょう。
他の転職エージェントも併用する
せっかく登録しても、担当者と相性が合わない、自分が希望する業界・職種の求人が少ない、といったことはありえます。
他の転職エージェントと併用しておけば、より相性が合う担当者がついた方の転職エージェントを選ぶことができますし、より多くの求人情報に触れることができます。
転職エージェントを併用する際に気を付けなければらないのは、同じ求人に応募しないようにすることです。
転職エージェントの併用は特に問題はないので、それぞれの転職エージェントでどこに応募したといった情報は共有するようにしましょう。
リクルートエージェント利用前の注意点
リクルートエージェントを利用する際に、確認しておきたい注意点がいくつかあります。
リクルートエージェントには3ヶ月の利用期限がある
リクルートエージェントに登録完了した日から3ヶ月の利用期限があります。
3ヶ月で転職が決まらない場合、サポートが打ち切られてしまうのです。
逆に言えば、一般的に利用開始3ヶ月で転職が決まる人がほとんどだということです。
3ヶ月以内に紹介できる求人がない、転職が決まる可能性が低いなど、キャリアアドバイザーがこれ以上サポートできないと判断した場合、サポート打ち切りの対象となります。
希望条件に合わない求人を紹介されることもある
転職エージェントは紹介した人材が採用された時点で、その人の年収の何%かの報酬が採用企業から支払われるという仕組みになっています。
利益を上げるため、希望条件に合わない求人も「念のため」紹介してくることがあります。
その場合は希望条件に合わない、興味がないと、きっぱり断ることも必要です。
キャリアアドバイザーによってサービスの質が変わる
リクルートエージェントに限ったことではないのですが、転職エージェントは担当キャリアアドバイザーによって提供されるサービスの質が変わってきます。
どんなに優秀なキャリアアドバイザーであっても、メール対応が遅かったり、利益やノルマをあげるために希望条件に合わない求人を強引にすすめてくるといったこともありえます。
対人サービスですから、相性の合う、合わないはどうしても出てきます。
「なんかおかしいな?」と感じたら、担当者の変更を願い出るか、他の転職エージェントを利用しましょう。
担当者からの連絡は無視しない
担当キャリアアドバイザーには最低限のビジネスマナーをもって対応するようにしましょう。
いくら無料のサービスとはいえ、忙しいから、面倒だから、といって担当者からの連絡を無視してはいけません。
企業のうわべだけで選り好みをしない
企業には、有名ではないけど「いい会社」というのが存在します。
「ベンチャーだけど好条件」「給与面では妥協せざるを得ないけど、中小企業でやりたい仕事があった」など、ネームバリューだけで判断していると見落としてしまいます。
例え知らない会社であっても、紹介されたら必ず自分でも調べてみましょう。
調べてもわからなければ、キャリアアドバイザーにその企業の良いところ、おすすめするべき点など、直接質問しましょう。
転職エージェントを複数利用していることは伝える
転職活動をする上で、転職エージェントを複数併用することはもはや常識になっています。
他の転職エージェントで面接に進んだり、内定が出た時に相談できなくなるので、転職エージェントを複数利用していることは、担当キャリアアドバイザーに伝えておきましょう。
提出期限などの約束は守る
約束を守るというのも、最低限のビジネスマナーです。
応募書類の提出期限を守らなかったために、応募したかった企業に応募できなくなった、ということもありえます。
どうしても期限までに提出できない、約束を守ることが難しそうだといった場合には、すみやかに担当キャリアアドバイザーに相談するようにしましょう。
転職活動中の途中退会はタイミングに注意する
途中退会はいつでもできます。
退会したいことを、担当キャリアアドバイザーに伝えましょう。
ただし、選考がある程度進んでしまっている場合に途中退会すると「応募した求職者がいなくなる」という事態となり、転職エージェントにも企業にも迷惑をかけることになります。
退会するタイミングには注意しましょう。
リクルートエージェント徹底調査 まとめ
業界最大手であるリクルートエージェントは、すべての転職希望者が登録すべき転職エージェントです。
あらゆる業界・職種、そして年代の人の転職実績があり、手厚いサポートを受けることができます。
転職をまだ迷っている人であっても、相談にのってくれるので、まずは登録しておきましょう。